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故森田監督遺作(ぼくたちきゅうこうをみて)

三月二十四日、雨の池上本門寺付近を学生時代の友人らと歩く。付近には馬込文士村があるものの、流石に、この天候だと、歩くのが辛い。天気予報では、昼頃には晴れるという予報だった。外れたみたいだ。
西馬込で待ち合わせたけれど、寺からすると、ここは裏門となる。
地下鉄の検車区を越え、境内を目指す。彼岸を過ぎたばかりだからか、墓は掃除されている。
力道山の墓を見た後、正門より池上駅前の参道を抜け、近くで杯を交わす。
丁度、この日は映画『僕達急行 A列車で行こう』の公開で、散会後、有楽町へ出る。佐貫の酒仙も鉄道がテーマの映画だからと同行する。
丸の内TOEIでチケットを入手し、待ち時間があったので、銀座の銭湯で汗を流す。五時過ぎということもあり、結構、来ている。平日なら、これから出勤の飲食店の人を思うが、土曜だとどうなのだろうか。
入浴後、いつもの喫茶店でコーヒーを楽しむ。その際、この店のオーナー夫人である「ウルトラシリーズ」に出ていた女性隊員がおり、つい役柄名で声を掛ける。にこやかに対応してくれる。
映画館で佐貫の酒仙と落ち合う。
席に座り、客席内を見回すと、空席が目立つ。主演俳優は、酒仙によると、若者に人気らしい。新宿や渋谷に行く人が多いのか。
この作品は、監督である故森田芳光氏の遺作である。個人的には、鉄道がテーマだから、観る気になった。内容はどういうものか知らなかった。
観た感じだと、鉄道が画面に頻繁に登場し、旅へ出たくなる。更に、多少鉄道に詳しい人だと、共感する箇所もある。また、人との縁が前面に出ていた。
(第三千百六十段)
by akasakatei | 2012-04-25 23:13 | 文芸 | Comments(0)
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