最寄り駅まで行くと、警官が多い。
若者の自転車を軒並み確認している。盗難か。
こうした光景を見ると、若者に対し、警官を相手に、それこそ、冗談を楽しめと言いたくなる。
多くの若者は、笑顔で接している。
この時の笑顔は何を指すか。
笑顔を考えた場合、本当のそれが出る場面は限られているに違いない。
先日、仕事場の亡くなった創業者の友人と飲む機会があった。
その際、ディスカウントと専門店の話しとなる。
本人は、商店が良いというものの、床屋はディスカウトとのことだ。
十分千円でも、技術的には良いという。無駄話しがないのも良いとのことだ。
後日、よく足を運ぶ地元の飲食店へ行く。
ここの店主に、その種の話しをすると、「我が店は良い素材を楽しむ店としています。」とのことだ。
こうして見ると、やはり、選択と集中か。
思い返すと、笑顔が出るのは、個人的には美味い物が口に入った瞬間である。
それ以外は作り笑いか。
(第三千百七十一段)