五十路大病(いそじとなり)

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(道を歩いていても:2019年2月22日撮影)

夜中、頭痛で起きる。
鼻詰まりがしている。かなり苦しい。
前夜も目覚めた。
ただ、頭痛はなかった。
口で息をしたのか、喉が痛んだ。
最近、一度起きると、なかなか寝られぬ日が続く。
どういう理由か、この日は、頭痛が起き、朝になっても治まらな

い。

そういえば、昨晩は、癪があった。
脳に酸素が行っていないのか。
医師の門を叩くべきか。
幸い、この日、仕事は休みだ。様子を見る。
床屋、古本屋を巡るも、なかなか良くならない。
こうしたことは初めてだ。
どうしたのだろう。

 帰路、地元のよく喫茶店で昼食とする。

 食べて暫し、漸く、人心地が付く。

(第五千六百七十四段)

 


# by akasakatei | 2019-03-14 12:44 | 社会心理 | Comments(0)

過酷労働今(にじゅうよじかんのはたらき)

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(今の町では:2019年2月17日撮影)


 コンビニの二十四時間営業に関し、オーナーらが人手不足で、出来ないとし、それに対し、本部は違約金を持ち出したとのことだ。

 正直、夜中に利用する人がどのくらいいるのか。

 都市では、意外と、真夜中に仕事をしている人も結構いる。地方ではどうか。

 その夜勤も本当に必要なものなのか。

 というのも、夜勤に関しては、法では割増賃金となっているものの、中には、支払っていない会社も多い。

 こうなると、人手も集まらないに違いない。

 一般的に、都市では、IT関係などに夜勤のイメージがある。

 ただ、これ以外にも、飲食店の関係で、生鮮の卸でも夜勤はある。他に、弁当屋も動いている。

 何れにしろ、健康にはほど遠い仕事だ。

 頑張り過ぎては、元も子もない。

 それにしても、子供の頃は、二十一世紀になり、世は進むのかと思っていたけれど、実際には、二十世紀の延長だ。

 否、逆になったことも目立つ。

(第五千六百七十三段)


# by akasakatei | 2019-03-13 06:54 | 社会心理 | Comments(0)

再戦前時代(せんごのあとに)

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(国崩しが権力を持つと:2019年2月21日撮影)

それにしても、二十一世紀にもなって、国の土台を揺るがすことが起きるとは、誰も考えていなかったに違いない。
 ただ、現首相は、戦後レジーム云々とした時点で、目指すのは、ある意味、戦前だったと予測することは出来た。
 実際、そうした政策が行なわれている。
 役所は権力者の顔色を伺い、財界は、己の財布を暖めることしか考えていない。
 庶民を苦しめる政治に、悪知恵を吹き込んだ取り巻きにいる御用学者らに、罪の意識はないのか。
 察するに、今後は、庶民が無力感に打ち拉がれている間に、気付けば、全体主義へと変わっているはずだ。
 平成という時代は、民主主義が崩壊し、戦前へ回帰した時代と後世に伝わるだろう。
 現在、国を批判しただけで、在日と言われ、かつての非国民と同様に使われている。
 これに疑問を思わぬ輩も多いようで、未来において、誰も戦争を止めなかったのかと言われるのだろう。先の戦争が止められなかった点について、体験者はそういう時代だったと話すが、今、考えるとなるほどと思う。真摯に戦争への反省をしなかったことが、同じ過ちを繰り返させるのかもしれぬ。
                    (第五千六百七十二段)


# by akasakatei | 2019-03-12 18:47 | 社会心理 | Comments(0)

人軽値(ひとをないがしろにし)

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(時代が変わると:2019年2月21日撮影)

早朝、銀行のATMに行ったら、年配男性が、備え付けの電話で起こっている。操作関係のようだ。
 合理化のひと言で、機械任せにする時代だが、JR西日本では、みどりの窓口を大幅に減らし、券売機とテレビ電話対応にするらしい。
 正直、年配者にとっては、大変な時代だ。
 スーパーのセルフレジの操作でさえ戸惑う人もいる。
 高校時代の倫理の資料集にあった合理化による疎外を思い出す。

人といえば、その軽さについて、小学四年女児の虐待死について、当の児童相談所の職員が、誰も実務者会議に出ず、退席したらしい。
 どういう対応をしているのか。
 責任者、担当者、担当者の上司が出れば、良いだけの話しだ。
 命を預かっている危機感が乏しいのだろう。
 命といえば、戦前、戦中では安かったと聞く。今、悪夢が再び起ころうとしている。

国の統計の不正に関し、戦前を思い出す。
統計が正確だったなら、無謀な戦争をせず、しても勝っていたと

いう話しだ。
(第五千六百七十一段)


# by akasakatei | 2019-03-11 18:44 | 社会心理 | Comments(0)

時局柄(じきょくがらといういいわけ)

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(非常時という言葉が使われると:2019年2月17日撮影)

平成となり、大きく変わったことのひとつに、労働環境における雇用形態の変化がある。
 非正規雇用が増えた。更に加えれば、男だけだった職場に、女性も入り、今や、見慣れた光景ともなった。
 安全より効率が優先され、働く意味が分からなくなった。
 労働分野以外では、教育か。
 幼稚園でも、体育や英語をやるところも多くなり、小さい頃より、 実学が重視されるようになった。
 時局柄か。
 つい国家総動員を思い出す。
 時局といえば、この時期、新聞の都内版を見ていると、東京大空襲についてのイベントが意外に行なわれていることに気付く。
 戦争といえば、戦時中、芝居では時局劇というのがあったという。
誤解を恐れず、拡大解釈すると、当時の世話物ともいえる。
 それをも普通に歌舞伎へ仕立ててしまうのだから、現在、アニメや漫画が歌舞伎化されても不思議ではないのかもしれぬ。
 何年か前には、超歌舞伎というのも現れた。
 何れにしろ、歌舞伎が持つ引き出しの多さだろう。
 それが故、再び、政治に利用される可能性もある。
 新團十郎が、今度の東京オリンピッに合わせるかのように、誕生する。
 特に、ファシズムの初期と言われる現政権では、特定の新聞社に関し、質問を制限させるくらいだから、可能性はゼロではないだろう。
 それにしても、間違った道を歩みながら、それを止められないとは、何とも無力なことを感じる。先の戦争も同様だったに違いない。

(第五千六百七十段)


# by akasakatei | 2019-03-10 18:27 | 社会心理 | Comments(0)

愚者世(おろかもののつくるよ)

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(監視される社会になると:2019年2月17日撮影)

あちこちで、己の愚行を動画で投稿し、批判されている連中がいる。
 アルバイト先でのそれでは、法的賠償の話しにもなっている。
 また、暴力関係では、警察が動き出している感じだ。
 その結果に慌てているに違いないけれど、投稿前に、何故、反応を予測しないのか。
 ひと言でいえば、教養がないからだろう。
 これは、現在、騒がれている官僚の不正にもいえるはずだ。
忖度が、どう影響するか考えないのか。
 何れにしろ、愚者ばかりが増え、疲れる世の中だ。
 正直、生産性云々とされる社会は異常だ。
 思い出すのは、先の戦争での、産めよ増やせよ、だ。
 未だ、戦争の亡霊に取り憑かれているのは、それこそ、愚かだ。
 教養否定の世ほど、怖いものはない。
 最近、町中の至る場所に防犯カメラという名の行動を監視するカメラがある。これもある意味で、人を管理下に置くものだ。本当の自由は消えた。
 その内、こうした時代だから気を付けて下さい、となるのかもしれぬ。
                    (第五千六百六十九段)


# by akasakatei | 2019-03-09 18:44 | 社会心理 | Comments(0)

如月第三部文楽責段(きさらぎぶんらくせめのだん)

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(公演ポスター:2019年2月17日撮影)

鹿芝居の終わりは十六時過ぎだ。

この後、十八時より、裏の国立劇場小劇場で、第三部の文楽だ。

演目は、『鶊山姫捨松(中将姫雪責)』、『壇浦兜軍記(阿古屋琴責)』だ。

文楽は久し振りだ。今回の目的は前者で、芝居でも観たことがない。後者は、観たことがある。
 「中将姫雪責の段」は継子苛めの場面だ。主人公の姫の実父は、娘を気の毒に思うも、仕える天皇の関係で、助けられない。
 最近、どこかで見た事件だ。
 どこかで見たといえば、次の演目は、公私混同する敵役の侍が出て来る。今の政権を思い出す。

こう見ると、時代の違いはあっても、人というのは、それほど違わないものなのかもしれない。

これが古典の持つ魅力か。

現代では封建社会は遠いものになった感じがするものの、実際には、形を変えて残っているのではないか。

文楽の終わりは二十時半過ぎで、流石に疲れを覚える。

(第五千六百六十八段)


# by akasakatei | 2019-03-08 22:44 | 文芸 | Comments(0)

如月中三宅坂鹿芝居(しかしばいたつみのつじうらない)

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(番組表:2019年2月17日撮影)

二月十七日、早起きし、東中神へ向かう。
日曜の早朝に営業している銭湯があり、暖まってから、都内に出

る。
浴室の絵は、風景ではない。朝湯なのに、意外に込んではいない。
駅に戻る。
丁度、誰もが都内へ出掛ける時間と重なり、座れないない。結局、

一時間近く座れない。

 八重洲の本屋で、月末の落語会の整理券を入手し、国立演芸場へ

出る。

 二月の中席は鹿芝居だ。

例年の通り、馬生、正雀、馬楽、世之介、菊春、馬玉、馬久さんらが出演する。

今年の演目は『嘘か誠恋の辻占~「辰巳の辻占」より~』だ。

番組構成は、落語、獅子舞、仲入り後に、鹿芝居だ。客席は満席だ。

年配者ばかりだ。

芝居では、アドリブが目立つ。

(第五千六百六十七段)


# by akasakatei | 2019-03-07 22:41 | 文芸 | Comments(0)

人恐怖(せんそうともなれば)

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(通勤だけでも:2019年2月16日撮影)


 我が国の首相が、アメリカ大統領をノーベル平和賞に推薦したとのニュースがネットに出る。どう考えれば、現在の世が平和となるのか。思うに、これが首相の平和観に違いない。

 このような権力者に振り回される国民は大変だ。

 価値観が異なり過ぎ、ストレスばかりだ。

 今、政府関係における統計資料について、疑問符がかなり付いている。やはり忖度したと考えるのが普通だ。

 それにしても、何度も触れている通り、道理が通じない世ほど怖いものはない。

 そうした中、世では、毎日のように、あちこちの児童虐待を報じている。

 その内容を見るに、よくもひどいことをするものだ。

 察するに、これでも、氷山の一角だろう。

 職員を増やすとの政府も方針もあるけれど、そうした問題ではないとの見方もある。

 また、弁護士や警察官との連携を指摘する意見もある。

 何れにしろ、一番怖いのは人間だ。戦争ともなれば、どうにでも変わる。

(第五千六百六十六段)


# by akasakatei | 2019-03-06 06:55 | 社会心理 | Comments(0)

世暇話(よのひまばなし)

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(この世には:2019年2月14日撮影)


 水泳選手が白血病と発表した。

 これに対し、五輪担当大臣が、がっかりした、盛り上がりが下がるなどと言う。

 後に批判を浴び、撤回するも、何を考えているのか。

 何を考えているかといえば、日大か。この選手は日大へ進学する予定らしいが、日大は昨年に落としたイメージをアップするためか、バックアップするとした。

 それにしても、日大進学を考えていたとは驚きだ。周囲もよく進めたものだ。

 驚きといえば、首相の発言か。

 韓国の元徴用工に関する件で、天皇への謝罪を求められたことについて、怒りを覚えるとした。

 元徴用工にすれば、天皇の名で集められたようなものだ。責任者と考えても不思議ではない。加害者側が誠意を持って謝罪しないから、未だに、この問題が蒸し返される。

 そうした中、地元の世捨て人より連絡がある。

 幼稚園において、母親同士で、バレンタインのチョコレートについての相談があるらしい。暇としか言いようがない。

(第五千六百六十五段)


# by akasakatei | 2019-03-05 20:23 | 社会心理 | Comments(0)

子供如政権(だだっこがおとなになり)

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(庶民の生活を何も考えていない大人らが政権を握っていることに:2019年2月13日撮影)

首相が、またまた、愚かな発言をする。
自衛隊員の募集について、多くの自治体が協力しておらず、改憲

しなければならないとした。個人情報の保護への配慮はない。
また、かつての民主党政権を悪夢とした。
野党よりの取り消しに対し、せせら笑いながら、取り消さないと

した。
以前より、首相は野次ったり、すぐに、感情的になったり、全く

品がない。
子供が首相の座に座ったようなものだ。
その取り巻きも、本来なら、諫めるべきだが、それもない。
このような政権が、長期続いていること自体が悪夢だ。
それだけ、有権者の質が下がっていることの証明だろう。
支持者は、この政権のどこに期待しているのか。
単に、福祉を疎かにし、軍国主義への道を歩んでいるだけだ。
歴史を勉強していれば、行き着く先が分かりそうなものだ。
実学中心の現在、目先の損得だけで判断しているとしたら、かな

り危険だ。
今、必要なことは、将来に対する安心だ。

(第五千六百六十四段)


# by akasakatei | 2019-03-04 19:01 | 社会心理 | Comments(0)

遊美醜(あそびかた)

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(化かさぬように:2019年2月3日撮影)


 綺麗に遊ぶことが出来ない連中が増えているようだ。

 気に入らないとあれこれと言い掛かりを付ける連中も多いみたいだ。

 粋と野暮、どう見ても、後者に違いない。 

 その時、嫌だったならば、その店とは相性が悪いということだから、今後、足を向けなければ良いだけだ。

 尤も、最近では、お天道様を意識せず、阿漕な商売をしている輩もいるから気を付ける必要がある。

 最初に入る際に、どういう店なのか、見極めれば良いだけの話しなのだが、これが出来ない様子だ。

 最近では、ネットでのコメントで判断することも多い。

 ただ、雰囲気や何かの細部までは、伝わらないだろう。

 それにしても、この頃では、ネットに頼る連中の何と多いことか。

 安易に信じ、事件に巻き込まれる若者も目立つ。

 何れにしろ、時代の変化が激しく、新しいことについては、どのようなものかが分からない。

 心して、臨むべきだ。

(第五千六百六十三段)


# by akasakatei | 2019-03-03 05:53 | 社会心理 | Comments(0)

無責任大人(なにもかんがえないれんちゅう)

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(心の豊かさは:2019年2月6日撮影)

ネットを見ていると、ビジネス関係の記事がよくある。
多くは、組織を駄目にする人などとタイトルに出す。
書いているのは、コンサルタント関係が目立つ。
まず、ここに疑問がある。
傾きかけた会社が、コンサルタントのアドバイスで、本当に良く

なったことがあったか。最終的に、ほとんどの案件は、身売りの方向で終わっているようにしか見えない。
 駄目にさせているのは、このような類ではないか。
 更にいえば、採用など、任命するのは、経営陣だ。
 これらを考えると、駄目にしているのは、社員よりも、経営陣だ。
 何れにしろ、ビジネスなどと言いたがる、ある意味、意識高い系の言うことは、真に受けない方が良いのかもしれぬ。
 現状を見ず、理想だけで語っている。
 これは、政治も同様に違いない。
 政治といえば、児童虐待について、首相が発言した。
 この方面に関し、今、やるべきことが分かっているのか。
 ただでさえ、基本的人権を軽視し、利益、効率重視の政権が、本気で行なうとも考え難い。
 本来なら、このような世の中だからこそ、経済より福祉を重視し、物より心を豊にさせる文化的なことに力を入れるべきなのではないか。
 それにしても、女児を虐待死させた両親の異常さが、連日の報道で明らかになる。挙動不審の会見を開いた児童相談所の所長は、どう責任を取るのか。
 無責任な大人ばかりだったことに、愕然とする。
                    (第五千六百六十二段)


# by akasakatei | 2019-03-02 22:07 | 社会心理 | Comments(0)

世道理(せつめいできないよ)

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(ご町内の付き合いもなくなり:2019年2月6日撮影)

その昔、映画に無責任シリーズがあったが、平成においては、どこを向いても無責任なことばかりだ。
 大体、首相からして、責任を負うと言いながら、何もしない。
 これを見習ってか、役所、大企業など、形だけのお詫び会見で、幕引きを考える。
 更にいえば、全てについて、他人事だ。
 現代では、法に触れなければ何をしても良い風潮が強いが、これが、本当に、良き日本なのか。
 五十年生きて来た中で振り返れば、実感として、良き日本と思えるのは、小学生の頃か。正直、学校は楽しくなかったが、子供の目から見ると、当時の大学生が楽しそうな感じがした。
 時代的には、気持ちに余裕が感じられると同時に、未だ、戦争の傷も残っていたからか、何が大切かを分かっていた気がする。
 それにしても、こう動きが早く、道理が通じないとなると、生活以前に、生きること自体が大変だ。
 自殺者が多いのも当然か。
 希望のない世に未来はない。

(第五千六百六十一段)


# by akasakatei | 2019-03-01 19:48 | 社会心理 | Comments(0)

如月木挽町昼舞踊物(こびきちょうだんごうり)

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(歌舞伎座の昼の絵看板:2019年2月6日撮影)

二月六日、朝から雨だ。満員電車に揺られ、国立劇場までチラシ

を取りに行く。
ただ、その前に、産土神に挨拶し、溜池辺りまで出、茶巾寿司を

買う。この辺りは、国会議事堂に近いこともあり、警官があちこち

にいる。
重くなった鞄を下げ、併設する伝統芸能情報館でチラシを貰うと

同時に、役者絵の展示を眺める。
この日は、歌舞伎座の昼の部最後の舞踊『団子売』を一幕見席で

楽しむつもりだ。
地下鉄で八重洲にあるいつも行く鮨屋へ行けば、ランチの準備が

出来ていない様子だ。
銀座方面に向かい、どこかで、ランチが出来ないか、店を探す。
この場合、どこでも良いわけではなく、杯が傾けられる店だ。
となると、限られる。やはり、鮨屋か。歌舞伎座近くの鮨屋に入

る。
店主は副総理をちょっと良い男にした感じだ。
ランチの握りには穴子や〆鯖がなく、追加で頼む。
穴子は柚子の香り、〆鯖にはツメが塗ってある。
二合ほど楽しみ、歌舞伎座へ向かう。
スタッフには、発売と同時に来ても大丈夫ですよ、と言われるが、

酔いもあり、雨を眺めながら、発売開始までの一時間を腰掛けに座

る。
この日、観ようとする舞踊は上演時間が十五分にも満たない。成

駒屋と松嶋屋が出演する。
チケットを買い、上演開始まで、近くの喫茶店で暖を取る。
ところで、この日の一幕見席も外人が目立つ。
この日、舞踊なのに訪れたのは、有名な演目にも関わらず、未だ、

観ていないためだ。
終演後、新馬場に出、銭湯で暖まる。

(第五千六百六十段)


# by akasakatei | 2019-02-28 19:13 | 文芸 | Comments(0)