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映画四十九日献立表(こどもをうめなかったふたりのじょせいのじんせい)

十一月十三日、仕事帰りに新宿バルト9へ寄る。映画『四十九日のレシピ』を観るためだ。
初めはどうするか迷ったものの、ついレシピという言葉で行ってしまう。
十九時十分の回を観る予定だが、仕事後、野暮用があり、結局、着いたのは三十分前で、食事の時間がなくなる。仕方なく、映画館内のファーストフードを食べる。
セットにすると千円近くする。また、ソフトドリンクが、Rサイズとなっており、レギュラーサイズかと思っていたら、大きいサイズであった。些か、持て余す。
それにしても、何故、若者が好みそうなメニューなのか。
映画が始まる。内容的には、家族の再生を描くこともあり、年配者好みかもしれない。実際、そうした層は昼間に観るためか、空いている。
子供の出来ない女性を主人公にしたもので、夫の愛人が妊娠し、それによる主人公の将来の話しだが、結末は一応あるものの、最後に夫の顔を見るところで、終わりとなる。何だか考えさせられる。
更にいえば、亡くなった継母の人生に関し、家族が知らないところで、様々な人が見知らぬ一面に接していた場面がある。子供を産めないふたりの女性の人生が重なる。
(第三千七百三十四段)
by akasakatei | 2013-11-20 23:17 | 文芸 | Comments(0)
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