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積雪翌日事(せきせつのよくじつ)

 東京で積雪があった翌朝、自宅を出たところ、市議が自転車で来る。拡声器や幟を後ろに乗せている。駅で演説をするためだろう。
電車で会社に向かう。車内は満員だ。特に、先頭車の一番前のドアは、終点での改札に近いこともあり、尋常ではない。
途中駅で、「座らせて、座らせて。足が痛い。」と騒ぎながら、爺さんが乗り込んで来る。
この爺さんは、時々、見掛ける。その度に、座っている人を退かせてでも、座ろうとする。
大体、足が痛いのに、足下が悪い日に出掛けることを止めない家族も如何かと思うが、当然のように座ろうとする爺さんの傍若無人にも呆れる。
周囲の迷惑だ。
騒ぐなら、少なくとも優先席付近にすべきだ。
郊外電車は、この種の人間が多く疲れる。
 同じ日の夜、帰りの電車でも、今度は寝てしまった幼児を抱いた父親が乗って来た。後ろに立つ。
 吊り革に掴まっているものの、その手が頭に当たる。また、タオルか何かを鞄から出す際にも当たる。
 それでいて、謝罪がない。大体、幼児をこのような時間まで、連れ出すこと自体が常識外れだ。
(第二千七百三十八段)
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by akasakatei | 2011-02-28 21:18 | 社会心理 | Comments(0)

鰻昼食(においにつられ)

昼食に関し、ここ数年、弁当やコンビニ、ファーストフードで済ます人が目立つ。
安いからだろうが、それらを利用している同僚を観察してみると、夕方頃にも、何かを食べている。腹持ちが悪いのだろう。
そのように考えると、経済的にもそうだが、健康面でも良いとは思えない。
普通の昼食における外食でさえ、健康面では様々に言われるのだから、尚更に違いない。
個人的には、以前にも触れたけれど、食べられる回数が残り少なくなっているので、それを大切にしたい。
このため、昼が外食の場合、かなり悩む。
先日は、鰻屋の前を通ったら、良い匂い漂ってきた。入ろうかと思ったものの、値段が手頃だからか、満員だった。
仕方なく、別の鰻屋にした。ここは昼食としてはやや高い店で、前を通っても匂いはしなかった。中に入ると、女将が迎え、落ち着いた雰囲気である。来ている客層は、組織でも偉そうな人達だ。
鰻の前に、漬物が出される。思わず、杯を傾けたくなる。
(第二千七百三十七段)
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by akasakatei | 2011-02-27 21:17 | 余暇 | Comments(0)

文楽三味線(ぶんらくのおと)

二月十三日、国立小劇場での文楽第二部へ足を運ぶ。
 演目は、『菅原伝授手名習鑑(道行詞甘替、吉田社頭車曳、茶筅酒、喧嘩、桜丸切腹)』となっている。
 これについて、歌舞伎では以前に観た。
 今回の席は、前回に続き、一番前だ。二度と座れない場所と思っていただけに、予約時、そこしか残っていないと聞いた時は、妙な感じだった。
 おかげで、人形の表情がよく分かる。
 それにしても思うのが、顔出ししている人形遣いの表情だ。若手になるほど、人形を動かす度、人形と同じような表情をする。
 対して、ベテランは、それを表さず、黙々としている。
 ところで、開場前、同じ敷地内にある伝統芸能情報館で、企画展示の「文楽の音」を覗いてきた。
 興味深かったのが、三味線だ。
 祖父が三味線職人だった関係上、製作工程のパネルを眺めた時、見覚えのあるものが多く、懐かしかった。と同時に、思った以上に、細かさが要求されることを知り、祖父を見直す。
(第二千七百三十六段)
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by akasakatei | 2011-02-26 20:45 | 文芸 | Comments(0)

西武豊島線高架(としませんおうふく)

ここより、文楽の行なわれている国立小劇場へと向かう。
西武池袋線は有楽町線と乗り入れているから便利だ。
途中、練馬で地下鉄への列車を待っている時、ふと、豊島線を往復しようという気になる。
一駅である。
この線には、以前に一度だけ乗った。九十年の夏だから、二十年以上も前だ。
列車は高架から地上線に下りる。
暫く走って、終点に着く。呆気ないほどだ。
 昨日も練馬に来ているけれど、その時は、豊島線に乗ろうという気はなかった。
 不思議なものだ。
 すぐに折り返し、練馬で、有楽町線へ直通する列車に乗り換える。
 未だ、午前だけれど、関東バスの乗り継ぎはこれだけにする。元は取った。
 バスに乗って感じるのは、運転手の不機嫌さだ。
 愛想の良い運転手は本当に少ない。
 これでも、七十五年頃と比べたら、良くなっている方だ。あの当時は、サービスについて、考えている節がなかった。それは国鉄も同様だった。
(第二千七百三十五段)
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by akasakatei | 2011-02-25 20:44 | 家族 | Comments(0)

都内一日乗車券関東到着(かんとうのりあいこうへん)

次は九時四十八分発の「阿45」で阿佐ヶ谷駅北口を目指す。
こちらもそれほど乗客は多くない。中型バスだ。降車扉はひとつだ。
大新横丁やお伊勢の森など、気になるバス停を過ぎる。
十時七分、阿佐ヶ谷駅着。昨日は南口だった。
ここよりどこに行こうかと思ったが、十時十七分発の石神井公園駅南口行き「阿50」にする。
この運転手は珍しく、気配りが行き届いている。
バス停で待っていたら、降車用バス停で待機していたのに、すぐに来て、車内へ入れてくれた。
信号待ちから発車する度、車内に声を掛ける。五十前後の運転手だ。
阿佐ヶ谷営業所で若い乗務員に交代し、引き継ぎを細かく行なう。石神井公園駅手前で工事をしているという。そういえば、昨日もしていた。
この系統は旧早稲田通りを走る。道は狭く、場所によっては一車線分しかない。対向車が見えると、どう擦れ違うのかと思っていると、単線の鉄道のように交換を行なう。
件の工事をしている場所になる。引き継ぎで、誘導が下手だと言っていた。
十時四十分に石神井公園駅に着く。
(第二千七百三十四段)
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by akasakatei | 2011-02-24 20:43 | 余暇 | Comments(0)

都内一日乗車券関東出発(かんとうのりあいぜんぺん)

前日の雪が舞った天気とは異なり、翌二月十三日は澄んだ空だ。バス停で待っていても、それほど寒くは感じない。昨日は西武バスに乗った。
それに続き、今日は、一日乗車券を使い、関東バスの乗り継ぎである。
何年か前に、都バスの一日乗車券を利用した際、他のバス会社に関しても、色々と乗ろうかと考えた。ただ、問題が生じた。
関東バスでは、IC乗車券がないと、一日乗車券が買えないということだ。
磁気式定期券しか持っていない者にとっては断念するしかない。
それが、昨年末、定期券入れを落としたことにより、IC定期券を持つようになった。先の企画を実行する機会だ。
関東バスは、中学高校時代、駅から学校まで時々利用した。当時、覚えているのは、降車用の扉が二カ所あったことだ。
今回、どの系統に乗ろうかと迷ったものの、午後に文楽がある関係上、新宿駅を出発点にする。
九時十九分発の「宿08」中野駅北口行きに乗る。車内で一日乗車券を購入する。
新宿では三人しか乗客はいない。大久保駅を過ぎた辺りから、年配者を中心に増える。女性が多い。誰もがシルバーパスを見せている。
小滝橋や落合など、普段、歩きそうもない場所を走る。
中野五丁目より下車する人が目立ち、九時四十二分に着いた中野駅で降りたのはひとりだけだ。
(第二千七百三十三段)
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by akasakatei | 2011-02-23 20:43 | 余暇 | Comments(0)

都内一日乗車券西武到着(せいぶのりあいこうへん)

次は石神井公園駅北口を結ぶ「石02」に乗ろうと思う。この系統は国際興業との共同運行である。
バス停には、国際興業バスが停車している。次の十三時十四分発の西武バスを待つ。
待ち時間を用し、パチンコ屋のトイレを拝借する。
このバスも終点まで、やはり大通りと狭い道を走る。
土曜の午後だからか、高校生が結構バス停で待っている。
途中、比丘尼橋というバス停がある。何だか、謂われが気になる。
石神井公園駅北口には十三時四十五分に着く。工事中の駅構内を抜け、南口に回る。
十三時五十七分発の「荻14」荻窪駅行きに乗る。
ここの駅前は、西武線特有の狭さとなっている。
ロータリーを出たバスは、すぐに一車線道路のため、速度が出せない。歩行者が、車道まではみ出している。
石神井池を右手に過ぎると、バスは漸く、快調に走り出すものの、それでも、路上駐車があり、所々で、対向車線と待ち合わせる。狭い道に車を置き、何とも思わない人も多いに違いない。
観泉寺の広い境内を眺め、暫く走ると、青梅街道に入る。
十四時二十三分、荻窪駅に到着。
荻窪は関東バスが目立ち、西武バスに乗るとすれば、阿佐ヶ谷駅までの「荻15」しかない。
この系統は長久保から来る。
十四時三十六分のバスは四分遅れで現れる。
 阿佐ヶ谷駅までは十分ほどで着く。
(第二千七百三十二段)
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by akasakatei | 2011-02-22 18:23 | 余暇 | Comments(0)

都内一日乗車券西武出発(せいぶのりあいぜんぺん)

都内に雪が舞った翌日の二月十二日、西武バス乗り継ぎ一日乗車券を使う。
これは車内では販売していないらしく、以前、池袋に所用があった際、購入しておいた。
乗れる範囲は、東京都特別区及び武蔵野市内となっている。この類いで、特別区という言葉は珍しい。
これまで、西武バスには数えるほどしか乗ったことがない。どこから乗ろうかと思う。
天気予報では曇りとなっていたけれど、十時過ぎより雪が降り出す。積もる心配はなさそうだ。
午前中、都内に用があり、西武池袋線練馬駅に降り立ったら、もう正午だ。
駅前の喫茶店で腹拵えをする。
十二時三十分発の「練42」で成増町を目指す。
ここのロータリーは、都、関東、京王、国際興業の各バスが走り、賑やかである。
年配者ばかりが目立つバスは、大通りから狭い道へと入る。農村だった頃の雰囲気が残る道を南北へと走る。途中、環八を横切る。
成増町に十三時着。乗車時間は三十分ほどだった。
ここは成増駅前ではなく、駅までは道路を横切り、多少歩く。
(第二千七百三十一段)
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by akasakatei | 2011-02-21 18:22 | 余暇 | Comments(0)

天婦羅屋主気遣(てんぷらやのきづかい)

 仕事場近くでは、祭日、昼食をする店があまりない。東京駅近くなので、八重洲地下街へ行けば、開いている店も多いものの、あまり利用する気になれない。これは、観光客で込んでいるためである。
 建国記念日、先のような理由で、迷う。
 結局、これまでに入ったことのない天婦羅屋にする。
 天婦羅屋は店により揚げ方に差がある。
 このため、舌に合った時とそうでない時の違いは大きい。佐貫の酒仙は、普段から、濃い味を好むため、天婦羅をあっさりしていると言うけれど、些か承服し兼ねる。
 入った店は、メニューが松竹梅となっている。鮨屋では松が高いはずなのに、ここでは、梅が高い。
 つい、店の書き間違えかと思う。
 主人が注文前に「祭日のため、従業員を休ませたから、不届きがあるかもしれません。」と言う。
 こうした態度は好感が持てる。
 揚げている間、店内を見るとあちこちに写真やサインがある。有名人が来たのだろう。
 個人的には、寡黙ながら、確かな仕事をしている主人の手元が気になる。
(第二千七百三十段)
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by akasakatei | 2011-02-20 23:07 | 余暇 | Comments(1)

巫女姿(すがたとありがたみ)

 朝、職場の最寄駅前で、何かを配っている様子の巫女姿の娘らを見掛ける。
 新しくコスプレ系の喫茶店でも出来たのかと思って、配っているものを貰ったところ、花粉症に関する試供品だった。
 意表を衝かれた。
 使い方が分からなかったので、巫女姿なのに靴紐を直している娘に確認すると、鼻の穴に塗るものらしい。
 それにしても、巫女姿で靴はないのではないか。
 足袋や草履だろう。
 髪に関しては、黒髪だったものの、やや目元を化粧していた。
 これで思い出したのが、何年か前の初詣だ。
 日本橋七福神の途中だったか、普段、関係者がいなそうな神社で、バイトの巫女らがいた。
 彼女らは、装束の下に、Tシャツを着、茶髪であった。
 寒さもあったが、正月の神社である。自覚が足りないとしか思えない。関係者も甘い。文化を教える良い機会を潰した。
 更にいえば、そうした格好の巫女だと、参拝者は有難味が薄れる。
(第二千七百二十九段)
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by akasakatei | 2011-02-19 21:44 | 余暇 | Comments(0)