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世維詩遊務常滑(ついおくきこうとこなめ)

 翌十八日、金山六時二分着。名古屋で名鉄に乗り換える予定であったが、手前の金山から名鉄を利用することにする。この方が、名古屋で乗り換えるよりも多少時間の節約になるからである。常滑は金山からの方が近い。
 名鉄は中京地区に路線を巡らしているが、多くの電車が名古屋を経由するようにダイヤを組んでいることもあり、乗り慣れていない者にとっては分かり難い。
 今回も常滑まで行く予定であるが、駅に設置されている電車案内表示機だけでは心許なかったこともあり駅員に訊ねる。
 すぐに発車する電車で、途中の太田川で乗り換えるよう教えられる。用を足したかったものの、その時間もなく、すぐに入線してきた電車に乗る。
 ところで、わざわざ常滑に向かうのは、この四日に、昨年一月より運休していた榎戸から先の常滑までが高架化として開業したからである。普通、高架化工事で長期運休することはないのだが、建設中の中部国際空港へのアクセス線となるためである。
 太田川から常滑への電車は二両編成である。名古屋方面とは反対に向かうため、ひとつの車輌にふたりほどしかいない。土曜日ということもあるだろう。今の印象が近い将来変貌するのは間違いないだろう。
(第百五十二段)
by akasakatei | 2003-10-25 14:42 | 余暇 | Comments(0)
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