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能楽夢幻時(こえにいざなわれ)

昨年に続き、国立能楽堂での「第十八回能楽若手研究会 東京公演」へ足を運ぶ。
今回は、『二人静』(観世流)、『清水』(大蔵流)、『鵜飼』(宝生流)である。
能楽に関しては、チケットを入手するのが意外に難しく、この公演も中正面である。
この席だと、全体を見回せる位置にはあるものの、やはり柱が視界に入る。
それにしても、始まってからも、遅れて来る人が多い。それも、女性ばかりである。
能楽だけでなく、歌舞伎にしても、大概、遅れて来るのは女性である。何故、時間を守れないのだろう。
背景には芝居に来るのは女性が多いということもあるけれど、見ている限りだと、男性で遅れて来る人はほとんどいない。
雰囲気を壊していることを自覚すべきである。
その能の雰囲気へ偶に浸りたくなるのはどうしてか。
たぶん、声が関係していると思われる。
(第二千八段)
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by akasakatei | 2009-02-28 20:28 | 文芸 | Comments(0)

車内四方迷惑人(めいわくじんぜんいんしゅうごう)

 これまで、何回か車内における迷惑行為に触れて来た。
 先日は、呆れたことに、四方の人間で迷惑した。前に座る若者は足を投げ出し、左横の十代の女性はヘッドホンより音が漏れ、後ろの女性は乳母車を折り畳まず、更に、右横の女性は車内通話をしている。
 嘆かわしいことである。
 これで、鞄を前に抱えない人が斜め後ろなどにいたら、最悪な状況である。
 それより、数日後の日曜の昼下がり、隣町へ所用があり、電車を使う。
 下車したところ、かなりの親子が駆け乗って来る。
 何れも、塾帰りか、それとも、二月一日だったので、そこにある某私立中学の入試帰りと思われる。
 電車の乗り方さえ、満足に教えられないのかと考える。
 いくら私立に通わせるほど、経済的に余裕があったとしても、これでは人間的には褒められたものとはいえない。
 学業より教養を優先すべきである。
(第二千七段)
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by akasakatei | 2009-02-27 14:05 | 教育 | Comments(0)

老舗問風評(しにせのたいおう)

浅草より両国にある江戸東京博物館の見学となる。
何回か訪れており、今回は常設展観覧料で入れる「絵にみる春夏秋冬 江戸東京の一年」を中心に楽しむ。
夕食は柴又である。
ここでは、夕食前に散策の時間がある。一昨年、かなり歩いたので、今回は矢切の渡しへ行く。残念なことに、荒天のため、休航であった。
夕食は、今回の目的である某老舗である。
対応を見ていると、やはり団体客相手であり、個人客は迷惑と感じられた。
それにしても、三食の時間は大体三十分ほどで、かなり慌ただしかった。酒を飲むという雰囲気ではない。
改めてゆっくりと訪れたい。
食の合間の散策時間では、路地裏を巡る。ふと民家の庭先で花が綻んでいる梅を見付ける。
そういえば、旧暦では、新春過ぎである。
 時は確実に流れている。
(第二千六段)
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by akasakatei | 2009-02-26 21:46 | 地域 | Comments(0)

築地鮨(あさのすし)

九時に東京駅を出発する。ツアーに参加するに当たり、不安だったのが食事の量である。最近、あまり食べられない。
九時半前に築地市場外での朝食となる。参加者は年配の夫婦連れが多い。ひとりでの参加はふたりだけである。
さて、不安だった量はそれほどでもない。身体のどこに入ったのかという感じである。
食べ終わっても一時間以上の時間があり、市場内外を歩く。雨に加え、風も強くなり、気温も下がり、散策には向かない。
それでも訪れる人はおり、悪評高い外人も何人かいる。
見ていると、歩くのが遅く、関係者からすると、確かに、迷惑には違いない。
築地より浅草へ向かう。朝食より二時間半ほどで昼食の天麩羅である。
ここでも昼食後に散策の時間があり、あまり歩いたことのない浅草寺の西と北の路地裏を足の向くまま進む。
この辺には会員制の飲み屋が目立つ。そうした中に学習塾や個人宅もある。雰囲気としては面白い。
(第二千五段)
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by akasakatei | 2009-02-25 21:43 | 地域 | Comments(0)

店風評(そのひとこと)

雨の中をバスは走る。
はとバスの「江戸味覚食い倒れツアー」に参加する。
このコースは秋に期間限定で登場した。評判が良いようで、その後も続いている。実際、この日も二台のバスである。
人気の理由は、朝に寿司、昼に天麩羅、夜に鰻を味わえ、土産も付くからだろう。
今回、このツアーに参加する気になったのは、某老舗の接客態度を確認するためである。
個人的に行くと、客とも思わない対応をするという。
それによる風評を考えないのか。
風評といえば、新聞に某公演の広告が出ていた。いくつかの日が出ているものの、某日のみ売り切れ間近とある。その日のチケットは完売のはずで、これはおかしい。
調べると、完売である。察するに、他の日が空いており、そこへ誘導するためか。よく煽る意味での反対の例は聞くけれど、この方法は何れにしろ、信用をなくす。
(第二千四段)
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by akasakatei | 2009-02-24 21:42 | 社会心理 | Comments(0)

人文系発想(しゃかいをおもしろがる)

 以前、「日本のアイデンティティ探し」に触れた。
その後、中学・高校、大学時代の連中と各々会う機会があり、改めて問うことにした。
ただ、注意しなければならないのは、前者は理系、後者は同じ学科出身者だったことである。
まず、大学での連中は、この問いに考えてしまい、結局、アイデンティティがないのがそれではないかとなる。
中学・高校での連中のうち、ひとりは変わることが出来ないことという。
尤も、面白かったのは、理系のうち、あるひとりに、これを考えることにより、何の意味があるのかと質問されたことである。文系、特に、人文系だと、そうした発想はまずしない。
世間的に儲からないことでも、本人が興味を持ち、面白ければ、分析をするのが人文系の特徴である。
 元々、人間とは複雑であり、合理的に行動するようにはなっていない。
 こうした個性の集まりである社会において、今、如何に争いをなくしていくかが問われている。尚、この争いとは戦争に限らない。
(第二千三段)
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by akasakatei | 2009-02-23 21:08 | 社会心理 | Comments(0)

悪育児結果(こそだてのさき)

劇場で、どうして年配女性は上演中に連れと話しをするのか。これに関しては、以前にも触れている。
その行為は、幼稚園に通っている子供が、入園してすぐに先生より注意されることである。このような女性が親だったのだから呆れる。先の意味も理解出来ずに、子育てをした結果、公共心のない大人ばかりを育て上げたに違いない。住み難い世の中にした責任は重い。
子育てといえば、車内で子供の笑い声が聞こえてきた。
母親が理由を問えば、「お母さんの顔が面白いから。」と言う。
確かに、堂々とした体格で、歩き方は力士のようである。
それに対し、母親は「人の顔を見て、笑ってはいけない。」と諭す。
また、紙容器に入ったジュースの空を振り回していた子供に注意を与える。
ただ、車内で歌うのは感心しない。
意外と思って歌う人は、かなり見掛ける。その昔、オペラを歌っている人を見た。
他に、通勤電車での珍しい迷惑行為関係だと、髭剃り、歯磨きがいた。
(第二千二段)
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by akasakatei | 2009-02-22 21:44 | 教育 | Comments(0)

成田屋復帰舞台(あらごとぞうひき)

正月、東京では四劇場で歌舞伎公演が行なわれた。他にも大阪や前進座でも公演され、足を運んだ人はかなりの数に違いない。
そのような中、前進座と新橋演舞場での公演に関しては、以前に触れた。
一月二十五日、国立劇場における歌舞伎へ行く。
演目は『象引』、『十返りの松』、『誧競艶仲町』である。
注目されるのは、半年振りに復帰する成田屋の『象引』である。成田屋については、先日、闘病日記がテレビで放送された。見た限りだと、正に、無間地獄からの生還だろう。成田屋は梨園にとり、無くてはならない役者である。その復帰を嬉しく思う。
演じる『象引』は歌舞伎十八番とはいえ、上演回数は少ない。今回、再演出来るようにしたという。
『十返りの松』は、成駒屋三代が舞う。今上天皇即位二十年記念となっている。
四世鶴屋南北作の『誧競艶仲町』は、成駒屋、大和屋らが演じる。世話物である。復活狂言ということもあり、今後に期待される。
 それにしても、芝居へ行く度に気になるのは、上演中に話す年配女性が多いことである。何故、黙っていられないのか。
(第二千一段)
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by akasakatei | 2009-02-21 21:24 | 文芸 | Comments(0)

外見嘘心理(ごまかされるしょうひしゃ)

世の中、本当に便利になったといえるのか。
というのも、規制緩和の結果、逆に選択肢が増え過ぎ、理解出来ないことが多くなったと感じる日々だからである。
どのくらいの人が上手く使えているのだろう。
最終的には、それで見向きをしなくなる人もいるに違いない。
何れにしろ、効果は薄かったとしか思えない。
反対に、古いものを排他する自由の風潮が広がった。ただ、気を付けなければならないのは、自由ではなく、広がったのが身勝手という現実である。
例えば、伝統社会では遠い話しにも思えるものの、角界における横綱の態度は疑問である。
このため、逮捕者まで出た。
その際の逮捕者への横綱の発言もおかしく、横綱への指導はどうなっているのか。その逮捕者の言葉を聞き、横綱は反省すべきである。横綱の態度が、ひとりの人生を狂わせたともいえる。
 とはいえ、より身勝手さが目立つのは企業である。一見、サービス競争をしているように見えるけれど、利潤を上げるという本質部分では、人間味に欠ける対応しかしない。柔軟性がないことは確かで、これが嫌で、足を向けるのは個人商店が多い。
(第二千段)
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by akasakatei | 2009-02-20 07:14 | 産業 | Comments(0)

社会変革願(しほんしゅぎのあと)

日々、雇用悪化が報道されている。特に、路頭に迷う非正規雇用者はどうか。これに伴い、治安も乱れている。
これに関し、未だ、自己責任との声も聞かれる。好んで、正社員にならなかった人は少数だろう。多くが、仕方なかった状況であることを忘れてはならない。
このような状況に対し、ワークシェアリングについて検討も出ている。
これは、以前にも出たことがあるものの、定着はしなかった。
これも選択肢のひとつだろうけれど、問題として、正社員のやる気が失われるのではないかとの点が指摘されている。
ただ、その前に行なわなければならないのは、むしろ経営幹部らの既得権をなくすことだろう。
好況時には政府の介入を嫌い、不況時に政府を頼るのは納得出来ない。
従業員の雇用を守るためとは言うが、企業の内部留保や経営陣らの報酬には手を付けないのはどうか。
一時、否定されたマルクスの社会が、意外な形で実現されるのではとも思える。
(第千九百九十九段)
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by akasakatei | 2009-02-19 21:08 | 産業 | Comments(0)