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毛皮女言動(ことばのうらをさぐる)

中央線車内において、夕方のラッシュ時に聞いた話しである。
四ツ谷より、毛皮のコートを来た三十代くらいの女性と毛糸の帽子を被った五十代後半と思われる男性が乗って来る。
ふたりは同じ会社の人間で、これから新年会へ出席する様子であった。
女性には夫がいて、夫は昨夜から布団でガタガタ震えながら寝ているという。風邪と思われるが、妻は「心配だ。」と言いながら、第三者にはそのように感じられないのが不思議だ。
また、会社の同僚がハワイへ行ったらしく、帽子の男性がハワイでの思い出話しをする。
それによると、中華料理屋に入ったところ、「四人で四百七十ドルだった。高くて、不味かった。」と言い、女性は「高くて不味い中華は最悪。」と答える。
それにしても、こうした場合、ドルだけで高いか安いか、相手に伝わるのか。頭の中で、つい円に換算した。
新宿で郊外電車に乗り換えると、人身事故で遅れが出ている。各停でも立錐の余地がない。驚いたことに、乳母車を折り畳まずに乗せている母親がいる。折り畳むのが常識だろう。
(第三千七十五段)
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by akasakatei | 2012-01-31 21:58 | 社会心理 | Comments(0)

褌姿難(ふんどしすがたのあしもと)

先に、女子プロレスに行ったことについて触れた。選手は入場の際、花道を通るけれど、中には、観客にタッチしながら来る選手もいる。こうした場合、今後も注目しようと考える。
実際、試合中、目を離さなかった。
また、女子プロレスで思うのは、リングコスチュームの華やかさだ。一般に売られている写真名鑑は顔だけなので、コスチュームも楽しもうとする点では物足りない。とはいえ、顔に派手なメイクをしている選手もおり、足を運ぶ切っ掛けにはなる。
コスチュームといえば、神社での寒垢離参加者で、褌にサンダルという人が目立った。これは残念だ。バランスが悪い。
 残念で思い出したのが、神社巡りをした後の佐竹商店街だ。日曜だからか、それとも、新年のためか、休業している店ばかりだった。
 結局、入ったのは御徒町の中華料理店だ。
 店内は満員だったにも関わらず、スタッフが少なく、やや混乱していた。
 それにしても、土日の中途半端な時間に飲もうと考えると、店が少ない。中休みをしている店が目立つ。かつては、喫茶店代わりだった蕎麦屋も休んでいる。
(第三千七十四段)
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by akasakatei | 2012-01-30 22:01 | 社会心理 | Comments(0)

鳥越神社左義長(とんどやきけんぶつ)

 一月八日、十三時、台東区の鳥越神社において、とんど焼きが行なわれる。
 都営浅草線で宝町より蔵前まで移動する。
 とんど焼きが始まる前に、自宅で使ったお飾りを渡す。最近では、とんど焼きが行なわれる地域も少なくなり、お飾りを外した後に困る。
 先ほどとは異なり、火ということもあり、境内には消防士らが何人もいる。また、テレビ局も来ている。
 神事が始まる前、社殿などに放水される。
 その際、境内中央には、注連が一箇所に集められ、結界も張られているものの、取材している人や参加者らがその中に足を踏み入れ、氏子らに注意されていた。
 取材するなら、下調べをするべきだ。
 とんど焼きを初めて知ったのは、故井上靖氏の小説だ。その印象は、子供を中心としたものであった。
 今は、子供がいないからか、大人が行事を仕切っている。
 宮司が行事を行なった後、火が付けられ、子供らが火の回りを囲む。
 参加している子供は、乳幼児が多く、保護者が一緒にカメラを片手に回るためか、なかなか進まない。神事の意味を理解すべきだ。
 尚、ここでもアマチュアカメラマンが目立った。
 この後、境内を後にし、佐竹商店街方面へと向かう。昼食の店を探す。
(第三千七十三段)
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by akasakatei | 2012-01-29 20:41 | 余暇 | Comments(0)

鉄砲洲稲荷社寒垢離(かんちゅうすいよくけんぶつ)

 一月八日、十一時、中央区の鉄砲洲稲荷神社における「第57回寒中水浴大会」を見に行く。学生時代の友人らの他に、佐貫の酒仙も合流することになっている。
 九時半頃に着く。鳥居前で机を出している氏子代表らの人に参加者と間違えられる。ここで、神事に関するパンフレットを貰う。
境内の中央に氷を浮かべたプールがある。また、左手の能舞台ではお囃子を流している。
 プールの前に並べられた椅子に座り、パンフレットを読んでいると、甘酒を振舞われる。
 パンフレットでは、この寒中水浴は昭和に入ってから復活したという。その際、寒垢離より改めたらしい。
 十時四十五分頃、寒中水浴に参加する連中が社務所より出て来る。褌で、鍛えられた肉体の人が目立つ。女性も何かいる。宮司からの挨拶がある。マイクのスイッチが入っていないため、何を言っているか分からない。
 テレビも取材に来ている。それ以上にアマチュアカメラマンも多い。これらで困るのがマナーの悪さだ。良い写真を撮影したいばかりに、他人を考えていない。
 神社を一周走った後、鳥船行事がある。指導するのは別の神社の宮司だ。調子が良く、耳に心地良い。この指導者を見ている限り、飽きない。
 振魂、雄健行事、雄詰行事、気吹行事をしてから、いよいよ水に入る。その瞬間、プール内の水が流れ出す。
(第三千七十二段)
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by akasakatei | 2012-01-28 20:40 | 余暇 | Comments(0)

新木場女子(しんきばおんなのたたかい)

 これまで様々な芝居や古典芸能などを観て来たが、未だ、ショーか、スポーツかで議論となるプロレスには足を向けたことがない。
 正直、血を見るのは好きではない。それでも、ショーとしてのプロレスに興味を持つ。今や、数多くの団体があり、どれにするか迷う。
 迷った末に、まずは女子プロレスのスターダムとし、早々にチケット予約の電話を入れる。例により、一番良い席とする。
一月七日、十七時過ぎ、新木場で降りる。
 新木場1st RINGに行くためだ。ここで「Season5 NEW YEAR STARS 2012 開幕戦」が行なわれる。
 チケットは取り置きで、そのリングがどこにあるか分からない。事前にネットで調べたものの、三十分ほど探す。途中、近辺の工場に勤務しているらしい数人に訊いたけれど、誰も知らなかった。
 受付でチケットを貰うと、西の一番前であった。また、オフィシャルガイドも購入する。これには選手が出ており、重宝する。
 来ている人は、男性が圧倒的に多い。二十代半ばから五十代くらいが目立つ。
 先に、ショーと書いた。観ていると、オープニングのダンスで始まり、選手の紹介も、音楽で入場し、リボンが席より投げられる。
 この日は五つのカードがある。
 観ていると、技の掛け方や受け方、その上手い、下手が分かる。上手い選手に関しては、妙に感心する。反対に、プロレス歴の浅い選手は技の受けに失敗している。
 それにしても、一番前の席のため、雑誌のカメラマンが前でカメラを構え、時々、選手がリングの外に飛び出して来る。
(第三千七十一段)
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by akasakatei | 2012-01-27 23:38 | 文芸 | Comments(0)

七草朝(ななくさまでのあいだに)

 朝五時過ぎ、七草粥を食べる前に、昨夜、パスモの再発行を頼んだ地元の駅へ新しいパスモを取りに行く。ICチップが破損し、チャージが出来なくなった。
 どうも二ヶ月毎に再発行して貰っている。全く便利とは思えない。
 自宅に戻り、七草粥を食べる。
 一週間前が大晦日だったにも関わらず、かなり昔に感じる。更にいえば、正月三日、国領の世捨て人に誘われ、世捨て人の細君の実家において、獅子舞を見た。自宅に回って来るのは、今時、珍しい。
 今週の出来事のはずなのに、これも遠い。
 食後、眼科へ向かう。
 相変わらず、五十前後の女性医師は、患者からすれば、厳しいひと言をいう。
 昨秋、視野検査をした。未だ半年も経過していないのだが、「また、暫くしたら行ないましょう。」と言われる。その後、良いとも、悪いとも言わない。
 近所の人の噂によると、こうした態度のためか、他の眼科へ移る人も結構いるとのことだ。
 何れにしろ、年明け早々、順調に物事が進まない。
(第三千七十段)
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by akasakatei | 2012-01-26 11:07 | 余暇 | Comments(0)

試験版:下駄隣町初詣歩(げたではつもうで)

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(写真は慶元寺参道:2012年1月2日撮影)


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(写真は慶元寺塔:2012年1月2日撮影)


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(写真は慶元寺裏庭の苔:2012年1月2日撮影)


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(写真は慶元寺裏庭の竹林:2012年1月2日撮影)

正月二日、下駄を履き、隣町付近の寺社を巡る。先日の下駄での散歩と比べ、やや距離が長い。
 まず、八幡へ行く。元旦とは異なり、お囃子もなく、寂しい限りだ。
 そこより、慶元寺へ向かう。
 境内へ入ると、自由に鐘を突ける。待っている人は誰もいなかったけれど、突いた後、下りると、数人が待っている。
 また、ここは境内も広く、墓地内にある塔が目立つ。
 本殿へも上がることが出来、写経の案内もある。こうしたところで行なうと、心も落ち着くに違いない。
 正月の間、裏庭も公開される。そこには古墳があるけれど、この日、目に付いたのは苔と竹林だ。
 緑が良い。
 午後になり風も強くなったようで、見上げると、覆い茂った樹木が揺れる。
 境内を出、近くにある氷川神社へと足を運ぶ。
 ここも境内は広く、何人かが訪れている。
(第三千六十九段)
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by akasakatei | 2012-01-25 20:49 | 余暇 | Comments(0)

下駄隣町初詣歩(げたではつもうで)

 正月二日、下駄を履き、隣町付近の寺社を巡る。先日の下駄での散歩と比べ、やや距離が長い。
 まず、八幡へ行く。元旦とは異なり、お囃子もなく、寂しい限りだ。
 そこより、慶元寺へ向かう。
 境内へ入ると、自由に鐘を突ける。待っている人は誰もいなかったけれど、突いた後、下りると、数人が待っている。
 また、ここは境内も広く、墓地内にある塔が目立つ。
 本殿へも上がることが出来、写経の案内もある。こうしたところで行なうと、心も落ち着くに違いない。
 正月の間、裏庭も公開される。そこには古墳があるけれど、この日、目に付いたのは苔と竹林だ。
 緑が良い。
 午後になり風も強くなったようで、見上げると、覆い茂った樹木が揺れる。
 境内を出、近くにある氷川神社へと足を運ぶ。
 ここも境内は広く、何人かが訪れている。
(第三千六十九段)
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by akasakatei | 2012-01-25 20:48 | 余暇 | Comments(0)

平成二十四年初(へいせいにじゅうよねんがんたん)

 大晦日二十三時三十五分、国領神社で国領の世捨て人と待ち合わせる。初めての土地で迎える正月なので、土地の氏神に挨拶をしたいということで、付き合った。
 前には五人並んでいる。年が明けると、神主の合図で参拝が始まる。後ろを見ると、百人ほどいる。
 御神酒を貰う。横では甘酒が振舞われている。これは、気持ちを三方に乗せなければならない。
 甘酒を飲み終わり、次は大太鼓を打つ。氏子らに、「男なら大きな音を。」と言われる。撥はバットのような感じだ。
 世捨て人と別れ、翌朝、地元の氏神に行く。こちらも行列だ。
 ここでも御神酒を貰い、故郷へと回る。
 昨日の会話が気になり、産土神以外へも足を延す。
 乃木神社では隣接する乃木會館が出店を出し、食べ物を販売している。
 日枝神社は、かなり長い行列が出来、三十分待ちだった。隣りに立っていたひとりで来ていた若者がトイレに行くという。場所取りを依頼される。
 参拝を済ませ四ツ谷へ向かう。弁慶濠脇を通った時、皇太子を乗せた車が横を通り過ぎる。
(第三千六十八段)
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by akasakatei | 2012-01-24 19:55 | 余暇 | Comments(0)

平成二十三年大総括(きおくにのこるとしのさいご)

大晦日、産土神において年越の大祓式がある。
ここ数年、足を運んでいる。
先日、佐貫の酒仙と杯を交わした際、大晦日の予定を訊かれ、故郷へ行くと伝えた。時間が合えば、行くかもしれないと言っていたものの、結局、連絡はなかった。
大祓式は十七時からである。
三時間前には故郷へ着き、師走の町を歩く。住んでいた頃より、ホテルが多く、それらが集まる前を通ると、全国高校サッカー大会の宿舎となっており、歓迎の看板が出ている。ひとつのホテルは大阪、もうひとつは佐賀の代表である。このふたつのホテルの距離は歩いても三十秒くらいだ。
近くにある個人経営の喫茶店に入る。常連しか来ていない。
常連らの話しを聞いていると、初詣についてだ。年配の女性が言うには「この辺の人は、乃木さんへ行くか、山王さんね。人によっては山王さんを氏神と思っている。」ということであった。「氷川さんは地味だからね。」と続ける。
その氷川さんへ十六時過ぎに行くと既に来ている人がいる。昔からの氏子と思われる年配者だ。次に目に付くのが、三十代くらいの氏子である。若い氏子は、鳥居を潜るにも頭を下げる。
始まる頃には、社殿は一杯となる。すぐ後ろには、テレビでよく見掛ける女性評論家がいる。大祓式が終わり、建物の外に出ると、社殿前には入れなかった人が例年以上いる。埋め尽くされた感じである。これも平成二十三年の時代の悪さか。
(第三千六十七段)
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by akasakatei | 2012-01-23 20:48 | 余暇 | Comments(0)