(写真は郊外の盆踊り:2013年7月20日撮影)
盆踊りが、あちこちで行なわれている。郊外では、駅前広場が使われている。
最近、マンションが多くなった郊外の駅で、先日、下車する機会があった。丁度、盆踊りで、中学生以下の子供で賑わっている。駅前ということもあり、普通に歩くのも難しく、駅利用者にとっては迷惑だ。
更にいえば、クイズをしており、特撮番組関係から出題していた。違和感を覚える。
本来、盆踊りとは、先祖の霊を慰めるためではなかったか。
新しい住民を地域へ溶け込ませ、活性化を考えているのだろう。この傾向は、郊外だけの話しではなく、このところ、都内への回帰が目立つ地域でも同様だ。
地域の伝統や文化が軽視されている。
地域で思い出したが、子供の頃、跡が好きだった。学校跡、バスの車庫跡、池の跡などだ。
過去の形跡を探ろうとした。
新しい住民にとっては、どうでも良いことかもしれないものの、こうしたことが地域への関心の第一歩だろう。
(第三千六百十七段)