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切替法(しごとばかりでは)

 前に触れた故郷の学級委員を偲ぶ会について書く。佐貫の酒仙との話題は、専ら、その死因に関してである。詳しい説明はない。
 こうなると、推理する以外にない。
 病気、自殺、他殺などが考えられる。細かく分析していくと、どれも当て嵌まり、分からなくなる。
 確実なのは、生前、夜、休日とも仕事での人脈作りのために、自宅では食事をしないということだけである。これでは身体に悪いだろう。
また、学級委員は趣味を探していた。
 歌舞伎、鉄道旅行、落語、オープンカレッジ、釣り、園芸など、休日に楽しんでいたこともあり、相談されたことがある。
 ただ、趣味は自分でやりたいことをやるのが一番で、相談される方も困る。
 最近、無趣味な人間が多いのか、色々な人と趣味の話しをすると、「休日が充実してますね。」と言われるのが不思議である。確かに、休日、自宅にいることは珍しいが。
 察するに、切り替えが上手くなかったのではないかと思われる。
(第千二百四十九段)
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by akasakatei | 2007-01-31 21:21 | 余暇 | Comments(0)

深川巡(ぶらりふかがわ)

 故郷の学級委員を偲ぶ会は、森下に移動し、けっとばし屋で行なう。下足番のいる店である。
 ただ、鍋のため、それに夢中になる。話しどころではない。それにしても、割下がすぐになくなる。
 食事後、偲ぶことが出来ず、夜、改めてする。
 日が高いため、それまでの間、のらくろ館、深川江戸資料館へ寄る。
『のらくろ』は読んだことがない。現在、絶版なのは惜しまれる。後者は、佐貫の酒仙に、古典落語を知って貰うために案内する。
 今日は江戸尽くしかもしれない。
 このふたつを巡っても時間が余り、霊巌寺、深川神明宮へも足を運ぶ。
 どちらも、早咲きの梅が目を楽しませる。先日の新聞によれば、今年は梅が早いという。
 夕方、例年は千住の写真家と忘年会を行なう深川鍋の店へ行く。
 ここでも鍋である。割下がすぐになくなる。こうなると、故学級委員が目に見えないだけで、一緒に食べているのではないかと思う。実際、酒のなくなりも早い。多少は偲べただろう。
(第千二百四十八段)
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by akasakatei | 2007-01-30 21:31 | 地域 | Comments(0)

鈴本噺一月(しゅせんをつれ)

 一月二十一日、久し振りに、鈴本演芸場の早朝寄席へ足を運ぶ。
 珍しく、連れがいる。佐貫の酒仙である。酒仙とは、この後、昨年、亡くなった故郷の学級委員を偲ぶ会を行なうつもりである。
 それなら、別のところで待ち合わせても良いのだけれど、酒仙は実際の落語を聴いたことがなく、この機会に連れて行く。
 麟太郎さん、佐助さん、天どんさん、こみちさんが登場する。
 基本的に、二ツ目の勉強会なので、古典が中心である。このため、酒仙は今ひとつ理解出来なかった感じである。
 そうした中、天どんさんが『初天神』を現代風にアレンジしており、これについては、結構笑っていた。
 落語に関して考えると、笑いが伝わらないのは、想像力の問題とも言われる。
 個人的に振り返ると、自然とその世界に入って行けた。想像力を働かしたことはない。どちらかといえば、言葉での遊びの印象がある。
 何れにしろ、今回、酒仙は知らないより、知っていた方が良い経験をした。
(第千二百四十七段)
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by akasakatei | 2007-01-29 08:45 | 文芸 | Comments(0)

霧反積(おしゃかさまでも)

 病院の待合室で備え付けの雑誌を読む。中を見れば、切り取られている記事がある。
 最近、新聞でも図書館のそれを問題として扱っている。書き込みも多いらしい。
 一体、こうした人らはどういう風に考えているのか。
 罪の意識がないとすれば、恐ろしい。これは犯罪である。所有者は、前者ならば病院で、その所有するものを壊したのである。信じられない行為である。
 このような社会の基本が分からない人間が増えている。
 電車内における迷惑な行為も、延長線上で考えられる。
 これらに関する提言は、以前に何度も書いた。地域社会が鍵となる。
 ところで、図書館関係での問題のひとつとして、本を返さない人も増えているようである。これは、大学の図書館でも同様で、学生ではなく、研究者にもいるとのことである。呆れるばかりである。これでは教育者の資格はない。
 一度、川越の図書奉行に訊いてみたいと思う。
 (第千二百四十六段)
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by akasakatei | 2007-01-28 14:19 | 社会心理 | Comments(0)

浦和甲科疑(ふとんのかい)

 京浜東北線の浦和駅における東京方面のホームが高架化された。これに伴い、乗りに行く。
 一度、北浦和まで行き、そこより戻る格好になる。
 その車内で面白い話しを聞く。
 三十前後の女性の会話である。甲と乙とする。
 何でも、甲には八歳違いの弟がいるらしく、夜、甲が寝ていると、布団に潜り込んで来るという。このため、一緒に寝ているとのことである。
 これに対し、乙はその弟を可愛いと表現していた。
 違和感があるのは何故か。
 また、甲は、弟が濃い化粧をすると嫌がるので、薄化粧にしていると話す。
 どうして、弟の目を気にするのか理解に苦しむ。
 化粧とは、異性の目を意識してするものと思うものの、甲にとっては違うのだろう。
 これが反対ならば、どのような反応か。
 何れにしろ、世間ではこれが普通なのか。
(第千二百四十五段)
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by akasakatei | 2007-01-27 21:25 | 家族 | Comments(0)

障害迷惑動(じんけんよりもまえに)

 大阪で知的障害者が事件を起こした。累犯である。
 町で、このような障害者をよく見掛ける。正直、社会生活に適していないと感じる。
 その事例を挙げる。
 昨年、大阪へ行った時、ある行列に並ぶ。すぐ後ろには、家族同伴で障害者も並ぶ。並ぶのは構わないものの、この障害者が頻りに咳をする。丁度、ノロウイルスが流行していた。同伴者が手で押えるように言ってもすぐに忘れ、人の頭に振り掛ける。こうした障害者は、社会常識が出来ておらず、外へ出すのは早過ぎる。
 他の例では、東海地方へ行った時のことがある。その頃のJRは幹線でも、ボックス席の車輛が活躍していた。
 問題はその車中で起きた。この時、障害者はひとりで、大きな鞄を持ち、車内を前後に歩き回っていた。
 その最中、鞄が寝ていた女性の顔を直撃した。障害者はひとり言を言いながら、気付かず、歩いて行った。
 このようなことが、日常茶半で起きているに違いない。ただ、多過ぎて、新聞に出ないのだろう。
 周囲や家族は、こうした迷惑について、障害者の人権をいう前に考える必要がある。
(第千二百四十四段)
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by akasakatei | 2007-01-26 20:55 | 福祉 | Comments(0)

東京観光地(これぞとうきょう)

 太公望より、相談を受ける。何でも、外国人一家を東京見物に連れて行くことになったという。東京らしい場所があれば、教えて貰いたいとのことである。
 先にも触れたけれど、震災、戦災、オリンピック、バブルにより、東京らしい場所は少ない。
 聞くところによれば、その一家の最初の希望は国会議事堂だったらしい。実際には、議員の紹介がないと、入れないために断念したようである。
 小学校時代、そこへは最高裁判所と一緒に行った記憶がある。こうなると、貴重な経験なのかもしれない。
 ところで、次に、一家が希望したのは、意外なことに東大である。東京といえば、東大との印象が強いみたいである。
 個人的に、勧めるならば、地形では、目まぐるしく車窓が変わる山手線や丸ノ内線への乗車、我が国らしい場所だと、皇居や靖国神社ではないか。
 とはいえ、太公望に詳しく訊けば、一家は韓国人の牧師だと分かる。さて、太公望はどうするであろうか。
(第千二百四十三段)
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by akasakatei | 2007-01-25 21:51 | 国際 | Comments(0)

感人調(くうこうじゅうはちばん)

 先の話しの続きである。
 これまで、空港の手荷物検査で、メガネクリーナーを持っていて、引っ掛かったことはない。初めてである。
 これに関し、空港の責任者へ各地で検査の機械が異なるのかと訊いてみる。そのようなことはないという。
 また、今回の件について、時刻表を確認するものの、メガネクリーナーが手荷物検査のどの項目で引っ掛かったか、今ひとつ分からない。
 それにしても、検査員は容易に所有権の放棄を求めていた。仮に、これが形見の品だったならば、どうするつもりだったのか。
 担当者の対応を見る限り、バイトや派遣、契約社員だったようで、正社員と比べ、責任がないからそのようなことが言えるのだろう。正社員にしても、警備会社の人間だから、自然と体力自慢の体育会系が多いため、そこには、接客業としての自覚がない。
 尤も、食品を扱っている企業でさえ、原材料で不正するくらいだから、空港での検査員が、安全を背景に、乗客に対し、傲慢な態度をしてもおかしくはないのかもしれない。
(第千二百四十二段)
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by akasakatei | 2007-01-24 21:08 | 産業 | Comments(0)

旅始空港関問答(たびはじめみやざきのせき)

 宮崎空港で、ANAの手荷物検査を受けたところ、呼び止められる。ペットボトルがないかという。生憎、持っていない。
 そこで、鞄を調べられる。シャンプーやメガネクリーナーが出て来る。
 それらのうち、メガネクリーナーが機内持込制限品らしい。そのような話しを聞いたことはない。
 係りは、置いていくか、預かって羽田で渡すというので、預かって貰うことにする。羽田での待ち時間は五分とのことである。預かり証だけ渡される。正直、空港で物がなくなった話しはよく聞く。これでは心配である。
 そこには担当者名も連絡先もない。
 そこで、名刺を貰うことにする。驚いたことに持参しておらず、空港の責任者を呼ぶことになる。
 この責任者はANAの総代理店の社員である。疑問を確認すれば、待ち時間は十分、また、羽田で万が一に備え、そこの担当者を確認すれば分からないとの答えである。更に、無くなった場合に備え、その補償を訊いても明確な答えはない。
 『勧進帳』における富樫の方が未だ良い。
(第千二百四十一段)
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by akasakatei | 2007-01-23 20:44 | 余暇 | Comments(0)

旅始宮崎市(たびはじめみやざきし)

  「にちりん11号」は宮崎に十五時九分に着く。これは東京を「のぞみ1号」で出発し、途中下車せず、宮崎を目指すと、この列車に乗り継ぐことになる。
 宮崎も延岡同様に寂れた感じである。
 最近では、知事の不正と鳥インフルエンザが有名である。
 前者関連では、まず、タレントが知事に立候補したけれど、宿泊先の近くにその選挙事務所がある。中を覗けば、何人かが机に向かっている。
 そこで県庁に行ってみる。途中、鳥関連の飲食店が目立つ。だけれど、商店街に活気はない。
 活気があるのは、むしろ風俗街である。県庁を目指していたのに、その関係の店が多くなる。
 年配女性が声を掛けて来る。
 どうやらこの辺りは、様々に入り乱れていると思われる。
 翌日、バスで宮崎空港へ向かう。驚いたことに、駅前に車庫があるのだけれど、その出庫から遅れる。どうなっているのだろう。理解に苦しむ。
(第千二百四十段)
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by akasakatei | 2007-01-22 20:29 | 余暇 | Comments(0)