小田急バスに乗った際、磁気式の一日乗車券がなくなるとの広告を目にする。
最近、こうしたバス会社が目立つ。
理由は、IC乗車券の普及とのことだ。今後は、IC乗車券に記憶させることになる。
一見、便利になったと思われるものの、実際には逆だ。
というのも、磁気式の一日乗車券を発行していないふたつ以上のバス会社を利用することが出来ないからだ。
そうした場合は、どうするのか。
利用者無視も甚だしい。
別の日、大手スーパーのサービスカウンターを利用する。
カウンターに誰もいない。
見たところ、隣の特売レジに行列が出来、そちらにスタッフが出てしまっている。
こうなると、サービスカウンターのサービスとは何を意味するのか、と思う。
社会的ジレンマンに気付かない企業が多過ぎる。
(第三千四百八十六段)