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日本堤散策(さんやよしわらあるき)

川を越えると、平賀源内の墓という表示が見える。獄死した記憶がある。ただ、墓がどこかとは書いていない。
木造家屋が残る一角を見付け、横道に入る。
更に、回ると、平賀源内の墓が残る箇所へ出る。熟さなかった柿が転がる。どう考えても、先ほどの案内は不親切だ。
そのまま真っ直ぐ進むと、路上で暮らす人々が増える。山谷だ。簡易宿泊所には満室とある。
アーケードのいろは会を歩く。店の多くは、日曜だからか、シャッターが閉まっている。
開いている何軒かの飲み屋は、人生の諸先輩方で込んでいる。修行不足の若輩が同席するとどうなるのだろうか。
更に行くと、吉原だ。呼び込みのスタッフが声掛けする。
タクシーも行き交う。
ここでは、派手目の若い女性が歩いていると、つい店で働いている娘かと思う。
店の案内をする喫茶店もいくつかある。
今回も吉原雀である。三ノ輪へ向かう。大関横丁は買い物客で賑わう。
(第二千九百六十六段)
by akasakatei | 2011-10-14 20:08 | 余暇 | Comments(0)
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