カテゴリ:文芸( 798 )

成田屋五右衛門外伝(いしかわごえもんがいでん)

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(公演ポスター:2017年6月11日撮影)


六月十一日、シアターコクーンへ足を運ぶ。
成田屋の自主公演だ。「ABKAI2017」として、演目は『石

川五右衛門外伝』である。
石川五右衛門を扱った芝居は、数多く、最近でも、かなり新作が

作られている。
日曜の朝、代々木公園の脇を通り、渋谷を目指す。
電車で行くと乗り換えが面倒だが、朝だと、道も空いており、郊

外列車の最寄り駅より、十五分ほどで着く。
時間があるので、チェーンのカフェで休み、本屋の棚を眺める。
世では、官房長官が、学園関係者が、偶然、総理の友人だったと

したが、よくそのような嘘が言えるものだ。この政権は、何かに付

け、道徳というが、欠けているのは自分らだろう。
それにしても、江戸なら、こうした事件を芝居にしたはずだ。
現在の芝居で物足りないのは、こうした点だ。
ところで、今回、話題は、何人かの外部からの俳優の出演、それ

に、成田屋のふたりの子供が登場するかどうかだ。出演は、子供故、

気分次第だという。
結果からいえば、登場する。芝居の中で、一番拍手を貰っていた。

(第五千四十三段)


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by akasakatei | 2017-06-21 16:39 | 文芸 | Comments(0)

映画吉田類酒場(えいがこよいほろよいさかばで)

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(配られたビール:2017年6月10日撮影)


六月十日、仕事帰りに、先日、チケットを買った吉田類氏の映画『今宵、ほろ酔い酒場で』を新宿へ観に行く。
 トークショー付きである。
 酒ということで、足を運ぶ。
 この日も仕事は七時からで、十五時には終わる。
 開場は十八時からなので、若干時間があるものの、移動や入浴、夕食を済まそうとすると慌ただしい。
 慌ただしいといえば、日常か。その日常において、上皇が復活するみたいだが、流石に、法皇が出て来ることはないだろう。あるとすれば、興味深い。
 仕事後、東新宿へ出、銭湯で汗を流す。浴室の絵は北陸の山だ。
 さっぱりとし、新宿三丁目へ向かう。
 未だ、十六時前だ。以前、入ったことのあり二丁目の蕎麦屋で、霰蕎麦を頼む。待つ間、蕎麦切りで、杯を傾ける。
 出て来た霰蕎麦は、貝柱を揚げたもので、海苔の磯の香り、それに柚子も鼻を擽る。
 他に客はおらず、柱時計の音しかしない。
 ほろ酔い加減で、映画館の席に落ち着く。入場前に、ビール、ツマミが配られる。
 トーク前に吉田類氏による乾杯がある。
 館内は満員で、ファンの存在を実感する。
 物語は、オムニバス形式で、酒の良さが分かるものとなっている。

それにしても、終盤、ビールの影響でトイレへ立つ人がかなりいる。

(第五千四十二段)


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by akasakatei | 2017-06-20 21:43 | 文芸 | Comments(0)

映画家族二(ぞくかぞくはつらいよ)

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(作品ポスター:2017年5月27日撮影)


今後、心から笑える時代はなくなるだろう。
最近の政治を見ていると、ただでさえ、暗黒の印象がある平成だ

が、更に、そうした印象を深めるに違いない。
経済の崩壊により、貧富の差が広がり、階層が固定化された。そ

れだけでも、後世、生きたくない時代なのに、政治でも、平成の治

安維持法が出来、警察が、憶測だけで、取り締まり、何れ、戦火に

繋がるはずだ。
子供の頃、昔の警察は悪かったとよく聞いた。繰り返されるだろ

う。
実際、官房長官の発言を聞いていると、政権に都合の悪い人物へ

の人格攻撃はどうか。治安維持法を使い、圧力を掛けて来ると察せ

られる。
そうした中の五月二十七日、仕事帰りに、有楽町へ寄る。
映画『家族はつらいよ2』を観るためだ。
監督の山田洋次氏関連では、先日、前進座歌舞伎を観た。劇中に

おいて、宣伝を行なっていた。
二合ほど、杯を傾けてから、映画館へ向かう。
今回は高齢者の運転や孤独死が描かれる。

遠い話しだが、何れ、身に起こる問題だ。
尚、作品内で、地元や柴又がロケに使われている。

(第五千二十八段)


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by akasakatei | 2017-06-06 22:09 | 文芸 | Comments(0)

能楽五月新作男(のうがくおとこごころのうちがわへ)

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(開演前の国立能楽堂:2017年5月25日撮影)


 今年になって、三月以降、毎月、能楽に触れている。

 一昨年は一回だけだったので、かなりのペースだ。

そうした中の五月二十五日、仕事帰りに、国立能楽堂へ寄る。

 企画公演「新作から古典―男心の内側へ―」を観に行く。

 曲は、『ふろしき』(大蔵流)、『綾鼓』(喜多流)だ。

 今回、前者が新作狂言ということで足を運ぶ。落語が元になっている。落語の言い回しを上手く、狂言に入れている。

尤も、落語で、それを聴いたことはない。
 また、能の『綾鼓』は、元々、宝生流と金剛流にあり、前者から譲渡されたものだ。それを改作したことで、喜多流では新作の位置付けだという。

 購入したプログラムによれば、宝生流の『綾鼓』は『恋重荷』と類曲と書かれている。

 何年か前、観世流のそれを観たことがある。

 公演が終わり、外に出ると、二十時半過ぎだ。再び、雨が落ち始める。

 来月もここへ来る予定だ。

(第五千二十六段)


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by akasakatei | 2017-06-04 22:17 | 文芸 | Comments(0)

映画灯銚子電鉄(えいがともしび)

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(映画館のロビー:2017年5月21日撮影)


アンコールもあった関係で、やや急いで、新宿へ移動する。
銭湯へ寄る暇がなくなった。

暑いので、汗を流したかった。
映画『トモシビ 銚子電鉄6,4Kmの軌跡』については、銚子

電鉄というだけで足を運ぶ
諦めないことがテーマだ。
原作は小説で、銚子電鉄を応援する高校生の物語だ。
何年か前、劇中に登場する車輌を目当てに、佐貫の酒仙に誘われ、

銚子を訪れたことを思い出す。

その際、伊達巻を食べた。

舌が覚えている。
ところで、客席には、鉄道ファンらしき人が目立つ。

銚子というと、他に覚えているのが、母校が初めて夏の甲子園に

出た時、大会史上初めてサヨナラ本塁打を打たれた学校が銚子商業だったことだ。

 かなり前の話しだ。

 尚、初めて銚子に訪れたのは社会人になったばかりの頃だ。

(第五千二十二段)


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by akasakatei | 2017-05-31 20:15 | 文芸 | Comments(0)

氷艶破沙羅(ひょうじょうかぶき)

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(銀盤:2017年5月21日撮影)


五月二十一日、代々木第一体育館での歌舞伎とフィギュアスケートとのコラボレーション『氷艶hyoen2017―破沙羅―』を観に行く。

 夕方からは、新宿に出、映画『トモシビ 銚子電鉄6,4Kmの軌跡』を観るので、なかなか忙しい。

 予報では気温が高くなるという。となると、どのような服装が良いのか。

何年か前、フィギュアスケートは、一度、観たことがある。防寒対策をした記憶がある。
 結局、ジャケットだけを着て行くことにする。

 朝食後、明治神宮前へ急ぐ。

『氷艶hyoen2017―破沙羅―』は、歌舞伎の静、スケートの動を融合させるような舞台だ。宙乗りもあり、外連味も強い。
 マイクを使っていることもあり、普段の歌舞伎とは異なる感じだ。   大向こうからの掛け声もない。
 台詞は、主に、歌舞伎役者が担当する。
 客席の多くは、フィギュアスケートのファンと思われる。
 スケーターの演技には、盛大な手拍手が集まる。
 物語は劇中劇で進む。

最近の花形役者は、様々なことに挑戦する。

(第五千二十一段)


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by akasakatei | 2017-05-30 20:06 | 文芸 | Comments(0)

映画猫忍者(えいがねこにん)

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(映画館外観:2017年5月17日撮影)


平成の治安維持法に動きがあった。
自由に物が言えるのも、あと少しだ。
昔とは違うと言いながら、既に、報道、大企業の動きを見ている

と、ほとんど政府寄りで何も変わらない。
良識がないというべきか。
良識といえば、仙台での中学か。
苛めで自殺した生徒に複数の教師が体罰していたことが明らかに

なった。保護者からの連絡で判明する。
そうした中の五月二十日、仕事帰りに新宿へ寄る。
映画『猫忍』を観るためだ。
猫が出て来るので、足を向ける。
客席は、猫好きが目立つ。
物語は、猫を父と信じる主人公の抜け忍が追われる場面より始ま

る。
何故、信じるか。
変化の術で猫になったと考えている。
親子、自由、組織が描かれる。
最後、出演者の名前を眺めていたら、知り合いのプロレスラーが

出ていた。

(第五千二十段)


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by akasakatei | 2017-05-29 21:57 | 文芸 | Comments(0)

国立山田歌舞伎(ぜんしんざしんさくかぶき)

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(五月公演のポスター:2017年5月14日撮影)

昨夜は、右手首が痛く、脂汗が出た。

ひと晩寝ても、未だ、痛みとアルコールが残る。

シャワーを浴び、芝居へ出掛ける用意をする。

外は曇りだ。

五月十四日、国立劇場での前進座歌舞伎『裏長屋騒動記』だ。
これは、山田洋次氏が脚本の新作歌舞伎だ。これは、落語『らくだ』、『井戸の茶碗』を下敷きにしている。
 客席は、関東近県からの団体が目立つ。観光バスが何台も、駐車

場に入って来る。

歌舞伎座とは、また、異なる客層だ。
今回、前進座による喜劇を目指すらしい。

確かに、笑いがあちこちにある。

氏の代表作の台詞や今後、公開される作品の宣伝もある。

台詞も分かり易い。

今後、再演されるかのか注目したい。
帰路、世田谷へ寄り、汗を流す。絵は富士と海だ。

昨夜のアルコールも抜け、さっぱりとした気分となる。

(第五千十三段)


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by akasakatei | 2017-05-22 17:58 | 文芸 | Comments(0)

明治座花形昼松嶋屋(めいじざはながたしばいひる)

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(明治座の緞帳:2017年5月7日撮影)


 地元の世捨て人より連絡がある。

 近くのホームセンターで買った泥鰌用の土管が開けたところ、壊れていたとのことだ。

 そのホームセンターでは、金魚そのものも扱っているものの、元気がないことがほとんどだ。

 水が汚れているのか、背びれを畳み、底にいることも目立つ。

そうした中の五月七日、明治座昼の部へ足を運ぶ。花形歌舞伎だ。

 『月形半平太』、『楳茂都三人連獅子』が並ぶ。

 目的は前者だ。歌舞伎化されるのは、初めてらしい。

 演じるのは、松嶋屋だ。

『月形半平太』は、新国劇から移されたものだ。当然、新作となる。殺陣に関し、歌舞伎の様式美とは異なり、リアルな動きがある。
 大詰、注目している役者が顔を合わせる。意外に、こうしたことはない。
 花形歌舞伎だから、観られたものだ。
 また、『楳茂都三人連獅子』は舞踊だが、「楳茂都」と入る通り、いつもの舞踊とは違う。子を思う親の気持ちが伝わる。

(第五千七段)


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by akasakatei | 2017-05-16 16:37 | 文芸 | Comments(0)

東中野大蔵流五家狂言会(うめわかのうがくがくいんにて)

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(梅若能楽学院会館見所:2017年4月29日撮影)


 寄贈された本が京都の図書館で、職員の独断で廃棄されたことを知る。学問上の損失とされる。

 文系の本故、軽率に扱われたのか、それとも、意図的なことか。つい時代と結び付けて考えてしまう。

 現在、役所は政権の顔色を窺っている節がある。

 それでいえば、紀元二千六百年の式典以後、新体制の言葉の下、世相が可笑しくなったとの話しもある。

 そうした中の昭和の日の朝、北朝鮮からのミサイル発射で、東京地下鉄が運転を一時見合わせた。

 休みを取ったので、直接的な影響はなかったものの、仕事なら、丁度、乗っている時間だ。

 同日夕方、東中野の梅若能楽学院会館へ行く。

 大蔵流五家狂言会がある。

 『鴈礫』、『惣八』、『棒縛』、『茶壺』、『千切線』が並ぶ。足を運んだのは、仕事関係で知り合った狂言師が出るためだ。

 案内が届いた。

東中野で下車するのは、初めてだ。多少早く行き、会場を確認する。
                   (第四千九百九十八段)


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by akasakatei | 2017-05-07 22:08 | 文芸 | Comments(0)