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森下裏小料理屋(もりしたのおかみ)

その後、総武線のガードを越え、銭湯を目指す。いくつかあるけれど、帰りは森下から戻ろうと思っており、そこに近い銭湯にする。
扉を開けると、番台だ。
十八時半過ぎということもあってか、空いている。浴室の絵は富士だ。
のんびり湯船に浸かろうかと思うものの、四十二度の湯で、かなり熱い。
湯上がり後、森下で夕飯を食べようと、店を探す。土曜の夜で、どこも込んでおり、結局、路地ある小料理屋にする。客は誰もいない。
女将がひとりで経営している店だ。店内には、様々なメニューが張られているが、出来るのは限られている。
日本酒を頼むと、何も頼んでいないのに、熱燗が出て来る。
焼き魚、サラダなどを頼む。女将と、暫し、世間話をする。
小腹が空いていたので、御飯を頼む。米を研ぎ始める。それに合わせ、野菜炒めを出してくれる。
気付くと、二時間ほど経過し、二十一時半を回っている。
女将は、表通りまで出て来て、見送る。その際、握手をする。
(第三千六百九十段)
by akasakatei | 2013-10-07 06:40 | 余暇 | Comments(0)
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