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情報社会闇(たいおうひとつまちがうと)

最近、朝の車内において、よく見る光景は、寄り掛かられた人が、寄り掛かった人に対する怒りの姿だ。
以前にも、寝ている人が隣の人に寄り掛かって、怒られた話しを書いた。先日も同様のことがあった。
また、立っている人でも、列車の揺れで後ろの人にぶつかり、言い争いになっていることが多々ある。
大体において、寝ている場合は意識がはっきりしていないこともあり、一方的に言われるだけだ。双方、立っている場合は険悪な雰囲気が漂う。
正直、こうした光景を見ると、つい襟に社章が付いている時は、どこの会社かと確認する。
本人は、匿名と思っているのかもしれないものの、実際には、第三者により、ネットで取り上げられている可能性もあるに違いない。
この間、電車に乗った時に見たのは、車内で倒れた若い男性を駅員に連絡し、ホームに降ろした人が、その男性に文句を言われていた。この男性は色黒で、無精髭、髪が鳥の巣状態であった。黒のスーツを着ており、堅気には見えない。単に、飲み過ぎで倒れたらしく、親切な人に対し、携帯電話で写真を写していた。ネットに出すつもりだろう。尚、親切な人は、如何にもボランティアをやっているという雰囲気の若い眼鏡の男性であった。
それにしても、最近では、いつネットに書かれるか分からない。特に、小売業の現場スタッフやメーカーでもお客様担当は、対応をひとつ間違うと、企業の存亡に関わる。そうした意味では、小売業の現場は非正規社員が目立つけれど、極めて重要な立場といえる。産業分野別の賃金を見ると、かなり低く、割りに合うとはいえない。
(第二千九百九十二段)
by akasakatei | 2011-11-09 21:45 | 社会心理 | Comments(0)
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