<   2007年 02月 ( 28 )   > この月の画像一覧

滑稽行列人(いしをもて)

 前にも触れたけれど、会社の近くに子供向けのキャラクターグッズを売る店がある。
 休日ともなると、かなりの人が訪れる。行列が出来るほどである。 
 先日など、東京駅前近くまで伸びていた。五百メートルはあったと思われる。入るのに、どのくらい掛かるのか。
 ここで問題としたいのは、誘導する店員の手際の悪さである。歩道に並ばすため、一般の人にとっては迷惑である。また、沿道の商店も同様だろう。
 子供はすぐに座り込むから、ポストに郵便が投函出来ず、困っている人もいた。
 これとは別に、八重洲の大丸地下は、駅へ抜けるための通路となっている。その両脇には洋菓子の売り場が並ぶ。
 バレンタインデーの前日、そこで売られるチョコレートを買おうと女性らが通路を塞ぐ。立錐の余地もなく、迷惑な話しである。
 業界の戦略に乗せられる必要もないのに、乗せられる人を見ていると、滑稽さえ感じる。
 悪しきことである。
(第千二百七十七段)
[PR]
by akasakatei | 2007-02-28 21:21 | 産業 | Comments(0)

春草餅(つみくさのあとに)

 春一番が吹くと春の訪れである。今年は二十日も早いらしい。
 翌日、和菓子屋へ足を向ける。
今月は草餅とする。
 わざわざ和菓子店へ行かなくても、スーパーでも買え、一年中、手軽に食べられるものである。
 このため、季節菓子のイメージが少ないものの、元々は三月三日に食べるものであった。 
餅に入れる蓬が厄払いとなる。現在では、雛祭りといえば菱餅のため、知らない人が多くなっている。
 今回、食べた草餅は、餅に塩が利いており、蓬の感触が残る。このような草餅は初めてである。
 また、こし餡との微妙な味わいが良い。
 かつては春の行楽の定番であった摘み草をし、その蓬を使い、自宅で作ったものである。今では、摘み草が出来る場所がない。
 ところで、草餅で思い出すのは、子供の頃、似た色の車輛が各私鉄で走っており、食べたくなったことがある。
 今や、そうした車輛はなくなってしまった。
(第千二百七十六段)
[PR]
by akasakatei | 2007-02-27 21:32 | 余暇 | Comments(0)

不条理外交(ゆるしはしない)

 六カ国協議におけるアメリカの態度に失望した人も多いだろう。以前より、指摘していた通り、アメリカは我が国のことを考えてはいない。自国の利益のみである。
 これが証明されただけでも、この協議を行なって良かったのではないか。
 それにしても、拉致について他国は関心さえ示していない。
 外交の失敗である。腰抜けである。
 各国が我が国に対し、誤った認識を持ち過ぎていることが背景にあるのではないか。
 よく外国人は、我が国には差別があるという。これは間違っている。アメリカと比べてみたらどうか。
 我が国に働きに来る外国人は、日本文化に溶け込もうとせず、自国の流儀を貫こうとする。
 それが摩擦となる。
 ここが日本であることを忘れている。そうした当然のことを勉強して来るべきである。
 数年前に、ひき逃げをした外国人がブラジルに逃げ帰った事件など、その行動が最低と見られていることを知らないのか。結果、外国人は信用出来ないことになる。
(第千二百七十五段)
[PR]
by akasakatei | 2007-02-26 21:22 | 国際 | Comments(0)

世直大明神(またれるかみ)

 東上線の踏み切りで、自殺願望の女性を助けようとした警官が入院先の病院で殉職した。
 我が国の警官も、未だ捨てたものではないと感じた。
 報道によれば、かなり住民より親しまれていたという。こうした警官がいたことに安心を覚える。
 総理も弔問に訪れたものの、名前の言い間違えは失礼に当たる。確認をすべきだろう。
 また、この事件より、総理は学んだことがあったはずである。早急に、行なわれなければならないのは、今の世に疲れ切った自殺願望者を減らすことである。
 こうしたことに配慮していれば、今回の事件は防げたに違いない。
 庶民の生活に目を向ける必要がある。
 今、世直しが待たれている。
 いつの時代でも苦しむのは、権力者より底辺層である。所詮、権力者らが作る案は、自らが痛まないものばかりである。税の対策を見れば、一目瞭然である。
 アメリカ型資本主義は必要ない。
(第千二百七十四段)
[PR]
by akasakatei | 2007-02-25 21:21 | 政治 | Comments(0)

冬駒込散策(こまごめさんぽ)

 駒込付近を歩く。山手線の駅では、滅多に下車しないところである。
 まず、富士神社へ向かう。ここは富士信仰で知られる。夏に、富士祭りが行なわれる。
 訪れた建国記念日は、流石に静かで、親子がキャッチボールをしている。
 富士塚に上がる。急な階段である。一説によると、この塚は古墳を利用したものという。
 富士神社を後にし、旧古河庭園へ足を延ばす。途中、何軒かの店が軒を連ねる。そこには、戦災で焼けなかったような建物もある。
 十分ほど歩き、正門より入る。
 和洋の庭が有名である。個人的には、有名な洋館よりも、そちらに関心がある。
 紅白の梅が咲き、その根元に猫がいる。
 眠そうである。
 心字池、大滝を巡る。
 山茶花や椿が所々に咲く。
(第千二百七十三段)
[PR]
by akasakatei | 2007-02-24 21:19 | 余暇 | Comments(0)

超高層建物(さいほうしないわけ)

 再開発と称し、ここ数年の都内には超高層ビルがあちこちに出来ている。そのほとんどを訪れたことはない。
 理由としては、何れも、商業施設が主となっており、目新しさがない。また、都内周辺より観光目当ての人が集まるため、混むからに他ならない。
 けれど、一番の理由は、昔から都内に住む者にとって、景観が変わってしまうことが辛い。
 これらの計画について、地方出身者が行なうこともあり、住民に対する配慮がなされていない。
 これは、オリンピック、バブル時も同様であった。
 所詮、都内の計画に関して思うのは、余所者がやるので、どこも詰まらないのである。
 都内の出身者に訊いたところ、超高層ビルは、一度行けば充分という意見が多かった。ここでの都内とは、山手線内を指す。
 このような状態だから、今度出来る防衛庁跡地も似たようなものだろう。
 経済効果より、故郷を破壊された恨みの方が大きい。
(第千二百七十二段)
[PR]
by akasakatei | 2007-02-23 21:17 | 地域 | Comments(0)

救助考(およげぬものには)

 花粉症の季節である。医師より、処方された薬を飲んでいる。
 このため、アルコールは控えている。一緒に摂ると、頭痛がし気持ちが悪くなる。
 花粉症になった者でないと、この辛さは分からないだろう。
 これ以外には、幸い病気はない。昨年の健康診断で、引っ掛かった項目はない。
 先日、中学時代の面子数人と集まる機会があった。この時、当然ながら、持病の話しが出る。
 不惑近くだから、誰しも何かしらの数字は悪いようである。
 若い頃、年を取ると病気の話しばかりになると聞いていたけれど、確かに、三十を過ぎると、そうした傾向になる。
 それも生活習慣病関係である。
 これは気を付けなければならない。
 そういえば、先日、勤務先を定年退職した人が新聞に出ていた。海に浮かんでいる人を水に入り救助したという。波打ち際から五メートルほどである。それも脳梗塞を患った後というから驚きである。
 この人は、現役時代、糖尿で入院した経験もあり、余程、夢中だったのだろう。
 果たして、自分なら助けたか疑問である。
(第千二百七十一段)
[PR]
by akasakatei | 2007-02-22 22:00 | 福祉 | Comments(0)

巣鴨神保町(やつめをたべて)

 早い時間に入ったにも関わらず、席を立とうとしたら、いつの間にか空席がなくなっている。
 ここは、一階が店頭販売、二階より上が客席のビルとなっている。情緒はない。
 ひとり客も多く、男性のほとんどはビールを飲んでから、八つ目鰻のうな重を頼んでいる。
 ただ、店員がひとりのため、忙しさがあるのは否めない。
 巣鴨商店街を歩くと、チェーンのドラッグストアがここでは浮いた存在になっている。
 元気な店が多い。
 適当な所で、表通りに出ると、市場がある。ここにあること自体を知らなかった。
 駅に戻り、地下鉄で、神保町に向かう。ここ数年訪れていない。足が遠退いた町である。
 久し振りの印象は、各書店とも綺麗になり、当然のことながら、いつも見掛けた店員の姿が見えなくなっている。
 年月を感じる。
(第千二百七十段)
[PR]
by akasakatei | 2007-02-21 21:54 | 地域 | Comments(0)

八目鰻(すがもあるき)

 最近、老眼気味である。これは誰もがなるものである。何かを食べたからといって、良くなるものではない。
 それでも、巣鴨にある鰻屋の暖簾を払ったのは、身体が求めていたのだろう。
 この鰻屋では、普通の鰻の他にも、八つ目鰻を出す。今回の目的は、これである。
 巣鴨は、小さい頃、とげぬき地蔵へ行くために、よく家族で行っていた。相変わらず、年配者で賑わっている。
 駅を出ると、まず真性寺が見え、商店街に入る。とげぬき地蔵へ向かう途中に、店がある。
 この店については、中学の頃より知っている。というのも、理科Ⅱの授業で魚類の進化に関し、担当教師が話した時に、八つ目鰻の乾燥したものを持って来たからである。その際、店を教えてくれた。
尚、この教師は、今、川越の図書奉行が勤務する町に住んでいるらしい。
 その八つ目鰻は、普通と異なり、かなり弾力性がある。このため、細かく分けられ、ご飯の上にある。
 年配者には量が多いのか、残りを持ち帰る女性もいる。
(第千二百六十九段)
[PR]
by akasakatei | 2007-02-20 20:46 | 地域 | Comments(0)

地域人間数(とちをおわれ)

 前から書いている通り、現在、問題になっている多くの原因は地域社会の崩壊と考えている。
 これについて、やや異なった視点で考える。
まず、崩壊した理由として、人の動きがある。一生を生まれた土地で過ごすことが珍しくなっている。自由ともいえるけれど、引っ越し理由で多いと思われるのは、相続関係だろう。
故人の土地を売らなければ、払えない相続税はおかしい。
更に、引っ越しで考えると、仕事関係も多いに違いない。転勤族となると、何年かに一度は動くことになる。地域に親しむ暇さえない。
他にも、地方より都市へ出て来る若者もいる。これは都市に学校や会社が集中し過ぎているからである。
結果、家族も核家族化した。
こうした状態は尋常ではない。
かなり以前より指摘されていたものの、今日まで、何の手も打たれていない。
今や、生まれ故郷で一生を過ごす当たり前と思われる望みほど難しいことはない。
(第千二百六十八段)
[PR]
by akasakatei | 2007-02-19 21:42 | 産業 | Comments(0)