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郊外匂(さいしゅうしょくのおとも)

朝、山手線の車内で市販の弁当を食べている女子高生を見掛ける。頭には髪飾りを着けている。
親が見たら、どのように思うのかと考えていたら、隣に座っていた男性が父親であった。娘が嫌いな物を男性に食べさせていたので分かった。
父親は、スーツを着、頭が薄く、眼鏡を掛けている。よくいる型だ。
その日の午後、井の頭線に乗ったところ、駒場東大前で、車掌より、スマートフォンやキャリーバッグに関する放送が流れる。内容は、周囲に配慮するようにとのものだ。早速、お客様センターに、若者や学生の多い駅ではこの種の放送をするように伝える。
ところで、このように、あちこち動いているのは例により、国領の世捨て人の再就職に付き合っているためだ。
そのひとつとして、成増の会社での面接は、来たこと自体を忘れられ、十分以上待たされた上、面接は社員の休憩所で行なわれた、と会社近くの銭湯で聞く。ここの浴場も壁に絵はない。夕方早い時間で、隠居連中で込んでいる。
また、後日、中河原にある職業訓練校の見学にも行く。
朝一番で駅前に下り、朝食が出来る店はないと考えていたところ、意外なことに、個人経営の二軒の喫茶店があった。そのうちの一軒に入る。和食のモーニングがある。
食後、職業訓練校まで、下河原緑道を辿る。ここは廃線跡という。
(第三千三百七十九段)
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by akasakatei | 2012-11-30 11:22 | 余暇 | Comments(0)

試験版:浜松昼路地(はままつひるのうらみち)

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(写真は浜松駅近くの路地:2012年11月27日撮影)


バスで駅前に戻り、路地を覗く。この辺は再開発され、店も新しく、歩いていても面白くはない。とはいえ、城のある町だ。名のある寺の前に出ると安心する。
また、古いビルに生き残った風俗店が朝から営業しているのを見ると、利用者は、建物はどうでも良いのかと思う。普通の店なら、敬遠するのではないか。理性を失っているのだろう。
町を歩く間に昼時になる。駅前で再開発を逃れたように見える個人経営の鮨屋に入る。店の前に子供の自転車がある。ランチの握り一人前と酒を頼む。
最初、女将しかいなかったので、女性の鮨職人かと思っていたら、店主が出て来た。
地方の鮨屋では、東京にないネタが出て来る場合もある。それを確認するため、基本の一人前をまずは食べてみる。尤も、店の看板には江戸前とあり、特に、変わったネタはなかった。
この後、穴子と鯖を注文する。
職人の手が加わっているため、こうしたネタで舌の好みに合うか否かが分かる。
(第三千三百七十八段)
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by akasakatei | 2012-11-29 19:35 | 余暇 | Comments(0)

浜松昼路地(はままつひるのうらみち)

バスで駅前に戻り、路地を覗く。この辺は再開発され、店も新しく、歩いていても面白くはない。とはいえ、城のある町だ。名のある寺の前に出ると安心する。
また、古いビルに生き残った風俗店が朝から営業しているのを見ると、利用者は、建物はどうでも良いのかと思う。普通の店なら、敬遠するのではないか。理性を失っているのだろう。
町を歩く間に昼時になる。駅前で再開発を逃れたように見える個人経営の鮨屋に入る。店の前に子供の自転車がある。ランチの握り一人前と酒を頼む。
最初、女将しかいなかったので、女性の鮨職人かと思っていたら、店主が出て来た。
地方の鮨屋では、東京にないネタが出て来る場合もある。それを確認するため、基本の一人前をまずは食べてみる。尤も、店の看板には江戸前とあり、特に、変わったネタはなかった。
この後、穴子と鯖を注文する。
職人の手が加わっているため、こうしたネタで舌の好みに合うか否かが分かる。
(第三千三百七十八段)
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by akasakatei | 2012-11-29 19:05 | 余暇 | Comments(0)

試験版:遠鉄遠州灘(こうかとさきゅう)

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(写真はさぎの宮駅:2012年11月27日撮影)


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(写真は中田島砂丘:2012年11月27撮影)


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(写真は遠州灘:2012年11月27日撮影)


先に浜松へ行ったものの、遠州鉄道の新しい高架線が出来ていなかったことに触れた。十日後の二十七日に改めて、浜松へ向け、出発する。
品川を六時四十分発の「こだま631号」の自由席に乗る。
前日、急に休みが決まったため、自由席となった。
この列車には営業販売がない。在来線では、既に営業販売のない特急も多いけれど、新幹線でないのは如何なものか。短距離の利用者ばかりと考えたのか。
途中、出張らしい会社員らで込み、浜松には八時二十三分着。
朝食を済ませておらず、腹拵えをしてから、遠州鉄道へ乗るつもりだった。それが、新浜松駅を見た途端、改札を抜けてしまった。
今回は、さぎの宮までを往復する。地方私鉄とはいえ、新浜松から自動車学校前付近まで高架が続くのは驚きである。
新浜松に戻ると九時半近くで、遅い朝食を終えた後、観光案内所で知った中田島砂丘まで足を延ばす。
遠鉄バスで十五分ほどである。風が強く、また朝早いので、風紋がはっきりしている。前に足跡はなく、後ろに出来る。
砂丘を抜けて見えた海は、正に怒っている感じだ。初めて太平洋の荒い波に接した。
(第三千三百七十七段)
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by akasakatei | 2012-11-28 19:07 | 余暇 | Comments(0)

遠鉄遠州灘(こうかとさきゅう)

先に浜松へ行ったものの、遠州鉄道の新しい高架線が出来ていなかったことに触れた。十日後の二十七日に改めて、浜松へ向け、出発する。
品川を六時四十分発の「こだま631号」の自由席に乗る。
前日、急に休みが決まったため、自由席となった。
この列車には営業販売がない。在来線では、既に営業販売のない特急も多いけれど、新幹線でないのは如何なものか。短距離の利用者ばかりと考えたのか。
途中、出張らしい会社員らで込み、浜松には八時二十三分着。
朝食を済ませておらず、腹拵えをしてから、遠州鉄道へ乗るつもりだった。それが、新浜松駅を見た途端、改札を抜けてしまった。
今回は、さぎの宮までを往復する。地方私鉄とはいえ、新浜松から自動車学校前付近まで高架が続くのは驚きである。
新浜松に戻ると九時半近くで、遅い朝食を終えた後、観光案内所で知った中田島砂丘まで足を延ばす。
遠鉄バスで十五分ほどである。風が強く、また朝早いので、風紋がはっきりしている。前に足跡はなく、後ろに出来る。
砂丘を抜けて見えた海は、正に怒っている感じだ。初めて太平洋の荒い波に接した。
(第三千三百七十七段)
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by akasakatei | 2012-11-28 19:04 | 余暇 | Comments(0)

東京地形本(とないのちけいず)

 先日、観劇した際、朝は曇りで、午後より晴れて来た。
 この日は土曜であった。
 こうした日は、古地図片手に散策したくなる。都内が良い。そして、夕方、銭湯に寄った後、ひとり、杯を傾けたくなる。
 何故か、このような日に限り、用が入っている。
 残念である。
 それにしても、最近、本屋に行き、東京に関する棚へ足を向けると、震災以後、地形関係が目立つ。
 確かに、坂や川跡など、興味深いものがあるけれど、並ぶ書物はそれ以上に、専門的なものだ。
 それだけ、関心を向ける者が多いのだろう。
 中学時代、理科の授業で、地形について習った。
 そこで覚えているのは、井の頭線の明大前付近の話しだ。
 尤も、個人的には、地下鉄の方が不思議だった。特に、銀座線や丸ノ内線の地上走行部分だ。
 子供の頃、乗っていて、地下から出る区間は、面白いものだった。子供がいくら電車に乗ることが好きだったとはいえ、地下区間は景色が見えず、退屈だった。
(第三千三百七十六段)
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by akasakatei | 2012-11-27 07:49 | 余暇 | Comments(0)

芝居牢内場(もくあみめいじのさく)

 十一月二十四日、新橋演舞場夜の部へ行く。今月は顔見世となっている。
 演目は、『一谷嫩軍記(熊谷陣屋)』、『汐汲』、『四千両小判梅葉(四谷見附より牢内言渡しまで)』だ。
 これらのうち、『四千両小判梅葉(四谷見附より牢内言渡しまで)』は観たことがない。明治になってからの河竹黙阿弥の作だ。
 演じるのは音羽屋だ。
 内容的に目を引くのは、牢内をリアルに描いた「伝馬町西大牢の場」だ。滅多に入れる場所ではなく、証言や考証により再現されたという。当時の様子がよく分かるようになっている。
 子供の頃、学研から出版されていた日本史における人物シリーズで『徳川吉宗』を読んだ。その中で、牢内を描いた部分があった。それを思い出す。
 また、高砂屋が、珍しく小心な悪党を演じる。
 舞踊の『汐汲』は山城屋だ。十八分ほどだが、引き抜きなど、歌舞伎らしい華やかさがある。
 『一谷嫩軍記(熊谷陣屋)』は、これまでに何度か観ている。ただ、松嶋屋のものはない。
(第三千三百七十五段)
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by akasakatei | 2012-11-26 23:11 | 文芸 | Comments(0)

黄葉銀杏道(ゆうがたのきいろ)

 本来なら、杯を交わす相手との待ち合わせ場所の信濃町まで散策を楽しみたかったものの、時間的なこともあり、電車を使う。一度、界隈を散策したい。
 信濃町はこの時期、神宮外苑で、いちょう祭りが行なわれている。
 実際、屋台も出て、全国の名物が売られている。
 尤も、主役である銀杏の黄葉には、多少早かったようだ。
 この銀杏並木で好きな時期は、青空に黄色が映え、落ち葉で道が絨毯のようになった頃だ。今日は黄昏前だ。
 この後、故郷まで歩く。
 産土神に挨拶をする。こちらの境内にある銀杏は、既に、黄色くなり、葉も結構落としている。
 中華料理屋に入り、紹興酒をまず頼む。メニューを見ると、牡蠣の唐揚げが季節物としてある。
 塩で食べる。
 以前、広島料理の店に入った際、天丼風になった牡蠣を食べたことがある。
 それとは、また、異なる牡蠣の良さが引き出されている。
(第三千三百七十四段)
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by akasakatei | 2012-11-25 09:16 | 余暇 | Comments(0)

試験版:東新宿隠居気分(いんきょへのあこがれ)

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(写真は梯子坂:2012年11月22日撮影)

 
映画館を出ると、一時過ぎだ。昼食のため、東新宿へ向かう。わざわざ東新宿へ行くのは、銭湯があるからだ。そこは二時に開く。
 その間を利用し、銭湯近くの個人のとんかつ屋に入る。季節柄、牡蠣フライが気になるものの、入ったのは初めてのとんかつ屋だ。こうした時、とんかつを頼むのが店主への礼儀ではないか。
 揚がるまで、日本酒が飲みたくなるけれど、夕方、杯を交わす予定があり、自重する。
 銭湯へ行くと、何人かが待っている。年配女性が多い。ここの入口は路地に面し、坂がある。
 女子高生が自転車を降り、抱えて上がる。日々、彼女は繰り返しているのだろう。
 開くと同時に入る。湯船で観察すると、隠居が目立つ。こうなると、隠居気分である。
 それにしても、この時間で、男性だけでも十人以上がいる。尤も、中には、個人で商売している人もおり、この連休の話しとなっている。
 湯上がりで、外に出ると、温まっているのが分かる。路地に子猫がいる。飼い猫なのか、毛並みが綺麗だ。暫し、猫と遊ぶ。
 ここより、新宿まで行きとは異なる道で戻る。富士がある西向天神側のかつて都電が走った跡を辿る。
(第三千三百七十三段)
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by akasakatei | 2012-11-24 09:27 | 地域 | Comments(0)

東新宿隠居気分(いんきょへのあこがれ)

 映画館を出ると、一時過ぎだ。昼食のため、東新宿へ向かう。わざわざ東新宿へ行くのは、銭湯があるからだ。そこは二時に開く。
 その間を利用し、銭湯近くの個人のとんかつ屋に入る。季節柄、牡蠣フライが気になるものの、入ったのは初めてのとんかつ屋だ。こうした時、とんかつを頼むのが店主への礼儀ではないか。
 揚がるまで、日本酒が飲みたくなるけれど、夕方、杯を交わす予定があり、自重する。
 銭湯へ行くと、何人かが待っている。年配女性が多い。ここの入口は路地に面し、坂がある。
女子高生が自転車を降り、抱えて上がる。日々、彼女は繰り返しているのだろう。
 開くと同時に入る。湯船で観察すると、隠居が目立つ。こうなると、隠居気分である。
 それにしても、この時間で、男性だけでも十人以上がいる。尤も、中には、個人で商売している人もおり、この連休の話しとなっている。
 湯上がりで、外に出ると、温まっているのが分かる。路地に子猫がいる。飼い猫なのか、毛並みが綺麗だ。暫し、猫と遊ぶ。
 ここより、新宿まで行きとは異なる道で戻る。富士がある西向天神側のかつて都電が走った跡を辿る。
(第三千三百七十三段)
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by akasakatei | 2012-11-24 09:15 | 地域 | Comments(0)