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東海道貨物(しょうなんらいなー)

 東京に戻ったのは十時半過ぎである。一旦、自宅に戻り、夕方、再びホームに立つ。十八時半発の「湘南ライナー一号」に乗るわけだが、夕方に東京駅を発車する「湘南ライナー」のうち、これだけが珍しい経由をする。
鶴見から横浜羽沢、そして戸塚まで、貨物線を走る。この経由での列車は、平日の朝には多い。また、新宿発の「ホームライナー小田原」もこの経由で走る。ただ、新宿発が遅く、暗くなってしまう。
本当ならば、乗車は朝が理想だけれど、乗車に必要となる朝のライナー券は前売りで、完売に近いと聞いたことがある。そうなると、夕方しかない。
東京駅では早くから行列が出来ている。
日頃から、利用している人達だろう。こちらは勝手分からず、その後ろに続くだけである。
定刻に発車した列車は西大井、新川崎を通過し、いよいよ貨物線へ入る。地下が多いのが特徴である。
横浜を経由せず、東戸塚付近に出た時には、それこそ、狐に化かされた気さえする。
妙な気分のまま、藤沢で下車する。
(第千九十六段)
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by akasakatei | 2006-08-31 21:31 | 余暇 | Comments(0)

阪急今津連絡線(じゅんきゅううめだゆき)

 山陰を後にし、三宮で一泊する。
ここで、泊まったのには理由がある。阪急今津線より神戸線への連絡線に乗るためである。ここを走るのは、平日の朝に数本あるのみである。
八月二十一日、月曜日、宝塚七時発の準急に乗る。これは、終点の梅田には七時三十五分に着く。
連絡線があるのは、門戸厄神から武庫之荘の間である。途中の西宮北口は、時刻表では通過扱いとなっている。
今津線より神戸線に入る時、一旦停止する。
この種の連絡線は前から触れている通り、完乗については、参考記録ながら、意外に面白い。
これは簡単には乗れないためだろう。
この日は、東京に戻った後、東京駅を十八時半発の「湘南ライナー一号」に乗ることになっている。
これは貨物線を通る。
定刻に梅田着。
これより、東京へ急ぐ。
(第千九十五段)
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by akasakatei | 2006-08-30 21:31 | 余暇 | Comments(0)

山陰道中五大社(まつえへのみちいずもたいしゃ)

 出雲大社前駅から出雲大社までは、歩いて十分くらいである。今回の旅、唯一の観光かもしれない。
 靖国神社とは異なり、ここには嫌な雰囲気はない。
 最初に訪れたのは大学一年の春休みで、十九年前である。あの時は、境内に蒸気機関車が展示されていた。それが、今はない。
 境内を一周し、宝物殿を見る。
 刀や鎧がある。
 これからの予定は、出雲市を十三時二十五分発の「やくも二十号」で岡山に出ることにしている。
 時間があるので、出雲そばを食べようと思う。
 参道より門前に出て、案内板を見ると、旧大社駅とある。元JRの駅である。
 訪れることにする。
 レトロ鉄道展を行なっており、構内には、出雲大社にあった蒸気機関車も移されている。ただ、訪れている人はいない。地元の女性らが大黒市と称し、切り花や野菜を売っている。
 構内に入り、機関車を確認すれば、荒れている。折角、保存するなら、もう少し手入れをすべきだろう。
(第千九十四段)
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by akasakatei | 2006-08-29 21:55 | 余暇 | Comments(0)

山陰道中四一畑(まつえへのみちいちばたでんしゃ)

 翌二十日、この日は、目的である一畑電車に乗る。
 松江駅近くで泊まったので、松江しんじ湖温泉駅まで行かねばならない。
 時刻表によれば、あまり本数がないと思っていたのだけれど、実際には、市内を循環するバスが走るので、それほど不便ではない。前にはなかったものである。
 十年振りの松江は、駅前も綺麗になり、面影を見出すのが難しいほどである。
 裏道を歩けば、残っているものの、それも時間の問題か。
 松江しんじ湖温泉駅も、駅名と駅舎が変わった。発車まで、時間があるため、駅前にある足湯を使う。地元の人が何人かいる。
 一畑電車は二本の路線よりなる。松江と出雲を結ぶ線と、その途中の川跡から出雲大社へ向かう線である。
 川跡を担当していた年配の女性駅員の放送は、独特で記憶に残っている。今回、楽しみにしていたところ、ここでも駅舎が綺麗になり、担当も年配の男性に代わっていた。
 案内放送は分かり難くなった感じで、観光客らしい外人に乗り換えを訊かれる。
 (第千九十三段)
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by akasakatei | 2006-08-28 21:30 | 余暇 | Comments(0)

山陰道中三松江(まつえへのみちさんいんほんせん)

 「北近畿五号」に乗っていたのは短く、十分弱である。城崎温泉十二時五十三分着。このために、特急券を用意した。
 ここから松江まで、あと何本かの列車に乗り継がねばならない。
 十二時五十七分発の普通で、浜坂を目指す。この列車は、途中で、餘部鉄橋を渡る。来年に架け替えられる。
 この列車で驚いたのは、山陰本線の普通に、立ち客が何人もいたことである。初めて見た。どうやら、胸にバッジを付けた人が何人もいるところを見ると、ツアー客のようである。
 団体は餘部で下車する。ホームが人で溢れ返っている。旗を持った添乗員もいる。
 ちょっと、意外な光景であった。
 浜坂に十四時一分着。二十六分の接続で、鳥取行きの普通に乗り換える。
 鳥取からは特急「スーパーまつかぜ五号」に乗るけれど、松江はこの経由だと、本当に遠い。乗り換えの連続なので、疲れる。
 尤も、この日の暑さは台風が通り過ぎたことも関係する。後に知ったところによれば、三十七度近かったようである。
 振り子を使った加速の良いディ―ゼル特急は、十六時四十九分に松江に着く。何だか、乗物酔いをした様子である。
(第千九十二段)
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by akasakatei | 2006-08-27 21:26 | 余暇 | Comments(0)

山陰道中二豊岡(まつえへのみちしゃりょう)

  「はしだて一号」の車内は満員である。ただ、車輛は観光地へ行く列車なのに、旧国鉄のものである。
 十一時二十三分、天橋立着。ここより一分接続の「タンゴディスカバリー六十一号」に乗り換える。
 乗り換えた車輛は北近畿タンゴ鉄道のもので、かつて流行したハイデカーである。さきほどの列車と比べてしまう。
 指定席に落ち着けば、六人しか乗っていない。それも、ひと固まりで、妙に寒々としている。隣席の通路側は若い女性だったけれど、どうして窓側の席を発売しなかったのか。
 検札に来た車掌はどこでも自由に座って良いと言う。そこで、運転席のすぐ後ろの席に移る。
 ここからだと、ロングレール化していないことがよく分かる。
 野田川に着き、問題が起きる。前を走る「快速タンゴ悠遊号」が遅れており、こちらも十分ほど遅れ始める。時刻表を広げる。
 この後、予定では豊岡で、十四分の接続となる「北近畿五号」に乗ることになっている。これに乗れないと、松江着が二時間遅れることになる。
 幸い、八分ほどの遅れで豊岡着。指定席の他の五人は下車したのか、姿が見えなかった。
(第千九十一段)
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by akasakatei | 2006-08-26 21:25 | 余暇 | Comments(0)

山陰道中一丹後(まつえへのみちあじわい

 八月十九日の土曜日、松江へ向かうため、新横浜を六時十八分発の「のぞみ一号」に乗る。時間的には、岡山より伯備線経由で行った方が短縮になる。
 それ故、いつも使っている経由なので、今回は変えることにし、山陰本線と北近畿タンゴ鉄道を使うことにする。
 松江に足を運ぶのは十年振りである。目的は、四月に一畑電鉄が一畑電車に社名を変え、どのように変わったかを知ることである。
 京都着、八時十六分。ここより、九時二十二分発の「はしだて一号」で天橋立に向かう。北近畿タンゴ鉄道に乗り入れる電車である。
 この待ち時間に昼食用の駅弁を探す。「はしだて一号」は特急だけれど、今や、ひとりの乗車時間が短いこともあり、車内販売のない特急もある。食べ物を確保するに越したことはない。
 構内を探し、柱で分かり難い場所に位置する売店で鯛めしを購入する。渡される際、年配女性の販売員より「おおきに」と言われる。こうした言葉を聞くのは久し振りである。
 この弁当で、まず良かったのは昔ながらの包装と器である。中身は、塩の利いた鯛が入っており、また、豆類や茸型の里芋など、素朴ながらも懐かしいものであった。
(第千九十段)
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by akasakatei | 2006-08-25 21:24 | 余暇 | Comments(0)

嘘見分(ぎりにんじょう)

 現代でも、義理と人情を売り物にする経営者がいる。
 そうした企業は、例えば、取引先より、あることを頼まれた場合、断れないことが多いようである。
 ただ、ここで注意しなければならないことは、義理と人情とはいっても、純粋にそれだけの経営者は少なく、ほとんどは儲けという下心を持つ。
 地方でそこそこ名の通った企業の経営者に目立つ。
 彼らは、その儲けのために協力し、契約書さえ読まない。故に、後で事実を知り、北朝鮮を思わせる瀬戸際交渉をする。
 契約内容では、彼らの主張は当然認められないものだけれど、そこを義理や人情と彼らが思っているような考え方で押し通そうとする。断れば、理屈ではないと恫喝する。誠に、北朝鮮のような理不尽さである。
 義理や人情とは、損得を抜きにしたものである。彼らのいうこととは異なる。
 このような企業の会社案内やホームページを見ると、人の和、人に喜ばれるなどとの白々しい文句が並ぶ。
 例えば、本当に頑張る人は自分を頑張る人とは言わない。つまり、これらを口に出して言うことは、実際には嘘ともいえる。
(第千八十九段)
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by akasakatei | 2006-08-24 21:09 | 産業 | Comments(0)

音声方(こういうときこそ)

 新聞によれば、仕事場で使っているパソコンのバッテリー電池が回収されるという。早速、窓口に連絡をする。
 そこで驚かされたのが、案内のテープである。
 業務時間が吹き込まれているのだけれど、終わりは十八時までという。掛けたのは十七時過ぎである。これはどういうことだろう。
 火に油を注いでいる。顧客は益々不信になると思われる。
 また、同じ日、航空会社の広報部に連絡を入れた。
 これは、今度、国内線を利用するにあたり、機内への持ち込み出来る荷物の確認である。イギリス関係では、かなり制限されており、その影響を知りたかったのである。
 この時、電話したのが、十二時半前である。
ここでも、テープの案内が流れる。それによれば、業務時間外とのことである。
航空会社はサービス業のひとつである。それも掛けた部署は、窓口ともいうべき、広報である。役所のようなことをしてどうするのか。従業員が交代で休憩を取れば良いだけの話しである。気の利いた市役所ならば、土日でも業務を行なっている。
最近、企業に連絡をしようとしても、その連絡先を探すのでさえひと苦労する。極端に隠そうとしているように見受けられる。詳しくは、ホームページとあるものの、使えないものが目立つ。
(第千八十八段)
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by akasakatei | 2006-08-23 21:21 | 産業 | Comments(0)

東京大停電(じょうほうのみきわめ)

 東京が停電になった朝、丁度、仕事場でコピーを取ろうとしていた。電気が落ちた時、使い過ぎかと考え、まず、ビルの管理室に電話をする。
 時間が早いこともあり、呼び出し音が鳴るばかりである。
 外を見ると、信号が消え、警官が代わりに誘導をしている。
 テレビやパソコンが使えないこともあり、ビルの目の前にある交番より情報を得るため、外に出る。それに、中にいては冷房が使えず、暑い。
 ビルの玄関は防犯のため、一定の時間だけ、出入りにカードが必要となる。
 カードの要らない時間なのに、ドアは閉まったままである。解除をし、交番で訊く。
 それによると、ゲリラだという。気を付けるよう、警官に言われる。
 空を仰げば、ヘリコプターが何機か飛んでいる。
 事務所に戻ろうとしたところ、今度は中に入れない。カードを受け付けない。
 仕方なく、警備会社に連絡する。
 結局はゲリラではなかったものの、改めて、情報網を含め、脆い上に現代社会が成り立っていることを肌で感じる。
(第千八十七段)
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by akasakatei | 2006-08-22 21:10 | 情報 | Comments(0)