(本数の少ない系統のバス:2014年2月23日撮影)
地元において、バスに乗る機会がある。
ふと気分転換に、本数が少ない系統に乗ろうと考える。終点は同じだけれど、経由が異なる。裏道を走る。
バスの行き先表示板には、系統が出ておらず、行き先しか出ていない。
朝、夜に車庫からの出庫や戻りで、本数が少ない系統は結構ある。ただ、日中は珍しいだろう。
乗ると、他に客はいない。やはり、反対方向へ向かうイメージがあるためか。否、存在自体、知られていないのかもしれない。
日曜の午前中ということもあり、道は空いており、十分も掛からずに、目的地に着く。
歩きでは見慣れた道も、乗ったことがないバスからの車窓だと、また、異なって見える。
ちょっとした旅気分である。
そういえば、この後、都内で用事がある。
東京マラソンが行なわれており、通行出来ない道が多く、地下道を使う。普段の光景とは違う。
(第三千八百三十五段)