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地元桜(しないはなみ)

 珍しく地元で飲んだ金曜、店のスタッフと話していて、地元にはあちこちに桜があるとの話題になる。
 翌日、早速、市内を歩いてみる。
まず、頭に浮かぶのは、電力研究所である。そこの桜が、見頃の土曜となると一般公開されるので、足を向けてみた。
 やはり、敷地内ということで、宴会をしている者はいない。幼児連れの親子が中心である。
 敷地内は、休みなので、車の心配もなく、子供が走り回っている。
 場違いな感もあり、早々に退散し、多摩川方面に出てみる。
 そういえば、かつて、多摩川付近には景勝地があったという。そこには六郷用水の採り入れ口があり、料亭もあったと聞く。跡地に記念碑が出来たらしい。
 駅方面より川までの通りは、桜並木となっている。車の往来も激しく、眺めている人もいない。
 往来の少ない早朝に眺めるのが良いのかもしれない。
 川が近付くに従い、人の姿も増える。
 桜が川沿いにも何本か続く。
(第二千四百十四段)
by akasakatei | 2010-04-10 14:04 | 余暇 | Comments(0)
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