人気ブログランキング | 話題のタグを見る

浅草天婦羅(てんぷらはあついままに)

この日は、舟遊びの他に、天麩羅を楽しむことも目的としている。
入った店は、観光者の訪れる店で、胡麻油を使った衣であった。
値段の関係もあり、三人でひと皿を頼む。このため、スタッフのオバチャンに何度も念を押される。
頼んだ旬の天麩羅は、夏らしいものが盛り付けされている。それで御飯を味わった後、早々に退散する。値段のこともあるけれど、飲むには適さない。
天婦羅屋は、出て来たものをすぐに食べないと美味しくない。酒を飲むのは、待っている間だけだろう。このため、長居は難しい。食べるためと考える必要がある。
これは鰻や鮨、そして蕎麦にもいえる。話しをし、そのままにしておくのは感心しない。最近、これを忘れている連中をよく目にする。
改めて入ったのは、鰯を自慢とする居酒屋である。三時過ぎだったので、客はほとんどいない。昼酒の良いところである。
 まず、鰯を中心に注文する。
 自慢するだけあり、悪くはない。とはいえ、天婦羅が先に入っているので、それほど食べられるわけでもない。
(第二千五百二十五段)
by akasakatei | 2010-07-30 19:47 | 余暇 | Comments(0)
<< 百貨店内部(かんこうばあるき) 蕎麦屋品書(いきたいそばや) >>