先日、会った学生時代の友人らは子持ちである。
その際、子供が保育園へ持って行く時の弁当の話しになった。
それによると、中身はキャラクターに見立てたものらしい。同じ見立てでも、日の丸弁当だと、馬鹿にされるという。
親は子供が喜びそうな物が良いと思っているに違いない。
某アニメ雑誌でも、キャラクターの弁当についての連載があるから、忙しい時間帯に作る人も多いのだろう。
とはいえ、毎日、中身を変え、そこまで作れる人がどのくらいいるのか。
弁当で重要なのは、まず、長時間持ち、次に空腹を満たし、更に栄養バランスか。
こうなると、昔からのお握りや味付けは道理に適っている。見掛けは派手でなくとも、添加物の入っている弁当を買うよりも未だ良い。
また、手作り弁当でも注意が必要なのは、よく見られる揚げ物などの冷凍食品ではないか。
どのような物を使っているかが分からない。
(第二千九百七十五段)