人気ブログランキング | 話題のタグを見る

都内買物客(ぎんざにあつまるもの)

師走の神田より銀座まで歩く。
土曜の早朝ということもあり、人通りは少ない。神田から日本橋まで、数ヶ月前にも訪ねたけれど、今回は、山手線の外側である。それも通りを一本渡った辺りである。今川橋跡では、橋だった場所が、若干他より高くなっていることを知る。反対側はそうでもなかった。
日本橋が近付くと、再開発が目に付く。
先頃、出来たビルは、ここだったのかと思う。
この付近より、埋め立てられた楓川沿いに歩こうかと思い、更に、高速道路方面へ向かう。
海運橋があり、この先、千代田橋、新場橋と続く。
楓川を意識したのか、江戸・もみじ通というのがあり、街路樹は、いろはもみじだ。
それほど木は高くなく、紅葉もあまりしていない。このためか、侘びしく感じる。
八重洲、宝町と過ぎ、銀座に入った途端、急に、人が増える。着ている物も高そうだ。特に、デパートの開店を待っている人はどうか。トイレに行きたくなったので、一緒に待ちながら、観察する。
開店とともに、トイレを目指す。
用を足し、折角、入ったので、中を一巡する。
デパートを出ると、近くに古い文具屋がある。
十時半が開店だから、未だ買うことは出来ないものの、数分前に店を開け、店頭で茶を振る舞う。これはジャスミン茶だ。
茶を飲んでいる間に、開店時間となる。和の小物を揃えた階へ行く。
ここは外人が目立つ。
気になったものがあり、レジに並ぶと待っているのはひとりだけだ。とはいえ、贈り物として包装して貰っているからか、店員の「大変お待たせしました。」の声を聞いたのは五分以上してからだ。
(第二千六百六十一段)
by akasakatei | 2010-12-13 23:04 | 余暇 | Comments(0)
<< 師走文楽最前列(にんぎょうとの... 図々女(げんだいじょせいのこうどう) >>