新型インフルエンザの感染者が、ある日を境にかなり増えた。
特に、若者で目立ち、学校も休校になった。
ここで疑問なのは、暇だからといって、外に出る者である。休校の意味を知っているのか。
自らが感染しており、移す可能性も否定出来ない。
親は何も言わないのか。仮に、そうならば常識がなさ過ぎる。
また、この時期に海外でのイベントを体験することが重要だからとの理由で、修学旅行や研修を実行した学校の社会的無責任さは如何なものか。
海外信奉者は、こうした態度に好意的なものの、日本を知らずに海外へ行っても比較することには繋がらない。
国内の良さを知る必要が先だろう。
これについては、以前にも触れた。
ところで、今回の問題で不思議なのは、国民の多くが国へ対策を求めたことである。
ついこの間までの小さな政府論はどうしたのか、との皮肉も言いたくなる。
その論調によれば、国は必要なかったのではないか。
(第二千百一段)