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汚詫怪件衆(あくしゅうのいずみ)

 前に北海道最大の鉄道会社におけるその実態について記した。その後、どうなっているかは訪れていないので知らない。ただ、先にも書いた事務機の新卒営業マン、別名、鳩ヶ谷のランナーによれば、その会社の面接試験を受けた時に、面接官から「このような儲からない会社に就職して何をするの」と訊かれたという。そして、その後に愚痴が続いたらしい。
 圧迫面接といえばそれまでだけれど、やる気をなくさせる会社である。こうした結果が、あの接客なのだろう。大事なことを忘れている。
 新聞をみれば、社長が頭を下げている会社の何と多いことか。それらの多くは企業の論理を優先させたために失敗している。他社を見て気付かないのか。
 最近では、三菱の自動車関係の記事が目立つ。叩けば叩くほど、埃が出てくる感じである。怒りよりも呆れてしまう。
 ここまで人命を軽視したのはどうしてか。一歩間違えれば、自動車が人殺しの道具になることを知らなかったのか。労働の意味を問い直すべきである。金儲けばかりが、それではない。社会参加の視点はどこにいったのか。
 何はともあれ、ここまできた以上は膿を全て出す必要がある。今後の動向が注目される。
(第二百七十七段)
by akasakatei | 2004-06-03 19:38 | 産業 | Comments(0)
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