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浦榎音櫓絢(くさばのしき)

 最近、プロ野球関係者の会見をよく見掛ける。先日もまた阪神と横浜のオーナーが出ていた。
 何でも、大学生にお金を渡していたという。これについては、その大学生に読売も渡していたということで、夏にオーナーが辞任している。その時点において、この二球団は、そうした行為について行なわれていなかったと認識していたようだが、事実は違っていた。
 それにしても、大学生は何故夏の時点で全てを言わなかったのか。この二球団に迷惑を掛けると思ったのか。また、アマとプロの接触についての制限の認識もなかったのか。
 こうしたことを考えると、軽率だったという外はなく、野球以外の常識も身に付けて貰いたいものである。
 本人は依然として国内のプロを希望しているようだが、この際、新しく参入する球団や石毛氏が立ち上げた四国の独立リーグでも構わないのではないか。新しい歴史に名前を刻むのも悪くはない。
 今回の問題に関して、未然に防ぐための一番のポイントは新人の自由獲得で、これによりドラフト制度が意味のないものとなってしまっている。逆指名や自由獲得の前の状態に戻した方が良いと思われる。一部には、希望しない球団の場合に拒否されるとの声もあるけれど、そこはスカウトの腕の見せ所であろう。
このままだとプロ野球の人気は益々下がるに違いなく、面白くなくなった時期を考えるとドラフト制度が改革されたそれと重なっている。一部球団の人気だけでは最早支えられなくなっている。
(第四百二十七段)
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by akasakatei | 2004-10-31 01:16 | 日記 | Comments(0)

幻倭戦筑紫(ゆめしりーずあさもや)

 翌十七日、地下鉄の始発で天神に向かう。
 西鉄福岡(天神)五時四十二分発の大牟田行きに乗る。この日から、花畑、試験場前付近が高架化された。これが目的である。それを知らせるポスターが車内で揺れている。川崎選手である。
 南海時代からホークスファンだった者にとり、これは複雑である。西鉄は南海にとってはライバル球団であり、それが時を経た今、ホークスの選手が西鉄のポスターに使われているのである。
 それにしても、パリーグが今年から採用したプレーオフは盛り上がったものの、ホークスファンにとっては遣り切れなかった。
 そのためか否かは知らないけれど、日本シリーズが行なわれているにも関わらず、昨夜は静かであった。
 そういえば、早朝、博多でピカチュウのパジャマを着たふたりの若い女性が駅の階段で寝そべっていた。これはルンペンかそれとも家出か。
 閑話休題。乗ったのは大牟田行きだったはずだが、途中で車輛を交換するため、乗り換えさせられる。高架化された付近に近付けば、工事関係者らが見守っている。その中を電車は走る。
 さっきまで、電車は朝靄の筑紫路を走っていたのだが、気付けばもう日が昇っている。
(第四百二十六段)
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by akasakatei | 2004-10-30 01:08 | 日記 | Comments(0)

幻倭戦鷹町(ゆめしりーずなみだ)

 博多には十四時五十七分に着く。この後は、西鉄宮地岳線を訪れる予定である。だけれど、その前に荷物をホテルに置いて行くことにする。
 博多はホークスファンにとっては聖なる町である。東京では目にしたことがないホークスの選手を使ったポスターをあちこちで見掛ける。そういえば、先日、親会社が産業再生機構を活用すると報じられたが、ホークスもこのままというわけにはいかないだろう。どうなるのだろうか。チームが福岡を離れるとは考え難いが。
 宮地岳線に乗るため、地下鉄で貝塚に出る。途中、中洲川端で乗り換える必要がある。ここは上下ホームの乗り換えなので楽である。東京でもこうした乗り換えが望まれる。ホームにはクラシックが流れ、居心地を重視していると思われる。また張られた地下鉄のポスターには和田投手が使われている。
 物珍しいうちに貝塚着。ここから宮地岳線の乗り換えはすぐである。地下鉄の改札を出ると、すぐにその改札である。
その昔、地下鉄が計画された時、乗り入れも検討されたというが結局は軌間が問題となり見送られた経緯がある。その名残であろうか、それとも、未だ計画を捨てていないのか。
今回の目的は八月に高架化された付近である。乗車は和白までにする。
電車は二両編成である。休みの日にこうした線に乗っていると、つい途中下車の誘惑に駆られ、ゆっくりとその町で一晩を過ごしたくなる。
(第四百二十五段)
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by akasakatei | 2004-10-29 21:07 | 日記 | Comments(0)

幻倭戦景色(ゆめしりーずみちゆき)

 十二時二十九分発の金田行きは行橋を後にする。土曜でも部活があるのか、車内には制服姿の高校生が何人かいる。座席は全て埋まり、立っている人もいる。
 平成筑豊鉄道には十年前の二月に乗ったことがある。あの時は平日の午後ということもあり空いていた。今日とは違い、曇の日であった。ここが日本の旅の良いところである。天気がはっきりし、四季があるため、同じ場所でも幾通りもの楽しみ方が出来る。日本に生まれた有り難さである。
 十三時二十八分、金田着。ここから三分の接続で直方行きが出る。
直方は先場所優勝した大関の魁皇関の故郷である。九州場所では横綱に挑戦する。地元では一番一番に手に汗を握るに違いない。
 定刻に直方着。次の博多方面へのJRの電車は十四時である。橋を渡り、乗り場に急ぐ。
 JRのこの線に初めて乗ったのは九十年である。未だ学生だった頃である。つい昨日のように思われる。あの当時と比べ、社会は不況であり、凶悪事件が増えたものの、車窓からの自然は変わらない。
 だけれど、篠栗線に入り、高架化された付近を走ると、そこは記憶にはない部分である。こういう時、時間を感じる。
(第四百二十四段)
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by akasakatei | 2004-10-28 20:58 | 日記 | Comments(0)

幻倭戦万屋(ゆめしりーずちょうたつ)

 昨夜は遅く、今朝は早かったため、つい転寝をしてしまう。気付いて時計に目を遣れば、もうすぐ小倉に着く。予定では十一時十三分に着き、十四分の接続で行橋方面の普通がある。
 小倉には三月に来た。あれから半年近く経っている。あの時は、別府、熊本経由で鹿児島に向かった。今回は行橋から平成筑豊鉄道、篠栗線を経由し博多へ向かう。
 行橋に向かう電車は土曜の昼前ということもあり、ボックス席にひとりくらいの乗車である。このためか否かは分からぬが、後ろから年配の男性が携帯電話を使う声が聞こえてくる。声が大きいので、内容が筒抜けである。概して、九州の人は声が大きい。
 十一時五十七分、三十分ほどで高架になった行橋に着く。今度の平成筑豊鉄道の金田行きは十二時二十九分なので時間がある。この間を利用し、昼食にする。ただ、朝食が遅かったこともあり食欲はない。ならば、先で食べても良さそうに思うだろうが、ここで腹に入れておかないと、直方まで食いはぐれる可能性がある。その直方には十三時五十一分に着く。
 昼食のため改札を出ると、コンビニがある。最近、高架になったばかりの駅には必ずコンビニがある。手軽に様々な物が買え便利になったけれど、地域性がどこに行っても感じられなくなるのは寂しい。
(第四百二十三段)
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by akasakatei | 2004-10-27 20:57 | 日記 | Comments(0)

幻倭戦食材(ゆめしりーずあじ)

 名古屋市営地下鉄名城線を乗り終え、東山線経由で名古屋に戻れば、七時半前である。予定では十時三十四分発の「のぞみ九号」で九州を目指すつもりで指定券も用意しているが、少しでも早く九州に入りたいので変更をする。
 一番早い博多直通の「のぞみ」は満席だったので、七時四十八分発の「のぞみ二百一号」で新大阪まで、そこからは六分の待ち合わせで八時四十六分発「ひかり三百五十一号」に乗り継ぐことにする。
 切符を改札に入れれば、発車まで七分ほどしかない。朝食が未だなので、それも用意するとなるとかなり慌ただしい。勿論、車内販売もあるけれど、新大阪までの五十分ほどの間に回って来るか分からない。
 ホームに上がれば、丁度良い按配に売店がある。何種類かあるものの、時間がないこともあり、そう吟味もせずにひとつを選ぶ。
 車内でそれを広げれば、八丁味噌を使ったカツと海老フライの丼弁当である。この味噌は甘辛いこともあり、味をまろやかにするため半熟卵も添えられている。確かに、これは有り難いけれど、車内ではそれを剥くのに気を使う。下手をすれば汚してしまう。そうしたことは昨日で懲りている。
 最近では、空弁といって、空港でも弁当を売っている。それは駅弁と比べ、ひと回り小さいという。これは飛行機の座席が鉄道と違い狭いからである。また、匂いが充満するメニューも避けているらしい。
 そうした点からすれば、駅弁は自由な発想で作ることが出来るものの、やはり汁気が伴うものは乗り合わせた人のことを考えたら、避けた方がお互いに不愉快にならないのではないかと思われる。
(第四百二十二段)
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by akasakatei | 2004-10-26 20:58 | 日記 | Comments(0)

幻倭戦地下(ゆめしりーずかんじょうせん)

 名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の金城ふ頭から名古屋へ戻ると、六時三十二分である。これから、名古屋市営地下鉄名城線の延伸区間である新瑞橋から名古屋大学までの五・一キロを乗らなければならない。
 名古屋からだと、桜通線で新瑞橋に出るか、東山線で本山を経由するかになる。結局は、桜通線から入る。これはあおなみ線からだと、東山線の改札の方が遠かったからに他ならない。
 新瑞橋で桜通線を降り、今回の目的である名城線のホームを目指す。正直、地下鉄の延伸は乗っていて景色が見えないこともあり、旅情にはほど遠いものの、その地域を知る上では適している。
 例えば,この名城線は今度の開業により、全国の地下鉄では初めての環状運転である。都営大江戸線も環状部分はあるものの、「6」の字運転である。
 その名城線だが、面白いことに行き先案内板を見れば、「名城線(右回り)」「名城線(左回り)」となっている。これがJR山手線や大阪環状線になると、内回り、外回りとなる。都営大江戸線の場合は走行している区間により、行き先の後に表示される経由地が変わる仕組みである。
こうした比較は面白い。
また、発車ベルも特徴がある。その多くはJRでのメロディや私鉄における昔ながらの合図だけれど、名古屋では短く切った「ボッ ボッ ボッ」といったものである。慣れない間は驚かされるものの、名古屋に来ているという実感は湧く。
(第四百二十一段)
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by akasakatei | 2004-10-25 21:08 | 日記 | Comments(0)

幻倭戦埠頭(ゆめしりーずみなと)

 十月十六日、朝四時五十分にホテルを出る。これから、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の始発に乗るためである。始発は五時三十分ある。
 辺りは未だ暗い。やや肌寒い。ただ、ホテルから駅までは歩いて五分も掛からないので助かる。だけれど、駅前なのに、やや早目に出たのには理由がある。あおなみ線の乗り場がどうも分かり難そうな場所のようで、探す可能性が否定出来ないのである。
 実際、案内の看板もあるのだけれど、あるところを境にそれがなくなる。JRの有人改札口で確認をすれば、駅の反対側だという。あおなみ線は元々貨物線を旅客線にしたこともあり、ホームの場所が取れなかったに違いない。
 漸く乗り場を見付ければ、ひっそりとしている。かつては裏口だったのではないかと思わせるほどである。十五・二キロ先の終点・金城ふ頭までの切符を買い、ホームに上がれば、ホームドアがある。電車も入線しているものの、未だドアは開けていない。
 この間を利用しトイレから戻ると、漸く客扱いを行なっている。車内を見回せば広告は少ない。
 けれど、この沿線にはかなりの家がある。そのうちに増えていくことだろう。
 金城ふ頭までの間、高架化されていることもあり、乗り心地が悪くない。ただ、始発ということもあり、乗客は他にひとりしかいない。五時五十四分、終点着。
(第四百二十段)
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by akasakatei | 2004-10-24 08:39 | 日記 | Comments(0)

幻倭戦出発(ゆめしりーずたびだち)

 十月六日、名古屋に新しい鉄道が開業した。名古屋市営地下鉄名城線と名古屋臨海高速鉄道あおなみ線である。
 これらについて、すぐにも行きたかったものの、十七日に福岡を走る西鉄大牟田線の花畑から津福までが高架化されることを知り、十五日の夜から出発することにする。また、九州に足を伸ばすついでに、同じ西鉄の宮地岳線の貝塚から香椎宮前、平成筑豊鉄道の行橋駅付近、JR篠栗線吉塚付近も訪れることにする。これらは何れも高架化関係である。完乗後に完成したこともあり、未だ乗っていないところである。
 それにしても、出発を延ばしたのは正解であった。というのも、九日は台風二十二号が関東を直撃し、交通機関が乱れたからである。だけれど、予期しなかったものもある。先に書いた風邪による喉の痛みである。
 最初は仕事終了後に夜行快速「ムーンライトながら」で名古屋に入る予定で指定券を用意していたものの、多少強行に近いスケジュールだったこともあり、体調を考え、東京二十時三十三分発「のぞみ七十七号」に変更をする。これだと、名古屋には二十二時十一分に着き、その日をホテルで過ごせる。
 名古屋までの間、夕飯として大丸の地下で買った弁当を広げる。フタを開ければ、匂いが一面に漂う。中華は敬遠すべきだったかもしれない。更に、困ったことがもうひとつある。汁気の漏れである。今後買う時は、場所と中身を考える必要がありそうである。
(第四百十九段)
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by akasakatei | 2004-10-23 17:42 | 日記 | Comments(0)

魅味事(ろかのたわごと)

 上海の運び屋が仕事場に寄る。昼時ということもあり、某ファーストフードのハンバーガーセットを手土産に持って来る。
 それについて、ここ何年も口にしたことがない。洋食が口に合わないこともあるし、量的にも物足りない。
 ハンバーガーを齧ると、まず肉にその臭さを感じる。若い時には何とも思わなかったものである。また、揚げたポテトの油っこさはどうであろうか。すぐに消化不良を覚える。ここで、思い当たったのは、先の量の不足について、大量の油を使うことにより補おうとしているのではないかとの疑問である。
 だから、毎日、それを食べていたら大変なことになると思われる。
安いというだけで、それを昼食にしている人を知っているけれど、これは長期的に考えると健康には良くないだろう。今は節約しているつもりであろうが、将来的には医療費ばかり掛かってしまうのではないか。そうなると、収支は変わらないに違いない。
 そうしたことを考え、食べ終わった途端、喉に痛みを覚える。どうやら風邪の兆候のようである。ハンバーガーと関連があるのか否かは未だ分からないものの、どうやら相性は悪いようである。
(第四百十八段)
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by akasakatei | 2004-10-22 21:05 | 日記 | Comments(0)