<   2009年 05月 ( 31 )   > この月の画像一覧

劇場教育様(ばあさんをみれば)

 国立劇場での前進座公演へ足を運ぶ。
 演目は『江戸城総攻』、『左の腕―無宿人別帳―』である。
 前者において興味深いのは、第一幕第一場の「勝安房守の屋敷」である。この屋敷は故郷にあり、歩いて二分ほどだったので、近所だったといっても良い。二階の窓から見えた。
 また、筋書きを読んでいたところ、学生時代に三ヶ月ほど入っていたサークルの顧問が解説を書いていた。会ったのは一回だけだったものの、懐かしく思う。
 後者では、成駒屋が舞台生活七十年という。
 味わい深い演技である。
 ところで、いつも触れている通り、今度も年配女性らが騒々しい。
 迷惑この上ない。
 何故、黙っていられないのか不思議である。
 私語をする場所か否かの区別も出来ないのか。
 聞くところによれば、最近における子供の学校での親の集会でも私語をする人間が多いらしい。
 このような婆さんらに育てられたからに違いない。
(第二千百段)
[PR]
by akasakatei | 2009-05-31 22:47 | 文芸 | Comments(0)

感染後劇場(ひとからひとへのかんせん)

神戸で豚インフルエンザの人から人への感染が確認された。海外へ出たことがない人ばかりである。
感染ルートは不明なものの、地域性も考慮すれば、成田で見付かった感染者と同乗していた者から移されたと普通は考えるに違いない。その同乗者とは、今回、隔離された者とは違う人間だろう。例えば、検査をしていたにも関わらず、感染者は機内に留まらず、機外にも出ている。その際に、離れた座席の者が知らぬ間に感染したともいえる。
そうした人が、あちこちで行動するとどうなるか。
何れにしろ、こうした事態になると、いつ感染するか分かったものでもない。
今後、車内や飲食店、劇場などでは過剰な反応も有り得る。
 心なしか、先日、足を運んだ劇場では咳をしている人間が目立った。
 三等席にいたのだけれど、一等席での咳が聞こえた。かなり激しい咳だった。
 尚、マスクをしている人は少なかった。
(第二千九十九段)
[PR]
by akasakatei | 2009-05-30 22:46 | 政治 | Comments(0)

旧中山道歩(たびびときぶん)

 板橋本町より板橋まで、旧中山道を歩く。
 これまで、千住、品川、新宿などの江戸の隣に位置する宿は歩いた。板橋だけは機会がなかった。
 このコースは、万人受けするとは言い難い。というのも、地域の生活に密着しているからである。
 歩くと分かるけれど、個人商店が中心で、マンションやチェーンの店があると違和感を覚える。
 こうした店は歩いていて楽しい。
 数件の銭湯、喫茶店、和菓子屋があるのが良い。
 その昔は、ひとつの町で全てが事足りた。
 一本脇道へ入ると、アパートも残る。
 やはり歴史があるからだろう。
 歴史といえば、この道には歴史的な遺物もある。
 縁切り榎や板橋、それに墓である。
 今、歴史上の人物における墓参りが人気という。
 訪れた時は夕方だったから、そうした人はいなかったものの、供えられた花は古くはなかった。
(第二千九十八段)
[PR]
by akasakatei | 2009-05-29 22:39 | 地域 | Comments(0)

板橋本町辺(やまとちょうふきん)

 王子神社を訪れた日の夕方は、学生時代の友人らと板橋本町より板橋まで旧中山道を歩く予定であった。
 都電やJR、地下鉄などを使うと少々運賃が高くなる。今回はバスを利用し、大和町のバス停で降りる。
 滅多に歩かないコースをバスは走る。意外と乗降がある。
 また地図上では分かっているのに、行き成り、新幹線が姿を見せ、目新しさがある。
 二十分ほどで、大和町に着く。
 着いた途端に、トイレへ行きたくなる。バスに乗る前、喫茶店で休憩した。
 トイレを探しながら、町を歩く。
 大通りより一本入ると、昔からの町が広がる。一本入っただけで、随分と静かである。
 公衆トイレは少なく、地域センターへ入る。
 あちこち曲がったので、方向感覚を失う。
 こちらと思った方へ向かうと、工業高校に出た。
 これこそ、町歩きの楽しさかもしれない。
(第二千九十七段)
[PR]
by akasakatei | 2009-05-28 22:38 | 地域 | Comments(0)

王子神社辺(おうじじんじゃまいり)

錦糸町より王子へ移動する。
総武線から京浜東北線へ乗り換える。
王子神社が目的である。都内の主要な神社のうち、未だ訪れたことがない。
ここで下車するのも久し振りである。佐貫の酒仙とゴルフの打ちっ放しに来て以来か。
駅前は都電が専用軌道ではなく、一般道路を走り、更に、車や人の流れで慌ただしい。
交番で神社の場所を教えて貰う。
坂を上がり、右へ行くという。
教えて貰った方に向かうと区役所が見えてくる。
通りを挟んだ辺りにある。思ったより境内は狭い。
ここまで来たので、名主の滝へも足を延ばす。相変わらず、樹木で鬱蒼としており、マイナスイオンを感じる。
 以前、来た時は夕立の時だった。
 この日は曇りで、今にも降り出しそうである。
 このため、暗い印象となる。
(第二千九十六段)
[PR]
by akasakatei | 2009-05-27 22:37 | 地域 | Comments(0)

虫眼鏡店舗(かこのもじ)

 錦糸町へ行く。
ルーペ専門店がある。昔の写真を調べるために、足を運んだ。
そこに写っている文字を拡大するのに使う。これにより、場所の特定が出来る。
ところで、錦糸町では過去二回下車したことがあるものの、町を歩いたことはない。
風俗関係店が多かった印象がある。騒々しい客引きらが卑猥なことを言いながら、通行人に声を掛けていた。
土曜の昼下がりだから、親子連れが目立つ。特に、母親については、派手で体格が良い。あまり西部近郊では見られない。
路地を猫が横切る。
駅前の人の多さとは対照的である。
路地の両脇には、個人経営の飲食店が並ぶ。
 時間を感じる店が多い。
 そういえば、以前、仕事場の入っているビルの管理人とふたりで飲みに来た時も五人も入れば満員の店であった。
その店が今回は見当たらない。
(第二千九十五段)
[PR]
by akasakatei | 2009-05-26 22:36 | 地域 | Comments(0)

気配気遣形(べんとうをつかうおんな)

土曜の昼前、電車に乗ると、結構、立っている人がいる。そうした中、驚いたことに、床に胡座姿の二十歳過ぎの女性がいる。コンビニ弁当を食べている。
このような状態で食べるとは何を考えているのか。
駅に着く。
空いた扉へ反対側の扉付近に立っていた若者が、無言で押し退けるように進む。ひと言声を掛ければ、もう少し通り易くなるはずである。お互いに不快な思いをしないで済む。
気配りが足りない。
気配りといえば、先日、総武線に乗った時、なかなか電車が来ない。
ホームの案内放送もない。
来たのは七分後である。随分遅れている。
車内での放送で、遅れの原因を知る。この前を走る電車が運休したという。
また、車掌は、走行中、次の電車がすぐに来るので、急がない人はそれを利用するよう案内している。
この種の案内は、ホームで行なうものだろう。
(第二千九十四段)
[PR]
by akasakatei | 2009-05-25 22:35 | 社会心理 | Comments(0)

蒲田駅東口(かまたえきまえ)

 糀谷駅より蒲田駅東口へ向かうバスは何系統か出ている。
 ただ、大通りを走るからか、数分遅れて到着する。
 車体は、最近あちこちで見られるようになった小型のものである。
 ここより、蒲田駅まではかなりあるように思っていたけれど、京急だと隣の駅になる。京急とJRの蒲田も、歩くと多少あるものの、バスだとそれほどでもない。
 蒲田へ出たのは、地元の図書館へ寄る必要があるからである。新宿経由だと時間が掛かり、登戸経由の方が近い。
 時間は十一時半前である。昼食にはやや早い。それでも、朝食は六時過ぎだったため、何か食べたい。それに、天空橋より糀谷まで歩いたから、ちょっと休みたい。
 見たところ、チェーンの店しか開いていない。最近はどこに行っても、チェーンの店ばかりで、他にある店といえば、コンビニや携帯電話だけというのが一般的になっている。
 町の顔が見えない。
 また、東口はどちらかといえば、風俗関係が多く、夜が主体なのだろう。
 結局、奥まったところにある中国料理の店へ入る。
(第二千九十三段)
[PR]
by akasakatei | 2009-05-24 15:32 | 余暇 | Comments(0)

羽田辺散策(はねださんさく)

周囲には釣り人やスケッチをする人が休日を楽しんでいる。
ここより穴守稲荷へ向かう。路地に入るものの、行き止まりの箇所もある。ここではマンションが立っていると違和感を覚える。
白魚稲荷社がある。小さな社でコンクリートにより固められているものの、今月の行事にカラオケ大会とある。
路地より京急が飛び出すような感じで、その先に位置する穴守稲荷駅に停車する。
ここでも警官に稲荷を訊く。
商店街の中で、思ったより境内は広い。栗の花が咲いている。
地元の人が何人も頭を下げて行く。親しまれているに違いない。
境内を後にし、次の大鳥居を表通り沿いに、糀谷へは裏道を抜ける。途中にあるスーパーでトイレを借りる。レジ担当者が皆マスクをしている。
豚インフルエンザ対策か。
 どういう理由か、テナントの人間はしていない。
 萩中通り商店街より、表通りに出て、バスで蒲田へ向かう。
 京急バスに乗るのは初めてである。
 見慣れぬバスに乗ると、都内であっても遠くへ来たと気分となる。
(第二千九十二段)
[PR]
by akasakatei | 2009-05-23 13:41 | 地域 | Comments(0)

天空橋鳥居(へいわのとりい)

京急の駅は無人だったので、モノレールの駅で訊けば、事務室より出て来て説明してくれる。
車が行き交う大通り沿いに歩くと、通りを挟んだ右手に鳥居が見える。
ただ信号はない。
渡りたいところだけれど、交番がある。何か注意される可能性があり、一応、中の警官に訊く。
ここに来るまで、何人に声を掛けたか。
警官の話しだと信号は遠いという。
地元の人は横切っているらしい。
そこで、警官に言ったことでもあり、車が切れると同時に渡る。それにしても、交番がもう少し駅寄りにあれば、すんなり行けたはずである。
潮の匂いが微かに漂い、鳥居の前には、昭和二十一年九月二十一日の経緯が書かれている。占領軍も四十八時間以内に立ち退けなどと非道なことを行なったものである。
許されることではなく、平和の文字が鳥居の上にはある。
(第二千九十一段)
[PR]
by akasakatei | 2009-05-22 13:40 | 政治 | Comments(0)