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企業人道大問題(きぎょうのまちがい)

某夕刊紙によると、リストラを理由とする自殺が増えているとのことだ。
当然だろう。
企業側は、割増金を払うので、何も問題がなかったというものの、人間の心理とは金で割り切れるほど単純なものではない。責任者が責任を果たさず、そのまま居残り、ただ、部下に責任を押し付けている点で問題だ。
更にいえば、企業に迫られ納得して退職する者は少ない。迫って来る言葉は、自らを繕う上辺だけのもので、空々しい。これらを言われた者にとって、それはかなりの負担となる。
そうした点も分からず、経営しているのだから呆れる。
経営者は誰もが法的に問題はないと口を揃えるけれど、法は一般的に間違っていることが多く、人道的な問題は発生する。
法が間違っているとは、その立場の人間に公平性がなく、大体において、お上や富裕層に優しく出来ているためだ。本来は弱者を同じ立場で論じさせるものなのに、今や笊状態だ。その一例が労働法か。
(第三千二百九十三段)
by akasakatei | 2012-09-05 09:16 | 産業 | Comments(0)
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