某国の企業における税金を使っての援助を受けながら、一方で、幹部に対し、高給を支払っているのは、誰が考えてもおかしな話しだろう。
受け取る方も当然と思っているところに、その問題がある。
何でも、問題の処理をするのに、そのような連中の知識が必要とのためという。
だけれど、元々は、そうした連中が、利益のみを上げるために、問題を起こさなければ、起きなかったことである。
極めて強欲といえる。
それにしても、世の中、強欲な連中ばかりが増えたものである。そもそも、価値観が経済力だけなのが良くない。
我が国にしても、未だ、一等国であろうと考えている節がある。
新自由主義が崩壊しているにも関わらず、グローバル社会で勝ち抜くことばかりを主張する財界人が目立つ。
視点を変え、何故、二等国では駄目なのか、と考えるべきである。
他人と比べるから不幸が始まる。
無理をして背伸びをする理由がない。
(第二千三十二段)