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疲労増光景(つかれがますりゆう)

 昼時の郊外電車に乗ったところ、隣りに座った女子大生が、手にした菓子箱よりエクレアを取り出し、食べ始める。
 前に座った二十代半ばくらいの女性は、鞄からお握りを出し、口に運び始める。
 ここは公共の場のはずだ。
 電車に乗っていると、自らの常識がおかしくなったのかと思う場面に遭遇することが、このところ続く。
 別の日、中学一年くらいの着飾った女子数名が前に座った。
 そのうちのひとりが、鞄から市販されている胃薬の錠剤の瓶を出す。
 十年以上前、栄養ドリンクを飲む中学受験する小学生にも驚かされた。それに似たものがある。
 後日、駅構内を歩いていると、連休のためか、小さい子供を連れた夫婦が多い。
 乳幼児は、周囲を気にせず、歩く。突然、前方に出て来られると、ぶつかりそうになり危険だ。親ももっと注意をすべきだ。
 先に触れた映画館では、子供が目立ち、それだけで疲れを覚えた。
(第三千百八十七段)
by akasakatei | 2012-05-22 10:41 | 社会心理 | Comments(0)
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