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親子仲(いまどきおやこかんけい)

小学生の頃は、男子よりも女子の方がませているという。
 先日、そうした光景を目にする。
 喫茶店で、後ろに座った父娘の会話が聞こえてきた。娘は、小学中学年くらいか。
 「お父さん、告白されたことあるの。」
 「えっ。」
 一瞬、父親が絶句していた。
 「私はある。」
 そこで、また驚いていた。
 「いつ、なんて。」
 「幼稚園の頃。将来、結婚しようぜ、と。」
 幼稚園の頃、結婚など考えたことはなかった。前にも書いたけれど、考えていたのは、社会における差別や自己存在についてである。
 それにしても、仮に、この会話が普通だとするならば、あまり良い風潮とも思えない。
 友達関係のような家族が増えているとの話しだが、親子の仲は、一線がなければならない。
(第千四百三十段)
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by akasakatei | 2007-07-31 21:21 | 家族 | Comments(0)

中国産危険(しらないところで)

 先日、介護事業で問題となった企業の車を見掛けた。信号待ちをしていたのだが、中にいるスタッフの顔を見ると、笑い合っている。これはどういうことか。
 会社の今後を考えると、難しい顔になるのが普通だろう。
 将来に対する希望か、それとも、諦めか。
 何れにしろ、上層部の判断が組織全体を滅茶苦茶にした。
 恐らく、これは氷山の一角で、見付からなければ良いと思っている企業は多いに違いない。
 最近では、中国産の品が世間を騒がせている。
 中国も同様のことを行なっており、中国人は見付かって初めて、悪いことをしたと感じるらしい。
 今や、誰もが中国産を避ける世の中だけれど、惣菜や飲食店で使う野菜は、本当に安全かと考える。
 これは、一般の利用者にとっては確かめようがない。
 業務用は、低価格で業者が大量に仕入れる。その多くは輸入である。
 こうなると、自給率が低い我が国の先が心配である。
(第千四百二十九段)
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by akasakatei | 2007-07-30 21:19 | 国際 | Comments(0)

六本木路上(にちじょうにはとおく)

 噂には聞いていたが、夜の六本木における路上に、これほど黒人が多いとは思わなかった。
 ニューハーフショーの後、はとバスで出発地の東京駅へは戻らず、ここで下ろして貰う。
 東京駅に行くより、ここから乃木坂に出て帰った方が早い。
 それにしても、どこを歩いているのかと思う。
 子供の頃より、六本木の夜を歩いていたけれど、改めて、こうまで多いと、つい悪いことを考える。
 頭は、未だ非日常から日常へ切り換えられず、ぼんやりとしたままである。
 もし何かあったとしても、実感が起きないだろう。それほど、音と光の舞台が心理面に与えた影響は大きかった。
 ミッドタウン辺りで、漸く人込みが消え、黒人の姿もなくなる。
 ほっとしたものを感じる。
 乃木坂へ着いた時には、いつもの故郷であった。
 ただ、心理的には、未だ平常ではない。
 日常へ戻るには時間が掛かりそうである。
(第千四百二十八段)
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by akasakatei | 2007-07-29 21:17 | 地域 | Comments(0)

非日常空間(おととひかり)

 食事後、案内役のニューハーフが現れると、テンションがより高くなる。
 今回の参加者のほとんどは、初めて会う人ばかりである。
 質問に答えるのを聞いていると、なかなか頭の回転は良く、店に着くまでの間、車内を回り撮影会となる。年配女性の方が積極的である。
 店は和を基調としたもので、既に満員である。
 ショーは一時間ほどで、始まるまでの間にパンフレットを買い、演目を確認すると、『花魁座第六幕我心咲誕』となっている。
 実際に、観た感じだと、かなり運動量が激しい。翌日の四時まで仕事だと言っていたけれど、健康には気を付けて貰いたいものである。
 また、舞台装置も目まぐるしく稼動し、宙吊りもあり、あちこち視線を動かすので忙しい。客席からの掛け声や音楽の音量、そして照明の使い方など、非日常を実感する。
 尚、舞台はニューハーフばかりでなく、男女のダンサーも出演しており、舞台では一見区別が付かなさそうなため、このコースを選んだ。これならば、案内役に注目していれば良い。
(第千四百二十七段)
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by akasakatei | 2007-07-28 21:15 | 社会心理 | Comments(0)

超名物企画(はとばすのよる)

 はとバスの名物企画に、夜のコースでニューハーフショーがある。いつも利用する旅行会社の担当者によれば、かなりの人気があるという。一度どうかと勧められる。
 置いって行ったパンフレットを眺めていると、いくつかの店があり、各々コンセプトが異なるようである。
 妖艶度や爆笑度を星の数で表している。
 最初行くつもりはなかったものの、人気があるとなれば、仕事柄気になり、申し込んでみる。
 コースに関しては、今回、ニューハーフが途中で、はとバスに乗り込むものにする。
 当日は満員である。目立つのは地方からの団体である。茨城、浜松、山形から来ている。男女比率はやや女性が多い感じである。年齢構成はかなり高い。
 ひとりで参加しているのは、他には広島からの年配男性だけである。
 それにしても、全体的にテンションが高い。ガイドもこれまでのコースとは異なる感じである。何を言っても、笑いが起きるほどである。
(第千四百二十六段)
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by akasakatei | 2007-07-27 21:12 | 社会心理 | Comments(0)

今労働組合(ごようがくしゃのわな)

 仕事場に経営者向けの広告ファックスが来る。
 経営者ではないものの、目を通すと、これがひどい内容で、従業員を縛ろうとするものばかりである。
 中小企業向けだけれど、これ以上、従業員に対する待遇を悪くしてどうするのか。
 送ってくるのは、どこかのセミナー関係の会社である。
 先に書いたようなセミナーを行なうので、その案内である。講師は、弁護士となっている。
 弱者を助けるのが弁護士と思っていたところ、最近では、金儲けしか考えていないらしい。
 そこで、最近の労働関係における動向を知るべく、本屋を覗く。
 書棚へ行けば、従業員の味方であるはずの労働組合に関する書物がほとんどなかった。
 こうなると、最悪である。低賃金労働者の立場は更に悪くなる。
 結果、格差は益々開く。
 御用学者は、格差について、構造改革は関係ないというけれど、実際には、構造改革の結果、企業を取り巻く環境が悪化したと考える。
(第千四百二十五段)
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by akasakatei | 2007-07-26 21:24 | 産業 | Comments(0)

父娘話(ぜいたくなはなし)

 ホテルのロビーで人と待ち合わせた。多少早目だったので、座って待っていたところ、隣りに座る親子の会話が興味深かった。
 父親と小学校低学年の女児である。
 途中からだったけれど、何でも、母親がどこかへ行って、戻って来ないという。
 その理由は、夏休みの過ごし方で、どこへ行くのか、また、泊まるホテルの等級で言い争ったという。
 父親によれば、その妻が望んでいるのは海があり、ホテルは最高級らしい。
 子供にどこへ行きたいか訊いていたけれど、子供は、沖縄かハワイと平然と答えていた。
 家族が一緒ならば、どこでも楽しいと父親は言っていたものの、妻はそうでもなく、不機嫌になり、いなくなったようである。
 「お母さんの言う通りにしていたら、お金ばかりが掛かる。」と子へ話していた。
 妻に言わせれば、夫が自分を愛していないと感じたのか。何れにしろ、海外旅行へ行ける長期の夏休みがあり、お金があるという幸福を分かっていない。結婚とは男にとり、人生の墓場と改めて認識する。
(第千四百二十四段)
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by akasakatei | 2007-07-25 21:09 | 家族 | Comments(0)

鮨屋談(こういのたのしみ)

会社近くの鮨屋へ入る。初めての店である。
 土曜の昼時ということもあり、誰もいない。ビルの地下の店なので、入り難いのだろう。
 ここで、握りの大盛りを頼むと、いくら、穴子、海老の何れかが付くがどれが良いかと訊かれる。
 迷わず、穴子にする。職人の仕事が分かるからである。
それにしても、この職人の握り方を見ていると、真似をしたくなる。型に見惚れる。
 見惚れながら、食べていると、職人より、会社が近くなのかと話し掛けられる。
 鮨屋では初めての経験である。
 素性が分かったからか、握り終わった後、新子の仕込みをしながら、色々と話し出す。
 お互い黙っているより、こうした遣り取りは面白い。それだけ、日常で、人間関係が希薄となっているためだろう。
 黙っていても、何でも買い物が出来る時代なものの、そこには温かみがない。
(第千四百二十三段)
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by akasakatei | 2007-07-24 21:34 | 余暇 | Comments(0)

東京芸大陳列館(てつどうひょうげん)

 国分寺の師匠より、東京藝術大学大学美術館陳列館で開かれている「鉄道デザイン~過去から現代・未来へ~」の案内メールが届く。
 時間があったので、暇潰しで覗く。
 展示は、大きく分け、国鉄とJR東日本になっている。これらのうち、国鉄はポスターや駅弁の包み、JR東日本は機械や駅のデザインになっている。
 正直、国鉄時代の方が、懐かしさも手伝い、面白い。
 ある来場者が、ポスターの表現に文学性があると言う。言われてポスターを見れば、確かに、今よりは表現が豊かかもしれない。
 来場者は思っていたよりも多い。これだけを目当てに来た人は少なく、ほとんどは同キャンパス内で行なわれている他の展示の序でに寄ったのだろう。
 この陳列館は無料となっている。
 以前にも触れたが、国鉄に対し、沿線に住んだことも、通学で利用したこともなく、良い印象はないものの、懐かしさで足を運ぶのも悪くはないだろう。
 今後、JR東日本のポスターはどうなっていくのか。
(第千四百二十二段)
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by akasakatei | 2007-07-23 21:32 | 情報 | Comments(0)

築地辺散策(はちじゅういじょうのひとみ)

 麻疹騒動でキャンパスが閉鎖されていたオープンカレッジの補講が行なわれた。
 最終回は、キャンパス周辺の築地を歩くことである。
 講師であるコラムニストを先頭に、受講生四十人余りが続く。
 八丁堀を出ると、入船、湊、明石町と路地から路地へ、古い建物を探しながら進む。
 表通りをバスで通過したことはあるものの、最近は歩いていない。
 鉄砲洲稲荷、佃渡し跡、聖路加病院などを訪ね、途中、戦災で焼けなかったこともあり、昭和初め頃の家屋が残っていたりする。
 そういえば、子供の頃、父親とこの近辺を歩いた時、そうしたことを言っていたことを思い出す。
 以来、二十年以上、建て替えられなかったことになる。
 バブル経済があったのに、これは驚きである。
 故郷にも古い建物はあったけれど、バブルで多くは失われた。残念なことである。
 そうした意味からも、残して貰いたい。尤も、持ち主はどう思っているか分からない。
(第千四百二十一段)
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by akasakatei | 2007-07-22 21:31 | 地域 | Comments(0)