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加害者意識(ひがいしゃへのいしきがない)

車内でのことだ。
夕方、ローラースルーゴーゴーを持ち込んだオジサンがいる。自転車扱いかどうか知らないものの、満員電車だと、迷惑だなと思う。
同じ電車に、幼児らしき男の子を連れた母親がいた。男児は、時々、奇声を発する。母親は、公共の場を教えるべきだ。見れば、乳母車を畳んでいない。
迷惑といえば、朝のラッシュ時におけるホームでは、貧血のため、周囲を気にすることなく、座り込む人がよくいる。
先日は、丁度、電車がホームに停車し、車内で立った位置が、そうした人の前で、小間物屋を広げるのを見てしまった。若い女性だ。
更に運が悪いことに、踏切に車が進入したということで、非常ボタンが押され、列車が何分も停車し、一部始終を眺める始末だ。
何故、体調が悪いのに、列車に乗るのか。
同時に、車の無謀な運転は、どうにかならないのか。
考えると、日常生活でも条例があっても、煙草を吸い、吸い殻をポイ捨てする輩が多いのだから、この種の悪者は減らないに違いない。
それにしても、自分のことのみを考え、他人への迷惑を考えない者ばかりになり、暮らし難くなった。科学技術の進歩もそれに加担している。スマホやキャリーバッグなど、持っている人の使い方次第では、どこで事故に遭っても不思議ではない。問題は、加害者に己が迷惑となっている意識が欠如していることだ。鈍感さが腹立たしい。
(第三千六百七段)
by akasakatei | 2013-07-16 20:42 | 社会心理 | Comments(0)
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