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隅田川桜餅(みやこどり)

 秋葉原より亀戸へ出、東武亀戸線経由により曳舟へ向かう。地下鉄で浅草から行っても良いけれど、結局は安いルートにする。
 曳舟は、比較的訪れることの多い町である。
 というのも、鳩の街や故滝田ゆう氏が関係しているからである。それに京島へ行く場合もここを利用する。思えば、あまり江戸関係で来たことはない。
 今回は珍しく、江戸関係である。友人らと江戸より人気のある長命寺の桜餅を求めるためである。
 ここの桜餅は何回か食したことはある。とはいっても、はとバスツアーのお土産や知人に貰って食べたくらいで、自ら、店を訪ねることはなかった。
 駅より、かつての面影が残る路地をそぞろ歩く。途中、一度だけ入ったことのある料亭の前を通り過ぎる。
 ここまで来ると、店は近い。
 丁度、時期なので、店は込んでいる。
 桜餅を片手に隅田川沿いを進む。かつてと比べ、青いテントは減った。
 これを見て、不景気が減ったと考えるか、それとも、亡くなったと思うか。
 波に漂う都鳥はそれを知っているだろう。
(第二千四百一段)
by akasakatei | 2010-03-28 06:45 | 余暇 | Comments(0)
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