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消費者愚像(おろかなたみよりみらいへ)

先の続きである。トイレの件は、発想に溺れ、利用者視点を忘れている。
この利用者視点もまた、企業に利用され易い。
先日の日本シリーズにおいて、読売が勝った。
これに便乗し、セールを行なう店の何と多いことか。地域や資本などで関係があるなら、納得する面もある。それが、何の関係もない店でも行なわれており、その節操のなさには呆れる外ない。何かと理由を付け、飲みたがる酒飲みと変わらない。
企業側は、購買心理を刺激したというけれども、単純に、利用者の方も安ければ良いのかと思う。無知を利用されているとしか思えない。安いことだけが、本当に良いのかと疑問を思わぬこと自体が問題である。
 生活に追われているといえば、それまでだけれど、そこには愚かな消費者像しか見えて来ない。
 結果、それが迷走している我が国に繋がる。
 現在しか視線に入らず、未来を考えていない。
 後世、愚かな時代と言われる所以だ。
(第三千三百五十六段)
by akasakatei | 2012-11-07 08:53 | 産業 | Comments(0)
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