世の中、危機管理に関し、どのくらいの企業が考えているか。
失敗するな、と言っても、人は失敗する。
それを責められるか。
大切なのは、そうした際、どう対処するかだ。
意外に、これを考えていない企業も多い。中小企業で目立つ。国領の世捨て人が働いている夜勤もそうしたひとつだ。
運転手のひとりは、急かされていることもあり、当て逃げをし、免許停止となったという。
こうした状態だから、ノロウイルスに罹った現場の人間が出勤して来るらしい。
流石に、これにより何かあった場合、大変なことになるから、追い返されたようだ。
先日、国領の世捨て人に会うと、年末の忙しさも加わって、心身共に、疲れ切っており、いつ自由人になってもおかしくなかった。
尚、世捨て人の細君は、身体を心配し、早々に、退職して貰いたい様子である。
尤も、次が決まっていないにも関わらず、暫くは休養し、体調を元に戻して欲しいとのことである。
(第三千四百一段)