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専門店門外(せんもんりょうりてんでのちゅうもん)

国領の世捨て人の話しで思い出したのが、駅近くのラーメン屋だ。行列の出来る個人経営の店だ。その隣りにチェーンのラーメン屋が出来、開店以来、客の流れが変わった。
値段や量、味、スタッフなどで、客は決めるが果たしてどうか。
チェーン店のこうした手法を使った儲け主義は肌に合わない。
儲け主義といえば、吉本の社長の引退したタレントの復帰への希望発言だ。何を考えているのか。だから、笑いについても、代々、江戸より住んでいる者に受け入れられない。
この種を喜ぶのは、それこそ、似非都会人だ。
ところで、最近、干物の類を口にしていない。会社近くの店でも、意外と昼に見掛けない。
そうした中、一夜干しを出す個人経営の店が路地裏にあり、何回か行ったことがある。
久し振りに入ると、改装され、メニューも増え、込んでいる。驚いたことに、女将までいる。
改めて、メニューを見ると、これまで千円の二種類の定食しかなかったのが、五種類くらいになり、値段も七百円からと手頃になっている。
ほとんどの人は豚汁定食を頼んでいる。
ここは魚をメインとした店で、肉を頼むのはどうかと思うけれど、気にしない人がほとんどのようだ。
メニューの工夫など、大体の飲食店では行なわれているものの、それにより客層が変わり、足を向けなくなることもある。店側としては、難しいところか。
(第三千八十段)
by akasakatei | 2012-02-05 21:11 | 社会心理 | Comments(0)
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