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木枝猿開国(きのえさるてつどうかいぎょう)

 二月一日、横浜高速鉄道みなとみらい21線の横浜から元町・中華街の四・一キロが開業した。早速、佐貫の酒仙と足を運ぶことにする。
 武蔵小杉に十時に待ち合わせる。ここも営団南北線が乗り入れたことによりその顔を大幅に変えたが、最近の東急東横線はあちこちで工事が目立つ。将来的には、営団十三号線が渋谷から乗り入れるので、更に違う顔を見せることになりそうである。
 酒仙と特急に揺られていると停車駅が少ないこともあり、気付いた時には東白楽からの地下化されたばかりの区間にいる。
 東横線で横浜に向かうのは何年振りであろうか。生活文化圏が異なるので仕方がない面があるが、イメージ的には遠い感じである。これは新幹線の影響があるに違いない。横浜は東京の次の停車駅である。
 新区間は地下線であり、風景が眺められないのは残念だが、それでも各駅では、写真を撮っている連中がおり、初乗りを楽しむグループも見掛ける。こうした風景に最近ではよく出会う。何はともあれ、寂しい開業風景よりは良い。
 電車は途中通過駅があるものの、先行電車が遅れているのか、地下線だからか、ホームを通過する時はかなり速度を落とす。これが毎日続くようだと、利用者は嫌気が差すであろう。
 十一時前、終点の元町・中華街に着く。この後は中華街を歩く予定である。同行の酒仙はもう舌舐めずりをしている。
(第百八十四段)
by akasakatei | 2004-02-04 15:17 | 余暇 | Comments(0)
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