2017年 08月 24日 ( 1 )

晩夏怪(ばんかのあるひ)

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(暑くなると:2017年8月2日撮影)


 仕事場でのことだ。

アルバイトの五十代の男性が出社して来ない。電話をしても繋がらない。前日、女性責任者が注意をしたからか。

その翌日は、給料日である。未だ、アルバイトは振り込みではなく、手渡しだ。

それにも現れない。

こうなると、身寄りもなく、ひとり暮らし故、何かあったと考えるのが普通だ。というのも、そのアルバイトのアパートの部屋にはエアコンがなく、熱中症になっても不思議ではない。

ただ、ここからが問題で、住所は分かっても、鍵がない。管理会社や大家も知らない。

となると、行政や警察に頼るしかない。

前者は個人情報ということで立会いを断わられ、警察となる。

例の女性責任者が向かう。

女性責任者は、私は「女性議員のような怒り方はしていない。」などと言っている。

何時間後、連絡が入る。

部屋を警官とノックしても出て来ず、大家を探し、ドアを開けたところ、肘を枕に、横になってテレビを見ていたという。

警官より、電話には出、ドアをノックしたら、出るように諭されたらしい。

尚、電話に出なかったのはプリペイド式の携帯電話のためとのことだ。

それにしても、個人情報がひとつの壁となり、孤立死が増えるのも当然かもしれない。緊急時、何も出来ない。

(第五千百七段)


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by akasakatei | 2017-08-24 05:35 | 社会心理 | Comments(0)