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鬼暦風(ゆきがとけて)

某企業が揺れている。一昨年には関連企業が問題を起こしている。こうしたことは、消費者が知らないだけで日常茶飯である。今更、驚くべきことではない。何しろ、輸入肉を国産として店頭に並べている小売店さえあるくらいだ。また、牛肉だけではない。鶏肉でも似たものだという。
鶏肉の場合、病気で毛の抜けたものも出荷しているらしい。出荷時において、健康なものも毛を毟るわけだから、多少混じっていても消費者の目には分らないだろうと考えているからのようだ。
何ともはや、物騒な世の中である。何も肉ばかりではない。野菜については以前より農薬が問題になっているし、魚ではかつて養殖ハマチがマスコミを騒がせた。こうなると、何を食べたらいいのか分らなくなってくる。
それでも根底を探れば、結局原因となっているのは企業の論理である。利潤のためなら何をしてもいいというものでもないだろう。
一体、個人と組織とはどういうものか。
一般的には、組織の前で個人は弱者と思われているかもしれないが、そのようなことはない。本来、個人は組織の構成員であり、それらを形成しているのである。確かに、組織が構成員を相応しいように形成させる場合もあるには違いないけれど、そこには自ずと、規範・倫理が作用するものである。
これらがうまく機能していない場合、今回のようになる。
かつてなら、それらを信じて進むことも出来ただろうけれど、現在、それらはどうなるか分らない時代である。信じられるのは己だけである。誠に珍しい事例かもしれぬ。尤も、自分を知りすぎたが故に、行動に出たとも考えられるが。何はともあれ、本当に大事なものが何かを最初に考え、行動すべきである。それにはある程度、発想の転換が必要でかもしれない。
(第十八段)
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by akasakatei | 2002-02-09 11:49 | 産業 | Comments(0)

武蔵野赤彩(ゆうひにしへ)

またも尊い命が中学生によって奪われた。東村山の事件である。加害者の通う学校によると、生命に対する教育を行なっていたというが、果たして本当だろうか。意外と、専門家にはその実情に疎いところがある。素人の方が反対に詳しいこともある。例えば、以下の様な例もある。
何年か前の法務教官の面接試験での話である。法務教官とは少年院や少年鑑別所で少年を指導する職業である。だから、ある程度若者文化を知らなければならないのは当然だろう。それが関係者なのに、無知同然らしいから驚く。
具体的には、普通、面接では最近関心を持ったことが訊かれるものである。丁度その頃は、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』が流行り、エヴァ現象がマスコミを飾っていて、その受験者はそれを答えたという。が、何人かいる面接官は誰も知らず、反対にどういうものか説明させられたらしい。
こうしたことで、本当に大丈夫なのか。否、問題があると言わねばなるまい。本来、少年犯罪は規範や倫理である。家族や地域の取り組みである。その重要性については以前にも触れたため、ここでは繰り返さないけれど、肝に銘じておくべきである。
さて、本題に戻る。税金を使っている仕事がこれでは困る。何のための施設か疑問さえ生まれる。やはり、世は不況なのに、倒産する心配がないため、適当に業務をこなしているだけと言われても仕方があるまい。また、前にも書いたが、公務員試験は「金とコネが物を言う」ため、仕事に対する責任感が薄いとさえ思われる。
こうした状態を如何に改善すべきか。簡単にいえば、その風潮を無くせばいいのである。そのため、常に組織に新しい血を入れることである。現在設けられている受験資格の年齢制限は公務員だからこそ、まず撤廃すべきことだろう。
(第十七段)
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by akasakatei | 2002-02-02 11:47 | 教育 | Comments(0)