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音階大家族(はにほのうた)

 世の中が物騒だと書いた矢先にトラップに捕まる。誰かが、街中に釘を撒いたようで踏んでしまう。靴の底を貫通し、足の裏に少し食い込む。古釘故に破傷風が心配なこともあり、外科で消毒して貰おうにも、土曜の午後、しかも自宅より一時間ほどの場所で、保険証も携帯していなかったので、仕方なく急いで自宅に戻り、傷口を調べる。針の先ほどで、血が滲んでいる。水で洗い消毒薬を塗る。これで大丈夫か否かは知らぬが、いざ入院となれば保険が貰えるだろうと割り切る。丁度、この日は夏風邪のためか、喉が痛く、体力的に衰えていたこともあり、発症の可能性は高いだろう。
 それにしても、腹立たしいのは、釘を撒いた連中と土曜の午後が休診である外科である。前者は何を目的としたのか。車をパンクさせるつもりだったならば、道の端に撒いても用をなさない。また、最近、土曜の午後や木曜に医者の休診が目立つが、患者のことを考えたら、その明かりを消さないのが望ましい。いつ何時、病気や怪我になるか分からないのである。基本的に、医者という職業は特別職であり、人の上に立つという心構えではいけない。これを忘れると、報道で見られる問題を起こすことになる。
 何はともあれ、こうした事態になると、古人は薬草を探し、傷の手当てをしたのだろう。現代人は救急車を考えたが、流石に、この傷では呼びかねた。尤も、実はこれが大きな元だったりする。そうなると災難としかいいようがない。
(第三百四段)
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by akasakatei | 2004-06-30 20:07 | 余暇 | Comments(0)

御用法(まくらがひくいと)

 世の中物騒である。渋谷における駅員への発砲、田園調布での刃物を持った外人によるスリ事件である。
 いつからこのような社会になってしまったのか。これでは町を安心して歩けない。外国にいる気分にさえなる。かつて二十一世紀初頭になると、我が国は悪い意味でアメリカのようになると言われたものだけれど、その様相を帯びてきた。
 これらを解決するにはどうするべきか。早い話、前にも触れたけれど、今の法は加害者に対しては甘過ぎる。罰を重くすれば良い。不法な拳銃・武器の所持、殺人、盗みなど、反社会的な行為であり、かつてのように死刑でも構わないだろう。
 以前調査したところ、加害者の再犯率は高く、現在の矯正システムは上手く機能していない。税金の無駄遣いというだけでなく、これでは治安は悪くなる一方である。
 それにしても、昼間、それも人が多い時間帯でのこれらの事件を見ていると、いつ犯罪に巻き込まれてもおかしくはない感じである。特に、最近は外人の集団でのそれが目立つ。外人がたむろしているのを見ると、つい疑いの目で見てしまう。これに対処するには鎖国が一番の手である。ただ、経済面では現実的ではなく、入国を厳しくする以外に、手はないだろう。現状では生温い。
(第三百三段)
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by akasakatei | 2004-06-29 20:06 | 政治 | Comments(0)

路墓途(さくにおぼれて)

 修理に出していたPHSが出来上がったと連絡があり、例の窓口に足を運ぶ。故障の原因に関しては結局分からず、中の部品を交換したと説明がある。ということは、今後も同様な現象が見られる可能性があるわけで、消費者としては安心して使えない。三菱の車のように何かを隠しているのではないか、と疑いたくもなる。
 それにしても、最近の機械は壊れ易い。身の回りではパソコンがその筆頭である。パソコンといえば、このところの選挙ではどこの投票所でも住民台帳の代わりにパソコンを導入しているようである。バーコードで整理券を読み取り、投票用紙を出力している。だが、この処理能力は遅く常時行列が十人は出来ている始末である。確かに、人手は減ったものの、こう待たされると厭味のひとつも言いたくなる。故障が起きたらどうするのであろうか。いつもパソコンのトラブルに悩まされている者からすれば、選挙という重要な時に使うのは疑問である。見たところ、技術者らしい姿もなく、危機管理が欠如しているのではないか。
 行列といえば、駅の自動改札も迷惑である。これについては以前にも触れたことがある。改札の手前で定期券や切符を用意しておくことが常識と思うのだけれど、中にはすぐ手前になってから探し始め、他人の進入を妨げる者がいる。他に目を転じれば、よく確認もせずに平気で人の定期券や切符を持って行く者さえいる。こうしたことはトラブルの種になりかねないものである。人件費ばかりに目を奪われてはいけない。
(第三百二段)
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by akasakatei | 2004-06-28 20:05 | 産業 | Comments(0)

積鷹和(かずのまやかし)

 前に地元の市長選に関して触れた。結果は革新系の現職が百三十六票差で三選された。正直、今回は新人が各保守政党の推薦を受けたこともあり、難しいのではないかと思っていた。というのも、最近の選挙では、公明党と密接な関係にある創価学会の行動を無視することは出来ない。特に、今回は候補がふたりしかおらず、その影響が予想された。それが僅差の数字にも表れている。
 現職が当選した要因を探ると、その人柄にあると思う。現職とは顔見知りである。道で会うと現職から挨拶をしてくる。これは市議時代と変わらない。市議の頃は毎朝駅で手作りの市政報告ニュースを配っていて、それを貰ううちに顔見知りとなった。それ以来、会えば市政への要望を伝えるようにしている。熱心に耳を傾けてくれ、関連の部署から後日回答が届く。これは現職が就任してからで、公約通りの市民中心の市政である。前市政では考えられなかったことである。
 それにしても、一票の重みをこれほど感じたことはない。この百三十六票によっては、全く違う市政となってしまうのである。よく自分が投票してもしなくても変わらないので棄権する有権者を見掛けるけれど、考え直すべきである。
 (第三百一段)
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by akasakatei | 2004-06-27 20:03 | 政治 | Comments(0)

沖横鯛塀葉(りけんめぐり)

 今回で三百段である。二百段が三月だったから、この間余程腹立たしいことばかりだったに違いない。振り返れば、四月以降は毎日書いている。そうしたことがなければ、これほど書けるはずはない。
理想は何ヶ月かに一度しか書くことがないことである。早く暮らし易い世の中になって貰いたい。
 こう願うものの一方では、最近集団・組織について書いているけれど、個人と衝突するのは当然であって、まず避けられない。その理由についてはこれまで触れてきた通りである。経済や法律、政治はそこを無視することもあり、価値観が多様化した現代社会では用を成していない。
 例えば、このところ話題に上がっているプロ野球のオリックスと近鉄の合併問題は明らかに選手やファンなど個人の気持ちは完全に無視されている。ただ、球団を何とかして残そうとしているようにしか見えない。残したとしても、ファンは付いてくるのか。
 パリーグ球団の赤字に関しては昔から指摘されているけれど、問題はやはりセリーグにテレビで中継される人気球団が集まっていること、それに球界の盟主と自他ともに認める読売球団のオーナーが球界を私物化し、ドラフトやFAを使って、人気選手ばかりを集めているからである。尤も、それでいてなかなか勝てないのは、監督に資質がないからである。
 どれも球団側の理由で、消費者の立場には立っていない。これからどうなるのか注目される。
(第三百段)
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by akasakatei | 2004-06-26 20:01 | 社会心理 | Comments(0)

邪宮社(えらびたくとも)

 甲と乙の話しは相変わらず続いている。
 甲の話しは、集団・組織論の観点から考えると、例の上司がひとりの者を攻撃するのは、そこにおける弱者を作ることにより、上司への不満をその弱者に向けさせることにある。甲の話しによれば、部下全体が怒鳴られており、不満が生まれない方が不思議である。
 だが、これは許されることではない。部下がどういう答えを出すかにより、この職場の今後が変わる。
 それにしても、この上司には人権の感覚があるのか。話しを聞いている限り、先に書いた考えを持っているようには思えず、ただ、自分の立場だけを気にしているのではないか。
 事実、甲の口からもそれは発せられている。
 何でも、上司の上司が来ると愛想がよくなり、また、部下が出したアイデアも上に対しては自分の手柄のように報告するという。
 典型的に、ドラマで見られる悪役に近い。部下への配慮は皆無であろう。配慮があれば他人の前で怒鳴ったりはしない。これにより、第三者に悪い印象を与えているのに気付かないのか。
 世の中、親と上司は選べないと言われるけれど、一生を左右させる重大な要因である。恵まれないと、それこそ地を這うことになりかねない。運というだけでは割り切れない。
(第二百九十九段)
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by akasakatei | 2004-06-25 20:00 | 産業 | Comments(0)

感理織(かんとくのししつ)

 喫茶店で聞いた話である。話しているのは学生時代からの友人同士と思われる女性のふたり連れである。甲と乙とする。内容はOLをしている甲の上司の悪口である。
 それによれば、この異動で上司が変わり、その上司が毎日部下を怒鳴っていて、それも尋常ではなく、取引先の前でも平気で行なうらしい。更に、ある部下には罵詈雑言を一日中浴びせているともいう。そして、その部下がミスをしようものならば罰金を払わせ、また迷惑を掛けたならば退職する内容の誓約書まで書かせた、と甲は話す。かなり怒っている。当然である。何でも、その上司は大人しいタイプの人間は嫌いで、標的にするようである。
 怒りを通り越し、呆れた話しである。上司の仕事は、如何に部下を管理し、会社の業績を上げるかである。管理とは怒ることではない。社会には様々な人間がいる。これは会社も例外ではない。ここで大事なのは、部下を自分好みにすることではなく、部下がどうやったら仕事が出来るようになるかである。画一的な指導では駄目で、ひとりひとりに合わせなくてはならない。怒って伸びる人間がいる一方で、褒めて伸びる人間もいる。
 要は、管理職に望まれる資質は人を見極める力量と個々に対する指導力である。これを忘れてはならない。プロ野球でいえば、現在いる戦力で、選手に合わせた作戦を駆使出来る監督こそ素晴らしいのであり、こうした選手がいないから勝てないと言い訳する監督はその資格がない。チームの弱点がなければ、それこそ誰が監督をしても良いことになる。監督の力量はそこに表れる。会社も同じである。
(第二百九十八段)
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by akasakatei | 2004-06-24 19:59 | 産業 | Comments(0)

外食数(のこりすくなきそとのあじ)

 幸い膵臓と肝臓の検査結果は悪くなかった。ただ、医師より、これまで通りに酒は控え、食事も和食を中心とするようにアドバイスを貰う。
 その帰り道、食事について考える。
 人生の残り年数は長くてあと三十五年ほどである。食事の回数は三万八千三百二十五回である。これらのうち、外食は何回くらいになるだろうか。現在、朝晩は自宅であり、昼も仕事場には自宅から弁当を持って行っている。ということは、外食をする機会はそれほど多くはないことになる。単純計算すれば、動ける間を二十五年とし、休みを月に九日とすれば二千七百回となる。勿論、休日に出歩いてばかりということはなく、外出するのは月に半分くらいか。
 こう考えてくると、その機会はかなり減る。ならば、折角、外食するならば、家で食べられる物をわざわざ外で食べる必要はないといことである。
 以上より、居酒屋やファーストフード、ファミリーレストランなどは外れることになる。残るのは各国料理のレストランや和食の専門店などか。だが、医師の言葉を忘れてはならない。何はともあれ、残された回数は少なく、後悔がないようじっくりと選びたい。
(第二百九十七段)
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by akasakatei | 2004-06-23 19:59 | 余暇 | Comments(0)

酔頭問(さけでのこうかい)

 寝汗で目が覚める。目の奥が痛む。時刻を確認すれば、日付が変わったばかりである。 
 部屋が煩い。冷房の音である。寝る前にタイマーにしたはずなのにおかしい。酔った状態だったため、他のボタンを押したのか。それは兎も角、このままでは風邪を引く。
 部屋が静かになったところで、数時間前を思い出す。故郷で佐貫の酒仙と飲んでいた。量はそれほどではなかったけれど、疲れていたからか、すぐに酒には飽きてしまった。疲れていたというのは、先に書いたPHSの修理を出した秋葉原から、日が高かったこともあり、皇居、警視庁、国会議事堂を横目に故郷まで歩いたからに他ならない。また、故郷より南青山までも往復した。これは酒仙が故郷より生活圏に近かった南青山も見たいと言ったためである。これらの歩いた距離自体はそれほどでもないが、夏の日差しが体力的に辛かったのだろう。
 記憶を辿り、朝を迎えてからのことを考える。先日行なった膵臓と肝臓の検査結果を明日確認しに行くことになっている。だが、この分だと、数値が悪く精密検査となった場合、アルコールが抜けていないこともあって、後日また足を運ばなくてはならないだろう。そうなると、医療費が掛かる。今後、酒は少し自重しなければならない。
(第二百九十六段)
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by akasakatei | 2004-06-22 19:58 | 余暇 | Comments(0)

電脳害(あきはばらにて)

 PHSの調子が悪いことについては前に触れた。結局、仕事に支障が生じ始めたので、携帯部門相談役の佐貫の酒仙に連れられ、秋葉原にあるサービス窓口に持っていく。
 だが、サービス窓口とは名前だけで、サービスに関しては良いとは言えない。というのも、最初からして、客を迎える言葉がなかったからである。普通は、「いらっしゃいませ」とまず言うところを無言であり、こちらから用件を伝え、初めて行動に移る始末である。
 また、修理に出すことになり、その際に伝票に記入すると、預り票兼同意書を渡された。その時は、引換の時に必要なものとの認識であったが、よく見れば、データが消える可能性があるとある。これについて、口頭での説明がないのはどうしてか。不親切極まりない。
 それに、その紙には受付店名の欄がある。そこにはスタンプが押されている。だが、これが印刷されている担当者名・電話・FAXの文字に完全に重なっていて、電話番号が判読出来ないものである。本当に、消費者のための仕事をしているのであろうか。
 これだけでも、消費者の不信感を招くのには事欠かさないのだけれど、最後の最後までそれは続く。それは担当者の見送りについてである。出口までとは言わないけれど、客が椅子から立ち上がり、出口に向かおうとするところまで担当者は残っているべきで、書類を渡すと同じに衝立の裏に消えてしまうのはどうであろうか。渡されたそれを仕舞うために未だ座った状態でいるのにである。理解に苦しむ。
(第二百九十五段)
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by akasakatei | 2004-06-21 19:57 | 産業 | Comments(0)