<   2007年 08月 ( 31 )   > この月の画像一覧

夏食物(じきのもの)

この時期の菓子となると、水羊羹である。今年は食べないで終わるかと思っていたところ、家人にお中元として届く。
 早速、賞味する。
 口当たりが良い。
 食べないと、来年まで口に入らなさそうで、送り主には感謝する。
 今年はどういう理由か、寒天を食べる機会が多かった。
 一般的には、寒天といえば餡蜜のイメージだけれど、寒天に蜜を掛けただけのもので、素朴な味が嬉しい。
 そういえば、今年は、夏の食べ物である冷麦や素麺もあまり食卓に上がらない。
 それも、家人に言って初めて出て来た。
 果物もまた同様である。西瓜も一度しか食べていない。気付けば、梨が顔を見せる。
 葡萄は全く見ていない。
 店へ行けば何でも売っているようだけれど、実際には、余程意識をしないと季節のものを食べないで、次の季節に移ってしまう。
 これは悲しい。
(第千四百六十一段)
[PR]
by akasakatei | 2007-08-31 21:39 | 余暇 | Comments(0)

余所行(はれぎのいみ)

最近、新幹線に乗ってみても、良い年をした男性が脛毛を出している。
 履物はサンダルである。
 あまり感心出来た格好とは思えない。
 この理由を考えたところ、普段着、余所行きの区別がないためと思える。
 一般的に、新幹線に乗ることは行楽で、余所行きであろう。そうした場に、普段着で現れるから違和感を覚える。
 振り返れば、我々は長い間、民俗学でいうハレの日には、装いを改めていた。
その一例は正月であろう。いつからか、そうした意味が忘れられるようになった。
 話しを戻せば、脛毛を出すから違和感があるのではなく、普段着だからである。脛毛を出す服装が晴れ着ならば、違和感はないはずである。
 ひと昔前ならば、色々言われたに違いない。世の中、驚かされることが多くなった。
(第千四百六十段)
[PR]
by akasakatei | 2007-08-30 21:38 | 社会心理 | Comments(0)

地元回覧板(なまえさえしらず)

普段は忘れているが、偶に、地元では回覧板が回って来る。主に、家人が確認しているため、中を見ることはまずない。
 それでも、休日に回って来ると、隣りへ届けることがある。
 その際、驚いたのは、地元では、ポストへ入れる規則になっていて、直接、その家の人へ渡してはならないことになっているらしい。
 呆れる他ない。
 こうした機会でもないと、隣人と顔を合わせることはない。万が一の時、例えば、震災や火事などで、話せないほどの重体になっても誰か分からない。
 隣近所との付き合いがないことでいえば、家族構成も知らず、逃げ遅れた場合でも気付かない。
 このように考えると、故郷が懐かしい。
 改めて、先日コピーした住宅地図を眺めると、未だに住人が分かる。
 ところで、その地図で思い出したのが、故郷は生まれた頃と比べ、景観が短期間でかなり変化した。当時の住人らは、環境が変わることに対し、反対をしなかったのだろうか。
(第千四百五十九段)
[PR]
by akasakatei | 2007-08-29 21:37 | 地域 | Comments(0)

世間無知組(あきれたふんいき)

高校の大学への合格水増しが問題になっている。
 予備校では、よく行なわれている手法との印象があり、また、大学でも就職率については水増しをしている。高校でもそれが普通と思っていたけれど、そうではなかったのか。
 もしそうでないとするなら、意外である。
 実際問題、そうした数字だけで、進学先を考えるのであろうか。
 本人に合う、合わないが、まず重要と思われる。
 とはいえ、最近の親子は何を考えているのか分からない。世間の常識が通用しない。
 こうした連中と付き合わないといけないならば、子供を育てるのは辛い。
 独身か、結婚しても子供は欲しくない。
 否、結婚も墓場である。
 先日、車内で見た親子は、母親は子や夫に対し、怒ってばかりいて、始終不機嫌そうであった。
 夫は、諦めているのか、何もひと言も口を利かなかった。
 あの雰囲気は異様であった。
(第千四百五十八段)
[PR]
by akasakatei | 2007-08-28 21:36 | 社会心理 | Comments(0)

煙草塩(しぶやのはくぶつかん)

渋谷にあるたばこと塩の博物館へ行く。
 初台付近よりバスで渋谷へ向かう。大通りより一車線の道に入り、運転手は得意そうである。
 東急本店前より歩く。
 人が多く、暑くもあり、昼下がりの土曜の渋谷は疲れる。
 ようやく、神南にある博物館に着く。
 それも束の間、中は夏休みのためか、親子連れで賑わう。この日は「からだと塩のひみつ」という特別展が行なわれている。自由研究にするのだろう。
 落ち着かない。
 塩、たばこの順で眺めて行ったのだが、目に付いたのは、ミニ企画コーナーの浮世絵である。
 今回の目的もここにある。
 テーマは、「天下無双の力持ち 朝比奈見参!!」で、楽しませて貰う。
 また、たばこのところにあった歌舞伎における小道具の煙管や昭和の煙草屋も興味深かった。
(第千四百五十七段)
[PR]
by akasakatei | 2007-08-27 21:35 | 教育 | Comments(0)

重大確認落(ささいなことではなく)

ある人より聞いた話しである。
先日、仕事場の口座に見知らぬ人より入金があり、これに関し、銀行へ振込人の連絡先を調べてくれるよう依頼したところ、先方の九州にある扱った銀行が、個人情報のため、教えられないとの返答であった。
 ただ、ここでまず問題だったのは、東京より確認したのに、何故か、先方の銀行が返答したのは、九州支店であった。その九州支店より東京へ先の旨が伝えられたという。
 常識的に考えれば、先方から、口座のある銀行へ返答し、それを依頼者に伝えるのが筋ではないのか。
 更に、これについては、不可解なことがあり、入金されたお金はローンとしてなのだが、振り込まれた側は、組んだ人からの申込書もなく、戸惑ったらしい。
 銀行は、商品の申し込みをしたのか否かを確認しないのだろうか。
 最近、細部を確認しない企業や組織が多いようである。
 この人は、その数日前、配達証明書が戻って来たらしいのだが、驚いたことに、日付印が二年前になっていたとのことである。
 郵便局に訊けば、これは重大な不祥事で、正式に訴えれば、押した人の一生に関わる問題となるらしい。
(第千四百五十六段)
[PR]
by akasakatei | 2007-08-26 21:33 | 産業 | Comments(0)

台風飛行機(じょうきょうかくにん)

台風五号が九州へ近付いた日、ある人に頼まれ、宮崎から羽田への運行状況を調べることになった。
 分かっているのは、宮崎を十時頃に発ったということだけである。
 宮崎へは、一月に行っており、その際、空港関係者の名刺を貰っている。
 連絡を入れたところ、驚いたことに、宮崎から羽田へはいくつかの航空会社が就航しており、他社は分からないという。
 空港関係者と思っていたのだが、どうやら、航空会社の宮崎支店という立場らしい。
 仕方なく、電話局で空港の連絡先を確認するものの、届け出はなく、航空会社別に調べるしかないようである。
 こうなると、どこが就航しているかまず把握しなければならない。
 更に、誰もが台風で飛ぶかどうか確認しているらしく、なかなか繋がらない。
 その日、旅行会社の担当者が来たので、こうした話しをすれば、これ以外に、運行状況を調べる方法はないとのことである。
 益々、不便と思うようになった。
(第千四百五十五段)
[PR]
by akasakatei | 2007-08-25 21:32 | 産業 | Comments(0)

幻聴話(こえなきこえ)

参議選の敗退にも関わらず、首相は退陣しないという。
 これも首相がいう再チャレンジということか。
 全く良い身分である。
 それにしても、農水大臣の更迭は遅過ぎた。世間の声を聞く必要がある。
 その昔、首相の祖父が言った「声なき声が聞こえる。」ではないが、辞めるなとの声が聞こえたのかもしれない。
 このような幻聴で思い出したことがある。光市の母子殺人事件の被告には、反省の色が見えず、その弁護団もどうかしているとしか思えない。
 ある筋によれば、単に、死刑の回避が目的らしい。
 このような弁護団は、何とかならぬか。
 被害者が浮かばれない。
 法に対する不信しかない。
 仮に、裁判所が国民に納得のいかない判決を出すようだと、これまで以上に、司法は信用を失う。
 裁判官は、ただでさえ世間を知らない。裁判官になったというだけで、威張っている輩もいる。社会勉強をしなければならない。
(第千四百五十四段)
[PR]
by akasakatei | 2007-08-24 21:31 | 政治 | Comments(0)

角界史(よこづなしょぶん)

日本相撲協会が横綱に対し、厳しい処分を下した。
 巡業を休場し、無断で母国へ帰り、サッカーをしている映像を見ると、怪我人には思えない。むしろ、軽快な動きを見せている。
 今回の処分については、これまでのトラブルも含まれているという。
 正直、処分は遅過ぎた。
 これまで、師匠は何をしていたのか。
 一説によれば、師匠の現役時代の番付を抜いて以降、師匠の言うことを聞かなくなったとの話しもある。角界に入った以上、師匠と弟子の関係は変わるものではない。これは、師匠の番付には関係ない。
振り返ってみれば、泥酔事件、反則負け、稽古場での荒技など、横綱の品格がない。
 以前より触れている通り、相撲は、勝つだけの単なるスポーツではなく、文化である。強ければ良いということではない。
 これを誤解している外人力士が多過ぎる。
 相撲の歴史を学べば、文化と分かり、民衆と密接な繋がりのあることが理解出来るだろう。
(第千四百五十三段)
[PR]
by akasakatei | 2007-08-23 21:31 | 文芸 | Comments(0)

参議選注文(せいじのいみ)

参議院選挙が終わった。結果は、民主党の大勝であった。
 これに関し、経済界では、これまで与党が目指して来た小さな政府を、再び大きな政府へしないようにとの発言が目立った。
 これは弱者切り捨てを指す。
 今回、有権者は、明らかに小さな政府より社会保障を望んだ。
 御用学者や財界人は、改革が進み景気が回復すれば、誰もが豊かになると言っているが、その根拠はない。そこに見られるのは、アメリカ型の富裕層が優遇される社会である。
 そもそも、御用学者や財界人は、日常生活に困っていないから、将来について語るけれど、現在、この国では、日常生活に困っている人がどのくらいいると思っているのか。
 住む場所もなく、生活保護より低い給与で働いている人がいる。明日のことさえ分からない。
 これは、どう考えても政治の失敗である。
 それを自己責任という政治家もいるけれど、見識を疑う。政治家ならば、人々のために生き易い社会にすべきである。自己利権に走る政治家が多過ぎる。
(第千四百五十二段)
[PR]
by akasakatei | 2007-08-22 21:30 | 政治 | Comments(0)