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門前仲町裏道店(もんぜんなかちょうろじ)

 以前にも触れたように、町を歩く場合、路地と坂を楽しみにしている。
 大通りは、殺風景な場所が多く、敬遠している。
 確かに、表面上、賑やかだけれど、それは余所者向けという感じで好ましくない。
 町本来の顔は、裏通りではないか。
 先日、訪れた門前仲町でも、先に触れた以外に、勿論、一本裏道に入ってみた。
 駅より少し離れた場所は昔ながらの住宅である。逆に、駅近くではスナック系の店が多い。
 また、美容院も目立つ。中には、雑居ビルの二階で営業している店もある。脇の階段より上がるのだが、階段が暗く、入り難い。
 こうした店がある一方、パチンコ屋も目立つ。
 トイレを借りるために入ったところ、かなり人で埋まっている。年配者や真面目そうな青年もいる。
 騒々しいだけと思うものの、通っている人にはそうでもないのだろう。
(第二千三十九段)
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by akasakatei | 2009-03-31 10:20 | 地域 | Comments(0)

川巡動力船(こうとくかわよりのながめ)

 いよいよ動力船に乗る。
 今回のコースは、先ほど、和船で行った東富橋を越え、平久川に入り、大和橋から仙台堀川、大栄橋より再び大横川に戻り、新高橋で小名木川に出た後、隅田川を経由し、黒船橋に帰るというものである。
 乗船者は七名である。夫婦連れ二組と親子らが一緒である。
 ここでもまた救命胴衣を渡される。
 東富橋までは、先に出た和船、それに新内流しを乗せた和船の三隻が並んで航行する。川風に三味線の音が乗る。
 こうした光景はなかなか見られない。
 平久川から先、小名木川までは潮の関係もあり、橋の裏がすぐ頭上にある。
 仙台堀川では、両岸の柳の新芽が美しい。
 再び戻った大横川より小名木川へ入るが、ここは、以前にも航行したことがある。あの時は釣り船であった。だからか、隅田川でもかなり揺れた記憶がある。
 それよりも今回は大きい船だけれど、隅田川に出ると、それ以上に揺れる。風が強いからか。水上バスと擦れ違う。
 こういう場合、手を振る人が多いのは不思議である。
 大横川に入ると、揺れが嘘のようであった。
(第二千三十八段)
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by akasakatei | 2009-03-30 20:03 | 余暇 | Comments(0)

門前仲町歩(もんぜんなかちょうさんさく)

 蕎麦屋を出ると、十三時までには間がある。少し周辺を歩く。
 まず、深川えんま堂へ向かう。ここは正式には法乗院という。結構、訪れている人がいる。
 地獄図を展示している。その昔の人はこれを見て、罪を犯すと死後に、こうした姿になると思ったのだろう。これにより、犯罪がなくなったのかもしれない。
 何事においても、科学を根拠とする現代は、そうした意味では、犯罪を増やさせているのかもしれない。
 この後、トイレに行きたくなり、近くにある総合スーパーに入る。古さを感じる内装で、地方のデパートを思わせる。
 意外なことに、トイレの灯りを消している。その中から、人が現れ、やや驚く。
 水の音が個室からしたということは、真っ暗なところで、用を足していたということになる。よく見えたものである。
 乗船場に戻る。
 丁度、和船での新内流しの出発する瞬間であった。
 三味線の音が風に乗る。こうした時は貴重である。
(第二千三十七段)
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by akasakatei | 2009-03-29 20:02 | 社会心理 | Comments(0)

門前仲町食(もんぜんなかちょうそばや)

 十一時過ぎに、黒船橋乗船場に戻る。
 動力船は三分前に出てしまい、次は十三時という。
 そこで、昼食を食べることにする。
 医師より、「消化の良いものを。」ということなので、うどんにする。
 そこで一軒の個人で経営する蕎麦屋の店先に立つ。
 メニューを見ると、良い値段である。気軽に何度も足を運べる店ではないようである。
 それでも、他になく、ここにする。
 驚いたことに、入っても挨拶もなく、営業中なのか否かも不明である。
 それでも、すぐに注文を取りに来たから、営業中だったのだろう。
 天井近くにあるテレビでは、この日から始まった選抜高校野球が点けられている。
 うどんを運んで来たおかみさんは、経過が気になるらしく、視線をすぐにテレビへ移す。
 食べながら観ていると、打った瞬間にホームランと分かる当たりが出た。
(第二千三十六段)
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by akasakatei | 2009-03-28 19:59 | 産業 | Comments(0)

大横川和船(わせんよりのながめ)

 既に、航行は始まっている。まず、珍しい和船より乗ることにする。救命胴衣を渡される。
 和船は、大横川の黒船橋と東富橋を往復する。乗った船は網船である。何隻かの船が随時航行しているらしく、すぐに出発するという。他に同乗するのは、六人連れの家族、それにひとりで来た男性である。
 乗り込む時、かなり揺れる。
 それでも座ってしまえば、物珍しく、ガイドの説明や漕ぎ手に注目する。今、漕いでいるのは高校三年生の少年である。
 黒船橋と東富橋の間は、ほぼ直線であり、伸びた桜の枝が川面に出ている。そこにいくつか綻んだ花がある。
 満開なら、さぞ綺麗に違いない。
 戻って来る何隻かの船と出会う。ひとりしか乗っていない船もある。
 東富橋手前で戻る時、漕ぎ手が変わる。五十代前半くらいの女性である。
 今回、乗ってみて分かったのは、速度が遅いことで、歩いた方がかなり早いということである。
(第二千三十五段)
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by akasakatei | 2009-03-27 19:58 | 余暇 | Comments(0)

江戸深川桜(ふかがわさくらまつり)

 ここ数日、腹調子が悪い。頻繁にトイレ通いをする。掛かり付けの内科へ行くと、最近、胃腸へのウイルスが流行しているという。
 消化の良いものを食べるように言われる。
 そうした中、足を向けようかと考えていたお江戸深川さくらまつりが、三月二十一日より始まる。
 さくらまつりとは言っても、未だ、開花したばかりで、それを目的とするなら、あと一週間は待った方が良いかもしれない。
 ただ、今回、目的としているのは、そのまつりのイベントにおける乗船お花見体験というものである。
 和船と動力船がある。
 事前に調べたところによると、乗船時間は、和船が三十分ほど、動力船は四十五分ほどとのことである。
 船にトイレはなく、万が一のことを考えると、延すべきだろう。だけれど、そうなると、かなりの人出となるに違いない。
 腹調子が治まったのを待ち、家を出る。
 乗船場は門前仲町である。
 十時過ぎに着く。
(第二千三十四段)
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by akasakatei | 2009-03-26 19:57 | 余暇 | Comments(0)

地元改正時刻表(このぶんだけでは)

 先日、地元を走る小田急のダイヤが変わった。そのあらましをポスターで見たところ、特に、重要そうな変更点は見られなかった。
 結果、これが、平日ダイヤの初日、会社帰りに失敗する。
 いつも新宿でJRより小田急に乗り換える。
 この際、各駅停車しか停まらない地元の駅までは、新宿を一番先に出る電車に乗れば、例え急行や準急でも、途中で各駅停車に乗り換えれば、地元まで最短時間で着く。
 その日は、準急であった。
 この電車だと、経堂で接続する後から来る各駅停車に乗り換えれば良い。
 これまで通りにしていたら、その各駅停車が経堂で数分停車し、また、成城学園前でも、後発の急行に接続する。
 発売されたばかりの時刻表で確認すれば、これまでとは異なり、急ぐ場合、新宿を一番先に出る電車ではなく、急行や準急まで待たなければならないことが分かる。
 こうしたことが分かり、再度、ポスターを見ると、一部運行パターンを変えるとある。これだけで、このような失敗が分かるとも思えない。
(第二千三十三段)
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by akasakatei | 2009-03-25 19:57 | 社会心理 | Comments(0)

二等国推奨(せのびをしても)

 某国の企業における税金を使っての援助を受けながら、一方で、幹部に対し、高給を支払っているのは、誰が考えてもおかしな話しだろう。
 受け取る方も当然と思っているところに、その問題がある。
 何でも、問題の処理をするのに、そのような連中の知識が必要とのためという。
 だけれど、元々は、そうした連中が、利益のみを上げるために、問題を起こさなければ、起きなかったことである。
 極めて強欲といえる。
 それにしても、世の中、強欲な連中ばかりが増えたものである。そもそも、価値観が経済力だけなのが良くない。
 我が国にしても、未だ、一等国であろうと考えている節がある。
 新自由主義が崩壊しているにも関わらず、グローバル社会で勝ち抜くことばかりを主張する財界人が目立つ。
 視点を変え、何故、二等国では駄目なのか、と考えるべきである。
 他人と比べるから不幸が始まる。
 無理をして背伸びをする理由がない。
(第二千三十二段)
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by akasakatei | 2009-03-24 19:56 | 産業 | Comments(0)

捻米国合理(しんけいのゆがみ)

 野球の世界大会に関し、仕事場でも話題にする人が多い。特に、日本が勝つと「ビールが美味い。」と言っている。夜のスポーツニュースも全て確認するらしい。
 南海ホークスがなくなって以降、それほど関心を持たなくなったものの、時々見ていると、何故、これほど打てないのかと考えてしまう。
 国内の試合で、国際大会とは異なるボールを使っているからか。それとも、その影響で、ホームランを狙うスイングをするためか。
 何れにしろ、技が感じられない。
 更に、この世界大会で気になったのは、素人にとって、分かり難いルールである。例えば、敗者復活戦のような試合組み合わせの必要性である。
 トーナメントではなく、リーグ戦でも良いのではないか。
 仕切っているアメリカは、合理性と言いながら、複雑にするのが余程好きとしか思えない。
 アメフトも同様だし、金融派生商品もそうである。
 この捻じれは、何を意味するのか。
(第二千三十一段)
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by akasakatei | 2009-03-23 19:55 | 国際 | Comments(0)

東京大周辺(あかもんくぐって)

 学生時代の友人らと、月に一度、都内散策を行なっている。
今回は、先月に続き、美濃の役人が参加する。それに伴い、行きたい場所を決めて貰ったところ、根津神社に集合し、周辺の文学散策となった。森鴎外や夏目漱石に関連するものがある。
根津神社は久し振りで、以前、何回か躑躅を愛でに来たことがある。
日曜の夕方前の境内には、遊んでいる子供の姿がある。鬼ごっこである。こうした光景を目にしなくなり、久しい。
それを見ている間に、全員集まる。
まず、東大赤門を目指す。根津裏門坂を上がる。この途中の脇へ入った場所に夏目漱石の住居跡があったはずである。
夏目漱石関連でいえば、これから向かう東大構内には三四郎池がある。
その三四郎池には、何回か足を向けたことがある。訪れる度に印象が変わる。
ここより、東大病院を抜け、森鴎外の住居跡へと進む。
無縁坂は、森鴎外の作品にも描かれている。意外と人の行き来がある。
不忍池沿いに池之端へ出、ホテル内にある住居を見る。
そこより、根津へと戻り、飲み屋を探し、路地をさ迷う。日曜だからか、空いている店は少ない。
(第二千三十段)
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by akasakatei | 2009-03-22 21:44 | 地域 | Comments(0)