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新宿文化寄席朝和室(あさからのらくごかい)

新宿には八時十五分過ぎに着く。調布より先、並行ダイヤ故に、時間が掛かるようだ。
山手線に乗り換え、新大久保へ行く。
朝十時半より、大久保スポーツプラザでの落語を聴くためだ。新宿文化寄席「落語in和室」とチラシにはある。
時間があるので、朝食をファミリーレストランで済ましてから、会場へ向かう。それにしても、周囲は韓国系の店ばかりで、朝食を食べるのに、些か店を探す。
会場は、駅から歩いて十分くらいの場所だ。この日、出演する噺家は、A太郎さん、今いちさんだ。
月曜の午前中だというのに、年配者を中心に二十人弱が来ている。意外と来ている。値段が手頃だからと思われる。
この落語会は、公益財団法人が企画しているためか、入場券の代わりに、領収書を手渡される。
まず、前座の今いちさんが新作落語、次に、二つ目のA太郎さんが『文七元結』をする。
A太郎さんが、高座に上がった際、一番前の真ん中で、足を開き、腕を組んでいたら、噺家より「殺されそうな怖いお兄さん」と言われてしまう。
落語二席でお開きとなる。
新大久保より八重洲へ移動する。
久し振りに、行き付けの鮨屋へ顔を出す。主人と話しながら、杯を傾けていると、先日、店を辞めた若い衆が顔を見せる。挨拶を交わす。
店を出、これもよく行く和菓子屋へ行き、菓子選びを楽しむ。もう秋だが、暑いこともあり、水羊羹を選んでしまう。
(第三千六百六十三段)
by akasakatei | 2013-09-10 18:42 | 文芸 | Comments(0)
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