カテゴリ:文芸( 834 )

鈴懸散歩道(えいがすずかけのさんぽみち)

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(映画館の案内:2018年2月11日撮影)

これを目当てに、毎年、集まる人も多い。落語や色物も番組とし

て入っているものの、中入り前の獅子舞となると、席を離れる人もかなりいる。
 というのも、獅子舞は、獅子と若手の噺家が客席を一緒に回るが、行ってしまうと手持ち無沙汰になるからだろう。
 今年、若手の噺家が三人いたが、その内のふたりが女性で、内、ひとりは前座見習いと思われる。着物で回るが、緊張が見て取れる。
 終演後、神保町に戻る。
 故石坂洋次郎氏の原作で、氏の作品ということで足を運ぶ。
 物語は出版社を舞台に、いくつかの恋愛模様が描かれる。
 ただ、恋愛とはいっても、亭主や子供のある女性との恋、妻を亡くし、老母や子供がいる上司との恋などだ。
 登場人物らは、悩みながらも、答えを出す。
 台詞に、自我の目覚めと出て来るのが印象的だ。

 帰路、地元の最近よく行く店で杯を傾ける。

 看板後、近くに店で店主や女性のアルバイトらと杯を傾ける。

 店主の哲学を聞く。

(第五千二百九十六段)


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by akasakatei | 2018-03-01 00:27 | 文芸 | Comments(0)

鹿芝居世渡親子柵世(しかしばいこはかすがい)

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(当日の番組:2018年2月11日撮影)

 建国記念の日、朝、地下鉄で神保町へ向かう。
地上へ出ると、機動隊が待機している。デモに備えているのだろ

う。
わざわざ神保町に来たのは、「生誕100年記念池部良と昭和のダ

ンディズム池部良、佐田啓二、森雅之、上原謙一にっぽん美男子列

伝」の特集が組まれているからだ。この内、十七時四十五分からの

『すずかけの散歩道』を観ようと思う。
整理券方式の自由席だから、まず、チケットを入手しに来た。
もう少し遅くても良さそうだが、午後から夕方まで、国立演芸場

で鹿芝居だ。このため、席がなくなる可能性もある。
無事にチケットを入手後、渋谷へ出、芝居のチラシを探す。
短時間に都内をあちこちに移動し、流石に、何をやっているのか

と思う。
鹿芝居の開場は、十二時十五分だ。それまでに昼飯を済まそうと

思うが、朝は餅だったので、軽いもので済ませたい。
毎年恒例の鹿芝居は初日ということもあり、満員御礼だ。
年配の団体も来ている。町内会関係のようだ。今年の演目は、『世

渡親子柵―人情噺子は鎹―』だ。演者は、馬生師匠を中心に、正雀

師匠、馬楽師匠、世之介師匠、菊春師匠、それに、若手の噺家らで

行なわれる。

(第五千二百九十五段)


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by akasakatei | 2018-02-28 00:26 | 文芸 | Comments(0)

映画好色本(えいがえろぼん)

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(下北沢の映画館:2018年2月10日撮影)

二月十日、仕事帰りに下北沢へ寄る。映画『えろぼん! オヤジとムスコの性春日記』を観るためだ。

 一週間限定となっている。それもレイトショーだ。

 この映画館の客席は少ないものの、なかなか興味深い作品を上演してくれる。何回か、来たことがある。

 今回、足を運ぶ気になったのは、美魔女という一条綺美香氏が出演者に名前を連ねていたためだ。

内容は昭和生まれの父と平成生まれの息子を中心にした物語だ。それに女性が絡む。

観ていると、地元の川が撮影で出て来る。
 客席は、R15指定というためか、男性ばかりだ。

見ていると、互いに顔見知りも結構いるようで、寄席にいるような雰囲気もある。

映画好きなのか、それとも、この分野の映画が好きなのか、今ひとつ掴めない。

上映後、舞台挨拶がある。

関係者が八人ほど並び、中でも、監督の話しが面白い。

パンフレットへのサイン会もあり、訪れた人のほとんどが購入しており、列が出来る。

(第五千二百九十四段)


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by akasakatei | 2018-02-27 22:59 | 文芸 | Comments(0)

映画豆腐豊田市(えいがほしめぐりのまち)

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(映画館前の線路のモニュメント:2018年1月28日撮影)

 一月二十八日、学生時代の友人らとの散策だ。

 今年のテーマは、数字に因む場所の散策で、今月は一之江に向かう。

 集合は十三時なので、午前中、調布へ出、映画『星めぐりの町』を観る。

 前日が公開日で、仕事帰りに観たかったものの、時間が合わなかった。

 調布の映画館は、出来たばかりで、入るのは初めてだ。京王線の地下化後に作られた。
 建物の入口前には、線路跡を描いたと思われるレールがある。
 ところで、今回、足を運ぶ気になったのは、小林稔侍氏が、映画において、初めての主役というためだ。
 パンフレットを買い、内容を初めて知る。
 温かい物語で、早朝から集まったのは、ご隠居と呼ばれる世代ばかりだ。
 東日本大震災で全てを失った少年と主人公を中心に話しが進む。春の豊田市が舞台だ。
 大詰め、主人公が「男は誰の助けも借りず、生きて行かなければならない時が来る。」という趣旨の台詞に、半生を想像する。
 最後、少年と主人公が、故宮沢賢治氏の詩を言う。
 エンディングの静かな演奏と合わせ、余韻が残る。

(第五千二百七十六段)


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by akasakatei | 2018-02-09 19:14 | 文芸 | Comments(0)

大寒波芝居(さむいなかのはつしばい)

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(寒い中の劇場:2018年1月24日撮影)

四十年振り以上に、低温注意報が出た日、角界の隠蔽が、また、明らかとなる。
 現在、親方が広報部長をしている部屋で、兄弟子が弟弟子を殴り、大怪我をさせたにも関わらず、公表していなかったらしい。協会への報告だけで十分としていたみたいだが、それで良いとする協会の体質も問われる。
 尚、この親方は、過去の話しと考えているみたいだが、親方自身、ゴルフクラブで弟子を殴っていたことがある。
 そうした中、芝居より帰る。
 今回の目的だった『箱根霊験誓仇討』は中村屋が演じる。一月の国立劇場での『世界花小栗判官』のパロディともいえる。
 『七福神』は舞踊で、目出度い感じだ。
 襲名披露の『菅原伝授手習鑑』は、「車引」における松王丸を幸四郎丈、「寺子屋」を白鸚丈が演じる。
 翌朝、仕事場に出る、社員が使う冷蔵庫の冷凍庫より、鼠が出て来たと女性責任者がいう。
 何かと思えば、先日、退職した男性が飼っていた白蛇の餌だという。最初、女性責任者は餃子だと思ったため、何気なく触り、その後、かなり慌てたとのことだ。無菌故、大丈夫だと他の従業員が言ったものの、パニックになったと聞く。
 疲れる話しだ。

(第五千二百七十二段)


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by akasakatei | 2018-02-05 18:08 | 文芸 | Comments(0)

木挽町昼高麗屋襲名(はつはるこびきちょうひるこうらいやしゅうめい)

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(初春歌舞伎座祝い幕:2018年1月24日撮影)

先の雪が残っている場所も多く、歩き難い道もある。雪掻きしているか否かで、その家の人間が分かる。
 雪は止んだが、寒気は強く、油断すると風邪引きそうだ。
 そうした中の一月二十四日、歌舞伎座昼の部へ行く。壽初春大歌舞伎となっている。

高麗屋三代の襲名披露で、『箱根霊験誓仇討(箱根山中施行、箱根山中白滝)』、『七福神』、『菅原伝授手習鑑(車引、寺小屋)』が並ぶ。

 目的は『箱根霊験誓仇討(箱根山中施行、箱根山中白滝)』だ。

 観たことはなく、襲名披露は、偶然、三階席のチケットが取れたので、その延長上という意識だ。三階席がなければ、一幕席を考えていた。

 目的の演目は、最初、猿之助丈が出演する予定だったが、先に触れた怪我のため、配役が変更となっている。

当日、一幕見席のチケット売り場を見れば、結構、行列が出来ている。珍しい演目だからか。
 最近では、観たことがない演目を中心に足を運ぶが、最初に出る演目なら、かなり朝早く行けば座れるはずだ。ただ、二番目以降は、分からない。このため、一幕見席を利用することはなく、半日を劇場で過ごすことになる。

昔の劇評を読むと、一幕見席は意外にあったようだ。今では、ない劇場ばかりだ。

 (第五千二百七十一段)


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by akasakatei | 2018-02-04 17:41 | 文芸 | Comments(0)

初春演舞場内容(とおしえんぶじょう)

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(Bプロ宙乗り後の幕間:2018年1月14日撮影)

この日は、昼夜通し故、朝から開いている銭湯に寄りたいものの、流石に、朝六時に自宅を出、暗い中、探す気にもなれない。
 また、寒波も来て、今でさえ悪い体調を更に崩しそうだ。
 この日の昼の劇場は、各地からバスの団体も、かなり来ている。
 名古屋から個人で来たお婆さんは、途中の雪で新幹線が遅れたという。
 ところで、芝居だが、まずは、大病を克服した獅童丈が、『天竺徳兵衛韓噺(宗観館より梅津邸奥庭まで)』を演じる。これは、宙乗りがあるが、初めてだというのは意外だ。
 成田屋の睨みの口上を挟み、上演が途絶えた新歌舞伎十八番の『鎌倉八幡宮静の法楽舞』だ。長唄、常磐津、竹本、清元、加東節などの鳴物が五つ、同時に演奏する。
 成田屋の自主公演から始まった『日本むかし話』は、今回、「一寸法師」、「かぐや姫」が加わった。自主公演より観ているが、上手く繋げたと感心する。

大詰において、かぐや姫と別れる尊役を成田屋が演じる。台詞にに関し、その私生活と重なるものがある。

(第五千二百五十九段)


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by akasakatei | 2018-01-23 22:26 | 文芸 | Comments(0)

初春演舞場(いざはつしばいえんぶじょう)

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(新橋演舞場の光景:2018年1月14日撮影)

 初場所を前に、角立行司に処分が下された。この行司に関しては、昨年、テレビで仕事に関する番組で放送され、家族も出て来た。如何なる気分か。

 また、親方の名跡変更も発表された。先日、夕刊紙で採り上げられた件で、それを考えながら眺める。

そうした中の初場所の日、新橋演舞場へ行く。

 今回は、Aプロ、Bプロとなっている。通しで観る。

 前者には、『天竺徳兵衛韓噺(宗観館より梅津邸奥庭まで)』、成田屋の『口上』、『鎌倉八幡宮静の法楽舞』、後者には、『日本むかし話(竜宮物語、桃太郎鬼ヶ島外伝、疾風如白狗怒涛之花咲翁物語。、一寸法師、かぐや姫)』が並ぶ。

 これらの内、目的は、『天竺徳兵衛韓噺』、『日本むかし話(竜宮物語、桃太郎鬼ヶ島外伝、疾風如白狗怒涛之花咲翁物語。、一寸法師、かぐや姫)』だ。

 『天竺徳兵衛韓噺』は、以前、澤瀉型による『天竺徳兵衛新噺』で観たものの、どう異なるのか。

『日本むかし話(竜宮物語、桃太郎鬼ヶ島外伝、疾風如白狗怒涛之花咲翁物語。、一寸法師、かぐや姫)』は、成田屋の自主公演で一部を観た。今回、場が増えている。

(第五千二百五十八段)


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by akasakatei | 2018-01-22 22:24 | 文芸 | Comments(0)

弥生美術館滝田(やよいでのたきたゆうてん)

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(弥生美術館:2018年1月8日撮影)

前日より三連休だが、成人の日、朝一番で、弥生美術館へ足を運ぶ。
 この美術館は仕事場に近く、休みにわざわざ行きたくもないが、勤務時間と合わないから仕方がない。
 今、「滝田ゆう展」が行なわれている。
 氏の作品については、文庫化されたものには目を通した。
 若くして、亡くなったのは残念だ。
 その展示だが、原画が並べられている。
 また、CMのポスターが懐かしい。
 ここは、隣接する竹久夢二美術館にも共通入場券で入れる。
 思えば、十年以上前、佐貫の酒仙が、招待券をくれ、訪れたことがある。

そうした中、テレビの不具合だ。

録画機能が使えない。

電気屋に訊けば、メーカーに連絡した方が早いという。

電話すると、亀山ブランドのメーカーは、やる気があるのかないのか、ネットで確認しろとだけ電話口で言われる。我が国のメーカーでは不祥事が続くが、その力が衰えてきていることを再認識する。

財界では、経済に関し、メーカー頼みのようだが、正直、その荷が重過ぎることを実感する。

(第五千二百五十段)


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by akasakatei | 2018-01-14 13:40 | 文芸 | Comments(0)

国立初芝居小栗(こくりつはつしばいおぐりもの)

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(劇場の玄関:2018年1月7日撮影)

角界で立行司の不祥事がある。セクハラだ。

大阪大学で入試のミスがある。外部より指摘されたにも関わらず、己が正しいと思い込み、三回目の指摘で、やっと非を認めた。

何れも、お粗末な話しだ。

そうした中の正月七日、国立劇場の初芝居である。

音羽屋の『世界花小栗判官』で、これまで、観たことはない。

七草粥を食べ、芝居前、産土神に初詣へ行く。流石に、人はおらず、静寂さが戻っている。
 ただ、年末年始が仕事だった故、初詣をしたものの、気分的には日常と変わらない。形だけ、済ませたというだけだ。
 歩いて劇場へ向かう。
 未だ、正月飾りを出している建物がかなりある。地方によって異なるとはいうが、それだけ、似非都会人が多いか、物を知らないのか。

劇場では、この日まで、ロビーに獅子舞が登場する。今や、見られるのは、こうした時だけだ。

終わった後、用賀に出、銭湯で暖まる。浴室の絵は菖蒲だ。

(第五千二百四十九段)


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by akasakatei | 2018-01-13 18:51 | 文芸 | Comments(0)