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震災雰囲気(しんさいのしんり)

ACのCMにより、故金子みすず氏の詩が人気だという。ネットでは、一部分を変えたものが流れている。内容は政府や東電が結果を出していないことに対する皮肉だ。
それにしても、ネットでの政府や東電への批判は凄い。メディアでは、何故か聞かれない。現実の世界で批判がないのは、広告の関係だろう。
これが庶民にとっては不満で、不安となる。
政府の言うことを今や誰も信じない。
買い溜めに関しても、心理的に同様のことが働いた可能性はある。また、目の前に物がなかったから、買い溜めしただけで、これは社会的ジレンマだ。
更に、気になったのが、被災者のことを考えれば、という人が多いことである。これは、ACのCMにもあった。
かつての「戦地での兵隊さん」を思い出す。
そうした中、一番不思議だったのが、今回、そこに住んでいるのが悪い、などと言う自己責任論に傾くはずの新自由主義者より発言がなかったことだ。
尤も、内心では、どう思っていたかは分からないが。
(第二千八百段)
by akasakatei | 2011-05-01 21:08 | 社会心理 | Comments(0)
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