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年始暴言者(しょうがつぼけしどうしゃ)

 総務政務官の発言には、呆れさせられた。例の「派遣村」関係である。
何を見ているのだろうか。節穴としか言いようがない。
同様のことは、諸経済団体の代表者らにもいえる。
食、住にも困っている人がいるのに、血色は良く、この年末年始にどう過ごしたかは明白である。到底、自らの経営失敗の結果、寒空に放り出された人がいるとは思っていないに違いない。思っているならば、事前に話しがなかったというだけで、文書の受け取りを拒否することはないはずである。他人に対する暖かみはなく、人との付き合いは、己にとって、損か得かだけに違いない。
また、派遣について規制が掛かることを警戒しているようだけれど、規制緩和を行なったから、戦前同様の状態になったのである。
規制が強まると、企業は人を雇わなくなると主張するものの、果たしてそうか。その分、消費が増え、少子化にも歯止めが掛かるかもしれない、と何故発想しないのか。
何れにしろ、政財界人が、このような考えでいると、寝首を掻かれる可能性も否定は出来ない。
(第千九百九十二段)
by akasakatei | 2009-02-12 21:10 | 産業 | Comments(0)
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