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下駄電過日(げたででんしゃにのれない)

 先日、新馬場で買った下駄を大晦日に下ろす。
 地元を歩く。
分かったのは、下駄は木で出来ているから、コンクリートには弱いということだ。知らぬ間に、早くも、下駄の先が欠ける。
手摺りのない階段の上がり下りでは、結構、滑る。滑る場所は、他にも、スーパーがある。
スーパーで音を鳴らして歩いていると、前を歩いていたオバサンが振り返る。
正月に備え、純米酒を買う。
正直、滑った場合、酒コーナーの瓶を引っ繰り返しそうだ。
下駄で歩くのは、幼児以来か。
よく芝居で、役者が粋に歩いて登場するけれど、それとはほど遠い。
歩く機会を見付け、慣れるしかないだろう。
電車に乗ること自体、想像も出来ない。
 ゲタ電と言われた通勤電車も、今や、いつの時代かという感じである。当時は木の床であった。
(第三千六十六段)
by akasakatei | 2012-01-22 11:54 | 余暇 | Comments(0)
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