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新春国立名人会(しょうがつよせ)

 一月二日、国立演芸場での三時半からの新春国立名人会に足を運ぶ。
主任は米丸師匠である。
考えてみれば、正月三が日に落語を聴くのは初めてである。
これは込んでいるからである。実際、このチケットを取るのにも苦労した。
電話を掛けること二時間、何とか一枚を入手した。席は後ろの方である。
そこまでして、何故、行く気になったか。
この日は二月中席の窓口発売開始、また、近くにある産土神への初詣などの外、出演者の顔触れによる。
主任を含め、可楽、楽太郎、彦いちらの各師匠を聴いたことはない。
場内は華やかである。後ろの席からだと全体が見渡せる。演芸場におけるここでの席に座ったことはない。
ただ、そうした中、笑いが多かったのは鯉昇師匠だった。聴き慣れた『時そば』だけれど、個性的に高座へ掛けていた。
(第千九百八十七段)
by akasakatei | 2009-02-07 21:01 | 文芸 | Comments(0)
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