(現代に望まれるのは、江戸芝居でいう荒事のような人物ではないか:2014年1月12日撮影)
成人式の朝、国領の世捨て人宅へ向かう。風が冷たい。例年、この時期は雪が降ることも多い。
ところで、この日、世捨て人宅へ向かったのには理由がある。何でも、夕方、世捨て人の細君の友人が来るという。このため、掃除をする必要があり、その間、世捨て人が子供を連れ、買い物に行かなくてはならず、その付き合いをする。世捨て人は、子供とふたりで、未だ、出掛けたことはなく、買い物の手伝いをする。世捨て人は、前に抱っこをしている。
美容院の前を通ると、成人式の記念写真を女性スタッフと撮る晴着の新成人がいる。
風がスタッフのスカートを悪戯する。
道々、世捨て人と話しをする。
まず、出たのが川崎の逃走犯で、結婚していたことに驚かされる。確か、無職となっていたが、生計はどうしていたのか。
次に、JR北海道の社長の持病悪化による入院だ。原発事故時の東電の社長もそうだったけれど、高給の割りには、いざという際に入院し、全く責任を果たしていない。
(第三千七百九十二段)