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試験版:危険一神教(きけんなはなし)

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(運賃の変更を知らせるポスター:2013年12月23日撮影)


来年四月より、消費税の改悪に伴い、電車賃が変わる。切符で買うと、IC乗車券より、高く払わなければならない。
何だか、腑に落ちないIC乗車券を一円単位にするなら、それこそ、券売機を一円単位のものにした方が納得する。新しい券売機に変えるとなると、経費が掛かるからであろうが、経済を良くしたいなら、券売機メーカーを儲けさせることから始めても良いのではないか。
何れにしろ、最近の企業は、自社のことばかりで、社会的なことに目が向かず、全体を眺めていない。
特に、グローバルという言葉を耳にしてからは、己の競争主義に勝つことだけしか考えていないようだ。
よく企業の社会的貢献というものの、単に、世間の目を気にしてだけの話しだ。本当に、貢献しているかは疑わしい。
それにしても、グローバル社会と言われて以来、世では論理的思考が重宝され、それに関する書物も本屋へ行くと、結構目にする。
実学と言われる経済学や法学は、そうした思考でないと、成立しない学問だが、人はそこまで合理的でないため、しばしば、政策と現実に溝が生まれる。これが社会的ジレンマに繋がる。
一体、何故、論理的思考でなくてはならないのか、その理由は、未だ、明確にされていない。
元々、先の学問は西洋のものだから、良いか悪いかだけしか答えがないのかもしれない。
案外、こうした思考は、一神教のキリスト教が関係しているのではないか。
他者を認めない教えが、風土として存在しているに違いない。
そうした意味では、かなり危険な思考だ。
(第三千七百七十四段)
by akasakatei | 2013-12-30 19:33 | 産業 | Comments(0)
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