人気ブログランキング | 話題のタグを見る

車内珍妙人(しゃないにおけるひとびと)

毎朝、電車に乗っていると、様々な人を見掛ける。
以前、ラッシュ時における折り畳まない乳母車やキャリーバッグは迷惑だと触れた。
にも関わらず、今朝、乗っていた二十代後半の女性は、乳母車と同じ大きさのペットカートに小型犬三匹を乗せていた。最初、乳母車と思っていたが、顔を出させていたので、犬と分かった。
犬はそれより床へ下りようとさえしており、乗客に危害を加えたらどうするのか。
飼い主が非常識なのは当然として、ここで疑問なのが鉄道会社だ。本来なら、動物はケースに入れた上、切符も必要なはずである。
駅員はどう対処したのか。
有人駅で乗車したとすれば、犬の切符を販売した上で、乗車を認めたのだろう。顔を出させるとは考えていなかったに違いない。また、買わなかったならば、乳母車として見逃したともいえる。とはいえ、ラッシュ時なら、折り畳むのが普通で、注意をする必要もある。更に、地元を走る鉄道会社は早朝無人化の駅もあり、そうした場合など、買わなかった可能性が高い。こうなると、安全面の配慮を欠いていることになる。
安全面といえば、キャリーバッグだ。この日も扱い方を知らぬ中高年者らが、ラッシュ時にいた。立錐の余地もない場所で、犬の散歩をするように歩かれると、周囲を巻き込むことになる。当事者は、己が甚だしく迷惑になっていることを自覚し、加害者になるかもしれないことを認識すべきだ。
尚、同じ車内で、別の男性は、節電の影響で消灯されていたため、ペンライトを照らして、新聞を読んでいた。疲れるのではないかと思う。
(第二千九百七十段)
by akasakatei | 2011-10-18 23:04 | 社会心理 | Comments(0)
<< 子育男映画(えいがうさぎどろっぷ) 客商売基本(きゃくしょうばいの... >>